イギリス出身の人気女優ソフィー・ターナー(27)が、医薬品「オゼンピック」の広告をSNS上で非難した。本来、糖尿病治療薬として製造・販売されているが、いまでは「夢のやせ薬」として注目を集めるようになったオゼンピック。つい最近、その広告が地下鉄駅に大々的に貼りだされ、物議を醸している。
今週、米ニューヨーク市の地下鉄駅に貼られたオゼンピックの広告について、インスタグラムストーリーで言及したソフィー(現在投稿は消去)。「なんてこった」と一言だけコメントを付け、その広告を非難するツイートをリポストした。
このときソフィーが引用したのは、大手マスコミに記事を寄稿しているライターのSophie Vershbow氏の投稿。同氏は、「週一度の注射でやせよう」と宣伝しているオゼンピックの広告を自身のSNSでシェア。「タイムズスクエアの地下鉄駅に貼られたオゼンピックの広告は、全部消え失せろ」とキャプションを付けて、酷評している。
ネット上でも「こんな広告が地下鉄駅のあちこちに出ているなんてホントおかしい」と批判が噴出したが、ソフィーの場合、反対の声を上げた背景には自身のつらい経験があったようだ。
10代半ばで女優デビューし、大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で一躍脚光を浴びた彼女。一方で、ボディイメージに大きな問題を抱え、一時期はナッツ類しか食べていなかった時期があるという。その結果、体重が大きく落ちて生理も止まり、セラピーを受けるまでになってしまったと、2019年にサンデー・タイムズ紙に明かしていた。
その当時の苦痛の経験から、ビキニや下着姿のシーンは断っているそうで、「精神衛生上良くないから、やせる必要がある仕事は断らないといけないと知ったわ」とも明かしている。自分の体に自信が持てず、摂食障害で苦しんだ経験があったソフィーだけに、注射でやせられることをアピールする広告に違和感を持ったようだ。
ソフィー以外にも、同広告に疑問の声をあげるセレブが。過去にダイエット目的でオゼンピックと同じような薬を飲み、重い副作用に苦しんだというモデルのシャーリー・ハワードだ。
シャーリーもライターのVershbow氏の投稿を同じくリポストし、「このような危険で急な減量をもたらすダイエット法は、とっくに消えたと思っていたけど、どうやらそうじゃないみたいね。糖尿病患者のための薬が、やせ薬として宣伝されているなんてギョッとするわ」と批判。
さらに「このようなポスターは、様々な点で問題がある。特に、太っていることに嫌悪感を持つ肥満恐怖症の観点からね」としたうえで、女性たちにこう訴えた。
「有害な時代に逆戻りしているのではないかと心配している。若い女性がこうした方法を選ばないことを心から願っている。あなたの体は一つだけ。どうかそれを大切にして。摂食障害や体が細くなければという強迫観念で、多くの命が台無しにされてきたのよ」
またコメディアンのチェルシー・ハンドラーは、過去にオゼンピックを使ったことがあったと告白。当時診てもらっていた主治医が「みんなに配っていた」といい、自身も処方されたことから試してみたと明かした。その際、オゼンピックであることを知らずに使っていたが、ある日吐き気に襲われ、食事がとれなくなったという。その後、友人から事実を知らされたというチェルシーは、「糖尿病治療薬として、大きな健康問題を抱える人々を助けるために作られた薬を飲むことに、嫌悪感を感じた」と話している。
「なんてこった」広告を批判するツイートをリポスト
今週、米ニューヨーク市の地下鉄駅に貼られたオゼンピックの広告について、インスタグラムストーリーで言及したソフィー(現在投稿は消去)。「なんてこった」と一言だけコメントを付け、その広告を非難するツイートをリポストした。
このときソフィーが引用したのは、大手マスコミに記事を寄稿しているライターのSophie Vershbow氏の投稿。同氏は、「週一度の注射でやせよう」と宣伝しているオゼンピックの広告を自身のSNSでシェア。「タイムズスクエアの地下鉄駅に貼られたオゼンピックの広告は、全部消え失せろ」とキャプションを付けて、酷評している。
ネット上でも「こんな広告が地下鉄駅のあちこちに出ているなんてホントおかしい」と批判が噴出したが、ソフィーの場合、反対の声を上げた背景には自身のつらい経験があったようだ。
10代半ばで女優デビューし、大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で一躍脚光を浴びた彼女。一方で、ボディイメージに大きな問題を抱え、一時期はナッツ類しか食べていなかった時期があるという。その結果、体重が大きく落ちて生理も止まり、セラピーを受けるまでになってしまったと、2019年にサンデー・タイムズ紙に明かしていた。
その当時の苦痛の経験から、ビキニや下着姿のシーンは断っているそうで、「精神衛生上良くないから、やせる必要がある仕事は断らないといけないと知ったわ」とも明かしている。自分の体に自信が持てず、摂食障害で苦しんだ経験があったソフィーだけに、注射でやせられることをアピールする広告に違和感を持ったようだ。
こんなダイエット法はとっくに消えたと思っていたのに…
ソフィー以外にも、同広告に疑問の声をあげるセレブが。過去にダイエット目的でオゼンピックと同じような薬を飲み、重い副作用に苦しんだというモデルのシャーリー・ハワードだ。
シャーリーもライターのVershbow氏の投稿を同じくリポストし、「このような危険で急な減量をもたらすダイエット法は、とっくに消えたと思っていたけど、どうやらそうじゃないみたいね。糖尿病患者のための薬が、やせ薬として宣伝されているなんてギョッとするわ」と批判。
さらに「このようなポスターは、様々な点で問題がある。特に、太っていることに嫌悪感を持つ肥満恐怖症の観点からね」としたうえで、女性たちにこう訴えた。
「有害な時代に逆戻りしているのではないかと心配している。若い女性がこうした方法を選ばないことを心から願っている。あなたの体は一つだけ。どうかそれを大切にして。摂食障害や体が細くなければという強迫観念で、多くの命が台無しにされてきたのよ」
またコメディアンのチェルシー・ハンドラーは、過去にオゼンピックを使ったことがあったと告白。当時診てもらっていた主治医が「みんなに配っていた」といい、自身も処方されたことから試してみたと明かした。その際、オゼンピックであることを知らずに使っていたが、ある日吐き気に襲われ、食事がとれなくなったという。その後、友人から事実を知らされたというチェルシーは、「糖尿病治療薬として、大きな健康問題を抱える人々を助けるために作られた薬を飲むことに、嫌悪感を感じた」と話している。
薬をダイエット目的で使うセレブたち
満腹感を与えて食欲を抑える作用があるというオゼンピック。本来、糖尿病の治療薬として使われるが、最近では、確実にやせることができる「夢のやせ薬」として米セレブの間で注目されるようになった。実際、大物タレントのドロレス・カターニアが「過去に使った」と明かしているほか、天才起業家のイーロン・マスクもオゼンピックと同じ成分の薬ウゴービで健康管理しているとツイッターに投稿している。また、「自分は使っていないが、友人や知人の多くがやせる目的でこの薬を使っていた」と話すセレブも多い。
このように、ダイエット目的で使用する人が増えたことで、薬が品薄になっているともいわれている。それによって、本当に必要としている人に薬が行き渡らないことが懸念されていることから、セレブによるオゼンピック使用への反発が強まっているのだ。
また副作用にも注意が必要で、吐き気、嘔吐、便秘、下痢といった症状のほか、急な減量に伴って顔のしわやたるみが生じる「オゼンピック顔」になることも。薬を止めることで食欲や体重が戻り、こうした副作用もおさまるようだが、ときには腎不全や膵炎といった重篤な症状が起きることもあるという。
裕福な海外セレブの間で関心が高まっているというオゼンピック。実は、日本でも入手は可能で、ダイエット効果が期待できる治療法として、処方しているクリニックもあるようだ。ただ、糖尿病の治療が必要な人々のための薬であること、副作用があることに注意しておく必要があるだろう。
<文/BANG SHOWBIZ、ビューティーガール編集部>
(エディタ(Editor):dutyadmin)
