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「私の悪口言ってたでしょ」親友の誤解に困惑…“まさかの真相”に秒で仲直り | ビューテ

時刻(time):2023-04-13 08:40源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
全く思い当たる節がないのに、相手がいきなり不機嫌になったり、口を聞いてくれなくなったりすることってありませんか? 今回は、あるSNS投稿がきっかけでとんでもない誤解が生じてしまったエピソードを紹介します。まさに「口は災いの元」ならぬ「SNSは災いの元」だったようです。 大学時代の友人たちと食事へ 写真はイメージです。(以下同じ) 「日常の何気ない

 全く思い当たる節がないのに、相手がいきなり不機嫌になったり、口を聞いてくれなくなったりすることってありませんか? 今回は、あるSNS投稿がきっかけでとんでもない誤解が生じてしまったエピソードを紹介します。まさに「口は災いの元」ならぬ「SNSは災いの元」だったようです。






大学時代の友人たちと食事へ


大学時代の友人たちと食事へ

写真はイメージです。(以下同じ)

「日常の何気ないことだとしても、SNSに投稿するときは注意が必要ですね」

 そう語るのは、商社の広報課に勤務しているさゆりさん(仮名・27歳)。ある金曜日の夜、大学時代の仲間たちと共に恒例の食事会を催すことになりました。

「その会では、私の親友であるSがお店を予約してくれました。他にも仲のよい友達が集まるので、その食事会をすごく楽しみにしていたのですが…」

 さゆりさんの思いとは裏腹に、楽しいはずの食事会が全然そうではなかったようです。

「Sの様子がずっと暗くて、その場が全然盛り上がらなかったんです。他の友人たちも気を遣って明るく振舞ってくれていたのですが、それでもSは暗いままでした」






親友の口から出た言葉にア然


「その場の空気が悪くなるかもしれないと思ってあえてそっとしていましたが、耐えきれず、私はSに何かあったのかと尋ねました」

親友の口から出た言葉にア然
 しばらく沈黙が続き、ようやく口を開いたSさんは「私のいない所ではあんな風に言ってたんだね…」と語り出しました。

「そう言われても、私は全く見当がつかなかったんです。Sの悪口なんて言った覚えはなくて、何度も潔白を主張しました。でも、Sは聞く耳をもってくれませんでした」

 Sがなぜそのように感じたのか気になりながらも、その日はそこまででタイムアップ。さゆりさんはその言動が気がかりなまま帰宅したといいます。













インスタの動画を見返してギョッ!


 それから数日が過ぎたある日、さゆりさんが自身のインスタを見返していると、あることに気づきました。

インスタの動画を見返してギョッ!
「すでに投稿している、過去の食事会の動画に目が留まったんです。その会は、メンバーの自宅で行われたホームパーティーで、Sは私用で不参加だったんです。そのまま何気に観ていると、動画の中盤に『S(名前)はやっかいだから…』という、女性の声が入っていたんです」

 ちょうど、その場面の直前にカメラの三脚が倒れたようで、ピントのボケた料理の背後にその声が流れていて、しかもなんとなくさゆりさんの声色と似ていたそうです。

「その場面を観た時、とてもびっくりしたんです。瞬時にSの不機嫌はこの部分が原因だということも理解できました。でも、私には全く身に覚えはなく、だって、Sに対してそんなこと言うはずがないし…ただ、少しお酒も入っていたので、もしかしてとも…」






まさかのドラマのワンシーンだった


 気が動転したさゆりさんは、何度もその場面をみたり、当時集まった友人たちに電話をかけて原因を探ろうと必死でした。

 すると、一緒になって動画を見返してくれた友人から「それ、さゆりの声じゃなくない? テレビから流れてきてるっぽいと思うよ」というメッセージが入ります。

「落ち着いてもう一度動画を見返しました。そしたら、その時テレビで再生していたNetflixのドラマのワンシーンだったんです。みんなで話題になっていた作品で、ちょうど食事が始まる頃に再生されていたシーンをもう一度注意深く観てみると、たしかに私に似た声で言ってました…」













Sさん真相を説明、二人の関係はもと通り


 さゆりさんは、安堵の気持ちに浸るまもなく、近所に住んでいるSの自宅に自転車で向かいました。さゆりさんはSの玄関先でスマホを見せたところ、最初は半信半疑だったSもようやく理解してくれた様子で、あっけなく仲直りしたといいます。

「まさかこんなことが起こるとは…SNSの投稿って気をつけないとですね…」

 そう語ったさゆりさんは、投稿前に再チェックをすることを肝に命じたといいます。SNSは便利で簡単だからこそ、一呼吸おいて慎重に発信するように心がけたいですね。

―シリーズ「SNS絡みの思わぬトラブル」―

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<文/大杉沙樹>
大杉沙樹
わんぱく2児の母親というお仕事と、ライターを掛け持ちするアラフォー女子。昨今の情勢でアジアに単身赴任中の夫は帰国できず。家族団欒夢見てがんばってます。




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