夫が原因で妻が体調不良に陥る“夫源病”。SNSでは夫への愚痴と共にハッシュタグが飛び交う。今回は、コロナ禍によるテレワークがきっかけで夫源病になってしまったという板垣彩さん(仮名・40代)に話を聞いた。これといったきっかけがないのに、放っておくと離婚にもなりかねない原因不明の病とは?
テレワークがきっかけで夫源病に…
コロナ禍がきっかけで夫源病に陥ったのは、都内に夫と2人で暮らすイラストレーターの板垣彩さん(仮名・40代)だ。
「IT企業に勤める夫は、コロナ禍で完全にテレワークに。それまでは、私は一人で自宅で仕事していたのですから、生活は激変しました」
「夕方にスーパーの前を通ると涙が出る」

※画像はイメージです(以下同じ)
「それまでは冷蔵庫の残り物などで済ませていましたが、2人ではそうもいかない。次第に夕方になるとスーパーの前を通るだけで動悸やめまい、いつの間にか涙が出るように。かねてから治療をしている更年期障害の症状も悪化し、寝込むことも増えてしまったんです」
更年期障害を和らげるため、ホルモン補充療法の薬とサプリは欠かせないという。
古い価値観が自分を追い込んでいた
不調の波は夫にも伝播、家庭内の空気は淀んでいった。
「ある日、自分をもっとも追い込んでいたのは、『料理は女がするもの』という自分のなかの古い価値観だと気づいたんです。最近は夫と話し合い、週2回は外食することに。
さらに物理的な距離を保つためにも、来春には郊外のより広い物件に住み替えることにしました。生活ペースと物理的スペースの大切さを身にしみて実感しましたね」
価値観の見直しで夫源病に収束の兆しが
「料理は愛情の証し」「一汁三菜」など自分のなかにある旧来型の価値観が夫源病であぶり出されたのは不幸中の幸いだった。
コロナ禍も彩さんの夫源病も収束の気配を見せているのかもしれない。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
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