キッチンのコンロや水回りってただでさえ汚れが落ちづらい上に、角や細かい部分にスポンジが届かないなど、悪戦苦闘しがちですよね。でも毎回気持ちよく使うために、なるべくラクして綺麗な状態を保ちたい!

100円ショップのSeria(セリア)
その名もセリアの「MINI BRUSH」シリーズ。さまざまな箇所の“部分掃除”用アイテムが登場していて、どれも痒いところに手が届く形状が特長です。今回はこのシリーズから、筆者の生活を変えてくれた3アイテムをご紹介したいと思います!
「排水口ブラシ」小さなL字が、洗いにくい“底面角”にフィット!
排水口の受け皿は網目が細かく汚れがこびりつきやすいためブラシでかき出しながらの掃除が最適。「排水口ブラシ」は先端のブラシ部分がL字型の特徴的な形をしていて、排水口や受け皿の掃除が断然はかどるミニブラシです。

L字型が、受け皿の底面の角にもぴったりとフィット。歯ブラシなどではどうにも届かなかった部分もしっかりと綺麗にすることができます。柄が長めなので排水口の奥の方まで届くところも◎。
「お掃除ヘラ」ブラシでは取れないこびりつき汚れに
隙間掃除では「お掃除ヘラ」が活躍してくれます。

コンロと台の境目部分は吹きこぼしてしまった液体や食材のカスなどの汚れが入り込みがち。そういった隙間部分の汚れをかき取ってくれます。
また、炒め物の最中にコンロに跳ねたソースや食材などは放置してしまうと乾燥してがっちりとこびりつき、こすってもなかなか取れないことも…。そういった時にもこのヘラがあれば簡単にこそげ落とすことができて便利です。
「ピンポイントお掃除ヘラ」もっと細かい部分の掃除に
お掃除ヘラよりさらに細かい部分の掃除に適しているのが、「ピンポイントお掃除ヘラ」。

ずっと気になっていたものの、ブラシでは力が分散してしまい汚れが取れず困っていた蛇口の根元。キッチンだけでなく洗面所の蛇口も同じように汚れていて、さらに洗面所は向かい側に鏡があり裏側の汚れ部分がしっかり見えてしまうという惨状。年末の大掃除でも試行錯誤してみたのですが解決せず、結局再び見て見ぬふりを決め込んでいました。

このヘラはポリカーボネート製で、適度にしなるけれどブラシより力が入れやすく気になる汚れにピンポイントでアプローチすることができます。
過去に爪楊枝で細部の掃除を試みたことがあったものの、先端が弱くすぐに折れてしまい思うようにできませんでした。それと比べてもこのヘラはかなり丈夫。そしてプラスチックや金属のように硬すぎないため素材を傷つけてしまうこともありません。ブラシより清潔に保ちやすいのも嬉しいポイント。
見て見ぬふりをしていた蛇口の根元がすっかり綺麗に!
蓄積してしつこい汚れとなってしまっていた我が家の蛇口の根元も、掃除スプレーとヘラを組み合わせて使ったら見違えるように綺麗に!

かたくなに歯ブラシ1本でどうにかしようとしていたこれまでの時間は何だったのだろう…。

キッチン蛇口もピカピカに。隙間の汚れをかき出すのが楽しくて、途中からは気付けばお掃除ヘラとピンポイントお掃除ヘラを両手に持ち業者の如く二刀流で作業。蛇口についた石けんカスや水垢も削り取るようにして除去することができました。
小さな一歩で、長年のお悩みが解決するかも…!?
やはり専用の掃除グッズは使い心地抜群!できるだけ家にあるものでどうにか綺麗になったら…と思っていたのですが、思い切って専用のものを取り入れてみたら汚れ落としの効率が上がりとても快適でした。
高価なものだとさらに渋ってしまうけど、セリアなら気軽に購入することができます。上で紹介したものの他にも種類豊富に揃っていたので、悩みに合わせて探してみてください。小さな一歩で、長年のお悩みが解決するかも…!?
【他の記事を読む】⇒シリーズ「美容のツボ&家事のコツ」の一覧はこちらへどうぞ
<写真・文/鈴木美奈子>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木美奈子
雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。
(エディタ(Editor):dutyadmin)


