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飲み会帰りに電車で吐いて嘔吐恐怖症に。電車に乗ると異変が… | ビューティーガール

時刻(time):2023-03-03 15:11源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
「捨てる」「辞める」というと、モノや仕事、と分かりやすいものを思い浮かべがちですが、心にある「不安を捨てる」と、気持ちがグンとラクになります。 そんな経験を語ってくれるのは、古賀はるかさん(仮名・30歳) 「もともと慎重な性格のせいか、心配しすぎる癖がありました。やりたいことがあっても、失敗が怖くてなかなか勇気が出ないこともたくさんありま

「捨てる」「辞める」というと、モノや仕事、と分かりやすいものを思い浮かべがちですが、心にある「不安を捨てる」と、気持ちがグンとラクになります。

 そんな経験を語ってくれるのは、古賀はるかさん(仮名・30歳)

「もともと慎重な性格のせいか、心配しすぎる癖がありました。やりたいことがあっても、失敗が怖くてなかなか勇気が出ないこともたくさんありました」

 そんな古賀さんはある日、ショックな出来事を経験してしまいます。






飲み会帰りに具合が悪くなり嘔吐


飲み会帰りに具合が悪くなり
「数年前、会社の飲み会から終電で帰る途中、急に具合が悪くなり、我慢できずに電車の中で吐いてしまったんです。わたしの周りからサッと人がいなくなりました。ショックで、すごく恥ずかしくて、涙が出てきました。うつむいたまま次の駅で、すみませんと言って逃げるように電車を降りました。駅員さんに具合が悪いことを伝えて、駅長室で横にならせてもらい、そこで号泣しました」

 もともと完璧主義の古賀さんは、相当なショックを受けてしまいました。もし自分が周りにいたとしたら、汚いし臭いし、近寄りたくないし、とても迷惑だろうと思うと、余計に自己嫌悪に陥ってしまいました。






ご飯を食べた後、電車に乗るのが怖い


 それ以降、古賀さんは、食事をした後に電車に乗るのが怖くなってしまいました。

ご飯を食べた後に電車に乗るのが怖い…

写真はイメージです。(以下同じ)

「お酒を飲んだり、ご飯を食べてからすぐに電車に乗るのが怖くなってしまったんです。また吐いてしまったらどうしようと思うと、全身に冷や汗が出てきて、呼吸が苦しくなってしまうんです

 電車のみでなく、一度入ったらなかなか出られない場所、たとえば劇場などでも具合が悪くなってしまうことが増えました。大好きな歌舞伎も、幕間のお弁当を食べた後は、恐怖でパニックになり、劇場の外で休んだりするようになってしまったそうです。

「ネットで調べると『嘔吐恐怖症』という言葉が出てきました。また同じことが起こるのではないかという不安が強すぎて、パニックを起こしてしまうそうです。これは専門家に相談したほうがいいと思いました」

 日常生活に支障が出て、あまりに苦しくなった古賀さんはカウンセラーに相談。自分でも心理学の本を読み漁ったり、心理の講座に通って勉強しました。














カウンセラーの元で治療の日々


 カウンセラーさんと話す中で、古賀さんは「人前でみっともない部分を見せてはいけない」という思いが強すぎて、「具合が悪くなったらどうしよう」という不安を強めてしまうのだろうということが分かってきました。

カウンセラーの元で治療の日々
「カウンセラーの先生に、また同じような状況になってしまったらどうしようと不安で仕方がないと話すと、『この世の中、まったく同じ条件で同じことが起こることは絶対にない』と言われました。確かに、同じメンバーが電車に乗り合わせることも、わたしの具合も、全部条件が違いますよね。けれど人はそれをパターン化してしまい、似たような状況に遭遇すると、嫌な出来事を思い出してしまうそうなのです」





心が楽になった、印象深い一言


 そして、心理の勉強を進める中で「心配や不安は人間の生命維持についた安全装置だから、不安になるのは当たり前。けれど現実問題不安の9割は起こらない」ということを学んだそうです。

「そういえば吐いてしまったのはあのとき一回だけ。その後は不安で冷や汗をかいたり、パニックを起こして気持ち悪くなったけれど、実際に吐いたことは一度もないことに気づきました」

 そして、古賀さんは吐くことに対して嫌悪感が強いため、自分にもとても罪悪感を感じていましたが、全員が全員、同じ嫌悪感を抱いているわけではなく、具合が悪いんだから仕方ないと思う人もいる可能性があるということも教わったそうです。












病気で毎日吐いていた母の姿を思い出す


「そういえばわたしは学生時代、母が更年期でメニエール病を発症し、毎日吐いて寝込む母のお世話をしていました。そのときの嫌な思い出で、吐くことへの強い嫌悪感につながっていたのかもしれないと気づきました」

昔の記憶がもうひとつの原因?
 少しずつ、自分の考えが凝り固まっていることや、思い込んでいることが分かってきた古賀さん。不安になりすぎることで起こっていたパニックも、少しずつ収まってきたようです。

「『心配の9割は起こらない』という言葉がすごく心に残りました。電車でパニックになりそうなときには『大丈夫、あれ以来一度も吐いてない』『不安の9割は起こらない』と心で唱えると、ほんの少しずつですが、ラクになるようになりました」






パニックを乗り越えたら、いいほうに向き始めた人生


 強い不安からのパニックを乗り越えた古賀さん。ほかの生活にも良い影響が出始めたそうです。

「電車の一件だけでなく、いろんなことに不安になりすぎて、やりたいこともなかなかチャレンジできずにいました。けれどやるだけやってみようと挑戦することができるようになりました」

 不安になりすぎているな、と思ったときは「心配の9割は起こらない」と思い出してみると、少し楽になるかもしれませんね。

―シリーズ「捨てて/やめてよかった!人・モノ・習慣」―

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<文/塩辛いか乃>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako




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