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パリマダム中村江里子が、私物のコートを公開「一生着るアウターを選ぶコツ」 « ビューテ

時刻(time):2022-11-17 15:33源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
そろそろコートを着る季節になってきました。定番トレンチコートやダウンコートもいいけれど、自分ならではのレディなコートを着てみたい――そう思うことはありませんか? そこで今回は、パリ在住の中村江里子さんに、私物の愛用アウターを見せてもらいました。 3人の子育て、本業のフリーアナウンサーに加え、最近では洋服や小物のデザインやプロデュース、オン
 そろそろコートを着る季節になってきました。定番トレンチコートやダウンコートもいいけれど、自分ならではのレディなコートを着てみたい――そう思うことはありませんか?

 そこで今回は、パリ在住の中村江里子さんに、私物の愛用アウターを見せてもらいました。
 3人の子育て、本業のフリーアナウンサーに加え、最近では洋服や小物のデザインやプロデュース、オンラインショップ「中村江里子セレクションAvenue du KIKI」も手がける中村さん。そのファッションセンスは自分で買って着ることで培われたもの。以下で紹介する私物アウターもこだわりが満載です(写真は、パーソナルマガジン『セゾン・ド・エリコ』VOL.16より)。

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ロングケープで、これぞパリのマダムスタイル


「セリーヌ」のロングケープ

「セリーヌ」のロングケープ

──まずは「セリーヌ」の黒のロングケープ。圧倒的な存在感です。このケープ、1年越しの想いが募って購入されたものだったとか……。

「ええ、そうなんです。お店で目にして、わあ、素敵だなって。セールになるのをじーっと待っていたのですが、定番商品だったので、結局セールにならず。どうしてあきらめきれなくて、昨年の秋、思い切って購入しました(笑)」(中村さん、以下同)

──それはそれは。実際に着てみて、いかがですか?

「羽織るたびにときめいています(笑)。じつはカシミヤでこの長さ、このボリュームなのでかなりの重さ。着るには多少の気合も必要です(笑)。でも、歩くと風にひるがえるシルエットまでもが計算されたような仕立て。これをエレガントに美しく着なくては! と背筋が伸びる気持ちになるんです」

──今季注目のロングブーツを合わせていらっしゃいますね。

「流行を意識したというよりも、これを履きたいというこの日の気分に忠実に、手持ちの靴を合わせましたが(笑)、もちろんヒールも合うと思います。下に着る洋服は、ワンピースやパンツ、スカートと、どんなものを持ってきてもいいと思いますが、なにしろケープ自体の存在感がすごいので、中に合わせる服はあえてシンプルに、というのもありかなと……」

セゾン・ド・エリコ

『セゾン・ド・エリコ』Vol.16の表紙もこのケープで





黒革のコートで、カッコよく華やかに


サンローランのミリタリー調コート

サンローランのミリタリー調コート

──同じ黒でもう1枚紹介されている、「サンローラン」の皮革コート。ミリタリー調の細身のデザインで、こちらはまた、雰囲気がガラリと変わりますね。

「このコート、じつは20年以上前のものなんですよ。でも、着るたびに『それ、素敵ね!』と声をかけていただいてうれしい1着です。当時は、革のジャケットやコートなどハードなものが好きで、こちらはセールで購入しました(笑)」

──スリムで無駄のないデザインが重さを感じさせないですね。マスキュランなデザインなのに、とても女性らしい。

「ええ。かなり絞ったシルエットだからでしょうか。撮影時はストレートのデニムを合わせましたが、細身のパンツやミニ丈のスカート、思い切ってショートパンツを合わせてもいいかな、というのがいまの気分です。長年着ていますが、これからもずっと、一生ものとして大切に着たいと、見るたびにときめいています!」

――コートの裾からチラリと覗くデニムスタイルも大人ならではのこなれた感じ。ブラック1色でまとめても華がありますね。











ダークな色合いが多い冬こそ、鮮やかなコートを


カナリアイエローのコート

カナリアイエローのコート

──そして、中村さんが“カナリアイエロー”と呼ぶ、鮮やかな色が印象的なコート。とても重宝しているとか?

「そうなんです! 取り外しのできるファーのフードがついていて、秋口はフードをはずしてすっきりと、寒くなったらフードをつけてしっかり防寒。秋の始めから冬本番まで活躍しています。これも本当に長く着ていて、私のブログやインスタにもたびたび登場しているので、『知ってる~』と、ご存じの方も多いかもしれません(笑)」

──お子さんたちの課外授業の付き添いをしたときには、このカナリアイエローが集合の目印に最適だったそうですね。こちらも“ときめき”優先で選んだ1着とうかがいましたが……。

「はい、じつはこのコート、私のサイズがなくて、ジャストサイズよりも1サイズ大きいものなんです。でも、色もデザインも一目惚れで、この先、出合えないものだなと感じて、購入。結果的には大正解で、ワンサイズ大きいことで逆にフワッとした感じになって、下に厚手のものなど何を着ても羽織れますし、着ていてラクで、出番の多いコートとなりました」

カナリアイエローのコート2

フードを付ければ、首元があったかく印象も変わる






「ときめき」で買った服は、長く着られる


今回紹介したアウターの中でも、日本で着ている人が少ないのはケープでしょう。「両肩を覆って、包みこまれているような優しさがあるケープが好き」という中村さんは、自身でもケープをプロデュースしてオンラインショップで販売しているほど。

日本人でも、ケープを『雪の女王』や『赤ずきんちゃん』、『ハリーポッター』など、ヨーロッパの童話の挿画や映画で目にして、実はずっと憧れだったという人も多いようです。

これから冬の服を買いに行く機会も多い季節。セールになっていたから買うとか、逆に、すごく好きだけれど似合わないからあきらめようとか、自分の中で雑音や逡巡にグルグルしてしまうことってありませんか?

でも、中村さんの話を聞いていると、そんなことよりも、自分の中に生まれる「ときめき」や「これ好き!」がなにより大切では……と考えさせられます。そうして選んだものは、何年もずっと身に着けたくなるんですよね。

<中村江里子 文/髙塲実乃 撮影/武田正彦>
中村江里子
本名:エリコ・バルト/1969年東京生まれ。フジテレビのアナウンサーを経て、フリーに。2001年にバルト氏(化粧品会社経営)と結婚、パリに暮らす。現在は3児の母で、パリと東京を往復しながら各メディアで活躍中。ライフスタイルブック「セゾン・ド・エリコ」シリーズ、近著『パリのおうち時間』 Instagram:eriko.nakamuraofficial




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