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ひとり暮らしの90歳女性。生活費は月10万円でも、優雅に暮らすコツ | ビューティーガール

時刻(time):2023-02-20 08:04源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
「いくつになっても、毎日必ずアイラインとアイブロウを行っていること」。ワイングラスを傾ける姿もまぶしい大崎博子さんは、御年90歳。『 90歳、ひとり暮らしの知恵袋 お金をかけない素敵な毎日の過ごし方 』の著者にしてTwitterフォロワー数20万人超のおひとりさまです。 前作『 89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた 』がベストセラーとなり、こ

「いくつになっても、毎日必ずアイラインとアイブロウを行っていること」。ワイングラスを傾ける姿もまぶしい大崎博子さんは、御年90歳。『90歳、ひとり暮らしの知恵袋 お金をかけない素敵な毎日の過ごし方』の著者にしてTwitterフォロワー数20万人超のおひとりさまです。

 前作『89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた』がベストセラーとなり、このたび2作目を出版しました。

大崎博子さん

大崎博子さん ©林ひろし

 毎日8000歩をあるき、朝は公園で太極拳、夜は晩酌をしつつ韓国ドラマを堪能する、こんなアクティブな大崎さんの信条は、「やりたいことはすぐに始めなきゃ!」。本書には少しの工夫で毎日が見違えるほどカラフルになる知恵が詰まっています。景気や老後、世界情勢など、何かと不安な昨今、明るく軽やかに生きる知恵を、人生の先輩から学んでみませんか。






生活費10万円の内訳は?


 毎月10万円で生活している大崎さん。こう聞くと、さぞかし節約に熱を入れているのだろうと勘繰ってしまいます。ここで大崎さんの家計の内訳をチェックしてみましょう。

生活費10万円の内訳は?

朝の太極拳の様子 (C)林ひろし

「食費3~4万円前後(食費のうち、お酒代1万円前後)
クレジットカード利用料3~4万円
光熱費+通信費8000円前後
家賃X円(秘密です)※都営住宅団地住まいです」






お財布にやさしい“エコ”な節約テクニック


「楽しみは毎日の晩酌」という大崎さんは、お酒代はケチケチしません。その代わり、地球にもお財布にもやさしいエコな節約を心がけているのです。ここでいくつか抜粋して紹介します。

お財布にやさしい“エコ”な節約テクニック

(C)林ひろし

・鍋やフライパンは濡れたまま火にかけるとエネルギーの無駄。必ず水気を拭き取る。
・風呂ぶたの上にアクリル毛布をかぶせると、お湯の温度が下がりにくくなる。
・長時間使わなければコンセントは抜く。
・牛乳パックは切り開き、生肉&生魚用のまな板に。使ったらすぐに捨てられるので、細菌の繁殖もなし。
・フリースなどのポリエステル100%の古着は食器洗いのスポンジ代わりになるほか、フローリングの床磨きにもピッタリ。
・古いてんぷら油はじゃがいもの皮を素揚げすると汚れを吸い取ってくれる。濁りとにおいが軽減します。

 どれもささやかな節約ですが、積み重ねることで効果が見えてくるのでしょう。晩酌しながら韓国ドラマやBTSのライブ映像を観て、非日常にどっぷりと浸かる。ご褒美をセッティングしているからこその節約です。そう、何事もメリハリが大切なのです。













小さなおしゃれで身も心も若返る


 スキンケアは無印良品、日焼け止めとお化粧は欠かさず、時々1枚300円のシートパックで念入りケア。髪のお手入れはお風呂上りにオリーブオイルを2~3滴。安価で上質なアイテムを愛用して、無理せず、簡単に身なりを整えている大崎さん。品のある着こなしの大崎さんですが、ファッションもユニクロや無印良品を好み、いたってシンプル。とはいえ、おしゃれ心は忘れていません。

 ポイントは、「全部で30枚くらいあるでしょうか」というスカーフやストール。美しい色・柄のスカーフを首元にあしらうだけで、雰囲気がパッと華やかになりますよね。また、ちょっとした外出でも、ストールを羽織れば気持ちが晴れやかになります。

小さなおしゃれで身も心も若返る

(C)林ひろし

 スカーフやストールこそおしゃれ上級者のアイテム、と尻込みしている人もいるかもしれません。本書には簡単な巻き方・結び方から組み合わせも載っているので、参考にしてみてはいかが。手持ちの洋服の表情が驚くほど変わりますよ。






幸せは目の前にある


90歳、ひとり暮らしの知恵袋 お金をかけない素敵な毎日の過ごし方
 大崎さんの毎日は、決して派手でも特別でもありません。なるべく自炊して、おいしいものを適量いただく、お酒を嗜む、寝る前にストレッチをする、掃除はこまめに、引きこもらず、外に出る。普通の暮らしですが、ひとつひとつの行動やチャレンジをワクワクしながらこなす姿に、私達は胸を打たれるのだと思います。

「どうすれば高齢になっても幸せでいられますか?」。時折、大崎さんはこんな質問をされるそうです。「まず、外に出てみましょうよ」と、大崎さんはこたえます。ただ歩くだけでも、美しい花に出会えたり、近所にできた新しいお店を発見したり、身体だけではなく心にも動きが生まれるのです。「これからも楽しいことに挑戦しながら、喜愛(きあい)で心豊かな日々を過ごしていきたい」と大崎さん。私達も、まだ起こっていない未来を気に病むのではなく、大崎さんのように、目の前にある幸せに全力投球で取り組もうじゃありませんか。

<文/森美樹>
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx




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