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ブラックバイトがひどい!仲間のセクハラを店長に直訴したら嘘つき扱いされた上に… « ビ

時刻(time):2022-11-15 08:35源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
さまざまなセクハラの中でも、女性にとって特に嫌なのが「セクハラ」。コンプライアンス遵守が叫ばれる中、徐々に減ってきていますが、ほんの数年前はもっと被害に遭う女性も多かったかもしれません…。今回は実録シリーズ「私達の身近な「セクハラ」」から、過去の人気記事を再録します(初公開2018年1月7日、情報は掲載当時のものです)。 ==========
さまざまなセクハラの中でも、女性にとって特に嫌なのが「セクハラ」。コンプライアンス遵守が叫ばれる中、徐々に減ってきていますが、ほんの数年前はもっと被害に遭う女性も多かったかもしれません…。今回は実録シリーズ「私達の身近な「セクハラ」」から、過去の人気記事を再録します(初公開2018年1月7日、情報は掲載当時のものです)。

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 最近、“ブラックバイト”として、パワハラや賃金の未払いが問題になっていますが、パワハラだけではなく、アルバイトに対してのセクハラも行われているのが現状です。

ブラックバイトのセクハラ

写真はイメージです(以下同じ)

 ファミリーレストラン「サイゼリヤ」で、アルバイトから働き始めて正社員を目指していた20代女性が、既婚者で上司だった副店長に何度も性交を強要されたのを苦にして、2014年12月に自室のベランダで首をつって自殺しました。女性の両親らは、副店長らとサイゼリヤを訴えており、現在も係争中です。

 同僚アルバイトへのセクハラを目撃したことがきっかけで、正社員によって追い詰められ、バイトを辞めたという経験者の話を聞いてみました。








正社員が3名の男性で他は女性アルバイト「性別=立場」の偏った職場


 当時大学1年生だったアヤナさん(仮名/21歳)が人生初のアルバイト先に選んだのは、複合商業施設内にある、やや高級な和食料理店。ビジネスビルに隣接していたことから、接待や打ち合わせで利用する客も多く、息つく暇もないほどの忙しさだったとのこと。

和食料理店「社員は店長とホシノさんという男性、昔気質の板長の3人だけ。あとはすべてアルバイトですが、板長の弟子以外、全員女性でホール専任でした」

 店長は鋭い視線で働きぶりを監視しているような、近寄りがたいタイプ。アルバイトには絶対にレジを触らせず、さらに、少しでも手が止まったり話したりすると怒鳴りつけるため、常に緊張感が張り詰めていたと言います。

 一方、社員のホシノさんは、おしゃべり好きで人懐っこい性格。店長の目を盗んでは女性スタッフの仕事を手助けし、冗談を言って場を和ませたりもしてくれたそう。

「店長の意向で、シフト前後の控室利用は5分以内、歓迎会などアルバイト同士の集いは禁止などのルールがあり、スタッフ同士が仲良くなるきっかけがほとんどありませんでした。でも、ホシノさんのおかげで、先輩たちともそれなりに親しくなれました」





親切だと思っていた社員の本性


 半月ほどで仕事に慣れてきたアヤナさんは、少しずつ余裕も持てるように。すると、これまで親切と感じていたホシノさんの行動に違和感を覚える出来事が目に留まります。

「マリさんというおとなしい先輩スタッフにだけは、『おつかれ』って肩を揉んだり、些細なことでも『よくやった』って頭を撫でたり、やたらとつきまとっていたんです」

 そしてある日、すれ違いざまにマリさんのおしりを撫でるように触る光景を見てしまったとのこと。

セクハラ「さすがにこれはセクハラだと思いました。帰り際マリさんを待ち伏せて話を聞いたところ、本当は辞めたいくらい苦痛に感じているものの、どうすることもできずに我慢しているとのことでした」













「アルバイトのくせに社員の嘘をでっちあげるとは何様のつもりだ!」


 もともと正義感が強い性格のアヤナさん。マリさんの話を聞いた以上黙っていられず、店長へ直談判にしに行きました。

 しかし、返ってきたのは「ホシノはそんな奴じゃない。アルバイトのくせに社員の嘘をでっちあげるとは何様のつもりだ!」という言葉。

バイト仲間のセクハラを…





店長への直談判が招いた理不尽な扱い


追い詰められた女性 しかもその日を境に、店長のアヤナさんに対する対応は以前にもまして厳しくなったそうです。

「講義の時間割を提出させられ、かなりタイトなスケジュールで勝手にシフトを入れられました。

『この日は入れない』と伝えると、『仕事を何だと思っているんだ!』と怒られ、体調を崩しても『嘘だろ。診断書を持ってこないと認めない』と。挙句、時給も大幅に下げられました」

 耐えきれなくなったアヤナさんは退職を申し出るも受け入れてもらえず、やむなく無断欠勤の形で辞めることに。バイトを始めて3か月足らずのことでした。

「最後の2か月はバイト代も支払われませんでした。それでもいいと思えるくらい、とにかく辞めたかったんです」











本社に向けて声をあげたら状況が変わった!


 とはいえ、引っかかっていたのはマリさんのこと。自分が辞めてしまった以上、もうどうしてあげることもできないと思い悩んでいましたが、なにげなくその話をした友人から「それはブラックだよ。本社へ言ったほうがいい」とのアドバイスをもらいます。

 アヤナさんはさっそく行動に移し、社員のセクハラや、それを訴えたことで自分が受けた被害をすべて伝えました。そのかいあって、早急に対応してくれたそうです。

セクハラ禁止「店長とホシノさんは降格扱いで、お店から本社勤務へ異動になったそうです。未払いだったバイト代も、本来の時給換算で振り込まれました。初めてのアルバイトでどうすればいいかわからず、イヤな思いもしたし時間もかかってしまったけれど、いい勉強になりました」

 その後もマリさんと会う機会はなかったそうですが、本社から、「社員が変わってからは明るくなり、新人アルバイトの教育係として頑張っている」との話を聞いて、胸をなでおろしたそうです。

 アルバイト・準社員など、正社員に較べて立場の弱い人々に対して、卑怯な社員が、自分の立場を利用したり、「バイトから社員になりたい」という気持ちにつけこんで、セクハラ・パワハラを行うひどい事が今日も数多く起き続けています。

私達の身近な「セクハラ」

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<TEXT/千葉こころ イラスト/鈴木詩子>
千葉こころ
ビールと映画とMr.Childrenをこよなく愛し、何事も楽しむことをモットーに徒然滑走中。恋愛や不倫に関する取材ではいつしか真剣相談になっていることも多い、人生経験だけは豊富なアラフォーフリーライター。




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