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ボロボロ髪を抜け出せた私が、美髪のために「やめたこと3つ」 | ビューティーガール

時刻(time):2023-04-14 08:14源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
美髪作りをはじめて5年以上経ち、「汚髪」だった私が、自分の髪を好きだと思えるようになりました。 最近の私の髪(2023年3月) ありがたいことにアドバイスを求められることが増えましたが、よく思うことが、髪に良い事をたくさん取り入れたとしても、髪に悪いことも同時にしていれば、美髪作りはできないということ。 毛髪診断士として身に着けた知識をもとに、髪

 美髪作りをはじめて5年以上経ち、「汚髪」だった私が、自分の髪を好きだと思えるようになりました。

最近の私の髪(2023年3月)

最近の私の髪(2023年3月)

 ありがたいことにアドバイスを求められることが増えましたが、よく思うことが、髪に良い事をたくさん取り入れたとしても、髪に悪いことも同時にしていれば、美髪作りはできないということ。

 毛髪診断士として身に着けた知識をもとに、髪のために「やめたこと」をご紹介します。






1.美容師さんに遠慮すること


美容師さんと元井

美容師さんと元井

 美髪のために毎日のホームケアで気をつけるべきは、「高熱・摩擦・紫外線」ですが、それよりもインパクトが大きいのが美容院でのカラーやパーマなど、薬剤を使った化学的な施術です。

 どんなに毎日髪に気をつかっていても、美容院でダメージの大きな施術をチョイスされてしまっていては、ダメージヘアからは抜け出せません。そこに気づいた私は、美容師さんに余計な気をつかって遠慮することをやめました。

 美容院では、はじめに「今日はどうしますか?」という会話をする、ヒアリングの時間があると思いますが、私は本心を言えないでいました。

 例えばカラーリングだったら、本心では、「こういうふうにして欲しいけど、選択肢として何がありますか? それは、どんなダメージが予想されますか? 他にどんな方法があるでしょうか?」などと聞いた上で、「それでは、こっちにしてください」というように、納得がいくまで時間を使って相談をしたい。

 でも、そのころの私はただの汚髪女。「私の髪を大事に扱って」と伝えることが恥ずかしく思ってしまう上に、詳しすぎることを突っ込んで質問したり、相談に時間を取ってもらったりすることは、「空気の読めない痛い客」と思われるのではないかと不安になってしまっていたのです。

 しかし、それでは美髪作りはできません。あるとき、勇気を振り絞って

「これからは長期的な目線で美髪ロングを目指していきたい。そのために、毎回の施術やそこで使用する薬剤を、デザイン重視ではなく、美髪重視で選んで欲しい」

 ということを伝えました。それから美髪作りがグンと前進したことをよく覚えています。






2.毎日洗髪すること


 次に、洗髪の頻度です。日本で暮らしている人の多くは、1日1回洗髪している方が多いと思いますが、髪質や皮脂の分泌量によっては、2日に1回くらいでも、頭皮にトラブルが起きなければ問題がないということを学びました。

 髪は、濡れているときにキューティクルが開き、ダメージを受けやすくなります。そのため、濡れた状態で少なからず摩擦が生じ、ドライヤーの高熱をあてられることになる「洗髪」は、頭皮の清潔のためには必要なことなのですが、毛髪にとっては負担でもあります。

 これは衣類に例えると分かりやすいのですが、360回洗濯された服と、180回洗濯された服では、後者のほうが良い状態をキープしていると思います。

 髪も、毎日洗えば1年で365回洗濯することになりますが、2日に1回であれば182.5回と負担が半減するのです。

 私の美髪作りは、2人の子どもの出産&育児期間と重なっていたため、そもそも長い髪を毎日洗って乾かすことが大変、ということもありました。そこで思い切って洗髪しない日を設けてみたところ、特に問題が起きませんでした。そこから徐々に洗髪しない日を増やし、今では2日に1回の洗髪で定着しています。

 ただ、これには注意も必要です。私は毛量こそ多いのですが、皮脂分泌量が少ないことと、あまり外出しないライフスタイル&整髪料をつけないヘアスタイルだからこそ、2日に1回の洗髪でも頭皮の健康を保てています。

 洗髪頻度を減らしてみようと思った方は、少しずつ様子見しながらやってみてくださいね。













3.高熱ヘアアイロン必須の巻き髪スタイル


アイロン必須だったころの私

アイロン必須だったころの私

 最後は、ヘアアイロン必須のヘアスタイルです。

 汚髪時代は、茶色でセミロングの巻き髪が定番でした。髪がとても傷んでいたので、180℃のヘアアイロンで髪を巻いてツヤを演出し、ようやく髪を「見せられる」くらいでした。

 洗いざらしの状態、つまり髪の「すっぴん」は、とてもじゃありませんが人に見せられるようなものではなかったのです。

 しかし、「髪が傷んでいる」→「ヘアアイロンで巻いてごまかす」→「なおさら傷む」という負のスパイラルから脱するために、少しずつヘアアイロンを使う頻度や範囲を減らしていきました。

 特別な日以外は巻き髪にしない、毛先ワンカールのみだけにする、まとめ髪で隠す、など。

 最終的に、ブローしただけのストレートヘアが基本スタイルになり、特別な日以外は極力アイロンを使いません。

昔180℃で使用していたカールアイロン

昔180℃で使用していたカールアイロン

 使うとしても必ず髪が乾いた状態で使用し、ストレートでもカールでも130℃の設定にしています。130℃なので強めのカールスタイルは作れないのですが、それは美髪のためと諦めています。

 以上3つが、美髪のためにやめたことです。どれも私の美髪作りに大きく貢献した内容なので、ぜひ検討してみてくださいね。

<文/毛髪診断士 元井里奈>
元井里奈
東栄新薬株式会社/取締役。毛髪診断士®/サプリメントアドバイザー/メノポーズ(更年期)カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram:@rinam.0922、Twitter:@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア




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