【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.99】
mozukon_xiaomao(@mozukon_xiaomao)さんは、双子の子猫もずくくんとこんぶちゃんを生後2週間の頃にお迎え。2匹を育てる中で、猫という動物にすっかり魅了されました。
「猫って、一様にツンデレだと思っていましたが、実際は甘えん坊で構ってちゃんでかわいいです」
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次女の強い希望で多頭飼いライフがスタート
ある日、飼い主さん家族はネットニュースで目が開いていない赤ちゃん猫を拾った人の記事を読み、保護猫を迎えたいと思うように。自宅にはうさぎのもなかくんがいるため、赤ちゃん猫を迎え、小さいうちから仲良くしてもらいたいと考えていました。
それからしばらく経った頃、野良猫が育児放棄した双子の子猫の里親募集を目にし、どちらか片方を迎えたいと考え、家族会議。

もなかくんのことを考慮しつつ、慎重に命を迎えようと話し合いました。
すると会議中、普段は自分の意見を押し通さない次女が「お母さんと二度と会えないのに、2匹を別々にしないで!クリスマスも誕生日もプレゼントはいらないから、2匹ともうちの子にして!」と主張。
「1匹しか無理なら諦める。一緒に迎えてくれる家に行ったほうがいい」とも言い、飼い主さんたちは頭を抱えました。
「主人も私も犬と暮らしたことしかなかったので、複数飼いの知人に相談したり、子猫を2匹迎えた場合にかかるであろう生涯の医療費や経費を子どもたちと一緒に計算したりしてから、みんなで頑張って幸せにしようと誓い合い、2匹を迎えました」
もずくくんは低体温…危険な状態で保護された2匹
保護時、こんぶちゃんは体重160g。もずくくんは147gで低体温。鳴き声すら出せない危険な状態でした。

保護主さんは里親探しをしながら、10日間ほどお世話。生後2週間の頃、飼い主さんに2匹の命を託しました。
お迎え後に待ち受けていたのは、排泄の介助と3時間ごとの授乳。もずくくんは便秘気味だったため、お腹をマッサージ。何でお尻を拭けば排便が促されやすいのかも考えました。
「起立性調節障害」の長女が猫のお世話を頑張ってくれた
「寒くなる時期だったので、授乳時は体を冷やさないように気を付けました。夜中だと、ミルクを飲んでない子はフリースパジャマのポケットや袖口に入り、鳴きながら授乳を待っていました。その名残か、今もパジャマの中に入り込んできます(笑)」

この時期、特に頑張ってくれたのは、飼い主さんの長女。その頃、娘さんは体を起こすと血圧が急激に下がる起立性調節障害のため、自宅療養中。家族が学校や仕事に行っている間や、夜間の授乳を積極的に引き受けてくれました。

「今は、少しずつ快方に向かっていますが、当時は日中、体を起こすことが辛く、夜間は比較的、楽になるようでした。2匹は長女に役割をくれ、懐いてくれて……。アニマルセラピーみたいな感じにもなっていたのなと思っています」
仲良し姉弟は真逆な性格に成長
家族からの愛情を受けながら、2匹は成長。やがて、個性が表れはじめました。こんぶちゃんは知的で、抱っこやマッサージが好きなツンデレ女子に。

対してもずくくんは、抱っこより撫でて派の甘えん坊に成長。姉思いで、おもちゃやご飯はこんぶちゃんに譲ります。

「強い姉と気の弱い弟です。でも、片方がイタズラして注意されていると、もう片方が『まぁまぁ、もう反省してるみたいなんで』と間に入ってくるので、笑いそうになります」
寂しそうな母に寄り添い…猫は人の心がわかる
そんな2匹との生活を通し、飼い主さんは猫が人の心を理解する動物であると感じました。例えば、妹と弟ができたと嬉しがり、猫たちにべったりするようになった末っ子ちゃんが「ひとりで2階上がるの怖いから、どっちかついてきてよ」と言うと、2匹のどちらかは仕方ないなというように後追い。
「残された方も寂しくなるのか、ついて行く。気がついたら、みんな末っ子のベッドで寝ていることもあります」
また、驚かされたのが、父親が倒れて入院し、寂しそうな母親を家に招いた時の出来事。
「父の調子が少し良くないと連絡があった日、もずくは母の横にもたれるように座り、ずっと離れなかったみたいです。何も言わなくても、心情も理解して寄り添っていたように感じ、猫ってすごいなと思いました」

2匹は家族みんなが心を込めて育てたからこそ、人の心が分かる優しい姉弟になってくれたのかもしれません。
2匹一緒に迎えてよかった…幸せを噛み締める日々
「初めての猫ライフで一度に2匹の赤ちゃん猫を迎えるのは不安がありましたが、戯れる姿や寄り添って眠る姿を見ると、次女、でかしたぞ、一緒に迎えてよかったと思います。母猫がいなくなって不安だった時に、引き離さなくて本当によかった。きっとお互いが支えになっていたはずです」

このまま病気をせず、仲良しなおばあちゃんとおじいちゃんになってほしい。欲を言えば、モフモフしたいから、もずくが抱っこ好きになってくれますように……。
そんな願いを笑いながら口にする飼い主さんや、その家族に見守られながら、2匹は大人への階段を歩み続けていきます。
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<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
(エディタ(Editor):dutyadmin)


