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塾講師に誘われ「秘密のお楽しみ会」へ、大人になった今も癒えぬトラウマ | ビューティー

時刻(time):2022-10-09 19:13源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
最近、世間を賑わせている「新興宗教」の話題。ワイドショーでも話題になっているように、宗教の勧誘は、思わぬ人から、思わぬ方法で誘われることがあります。 今回お話を聞いた川名清子さん(55歳・会社員)は、学生時代に宗教勧誘の苦い経験があったそうです。 カリスマ塾講師と運命の出会い 写真はイメージです。(以下同じ) 田舎の進学校に通っていた、当時高

 最近、世間を賑わせている「新興宗教」の話題。ワイドショーでも話題になっているように、宗教の勧誘は、思わぬ人から、思わぬ方法で誘われることがあります。

 今回お話を聞いた川名清子さん(55歳・会社員)は、学生時代に宗教勧誘の苦い経験があったそうです。





カリスマ塾講師と運命の出会い


カリスマ塾講師と運命の出会い

写真はイメージです。(以下同じ)

 田舎の進学校に通っていた、当時高校生の川名さん。なんとなく目にした予備校のチラシが、その講師と出会うきっかけだったそうです。

「無料だからと春期講習で受けたS先生の授業が、驚くほどダイナミックでした。教室に入るなり、黒板をドーン!と叩いて。もはや講師というよりエンターテイナーです。予備校のカリスマ講師で、大きな教室の席は満席でした。日頃、学校の授業がつまらないと感じていたので、S先生の授業がどうしても受けたくなり、週に一度、友人を誘って、電車で1時間の予備校に通うことにしました」

 毎回面白い授業にワクワクし、S先生と直接話したいがために、毎週遅くまで質問の列に並んだという川名さん。熱心な生徒として、講師も徐々に川名さんと友人の顔を覚えてくれたようです。






だんだん親密になっていく


 顔なじみになった川名さんたちとS先生は、徐々に親密になっていきます。

だんだん親密になっていく
「ある日、S先生に質問するため、授業後に長蛇の列に並んで最後になってしまって。話し込んでいると、終電がなくなってしまいました。それに気づいて真っ青になった私たちを、S先生が車で送ってくれました

 塾や学校の講師と生徒の個人的な付き合いはNGですが、往々にしてこういうことは起こりがち。川名さんは当時を振り返ってこう話してくれました。

「車で送ってもらう道中、S先生の個人的な話が聞けて、とても楽しかったんです。まだうぶな高校生で、しかも女子校。イケメンではなかったけれど、若くて頼りがいのある、こんな人気講師とお近づきになれた!と舞い上がってしまいました」












憧れの講師から“ある秘密のお誘い”が


 このことがあってから、質問で遅くなった日にはS先生が車で送ってくれるようになりました。ときには晩ごはんをご馳走してもらうこともあったとか。そんな川名さんに、あるお誘いが。

憧れの講師から“ある秘密のお誘い”が
「ある日の授業の終わりに、いつものように質問をしに行くと、『来週の水曜日、都合いい?』と突然聞かれました。何があるのか聞くと『秘密のお楽しみ会だよ』とほほ笑んで。きっと楽しいサプライズに誘ってもらえたのだと思い込んで、友人と二人ではしゃいでいました」

 ですが、お楽しみ会は、地獄への入り口だと、まだ気づいていませんでした。






秘密のお楽しみ会、目的はまさかの…


 どんな楽しいことがあるのか、ワクワクしながら待ち合わせ場所に行ってみたものの、連れて行かれた場所は、何の変哲もない住宅地でした。

「秘密のお楽しみ会」の目的はまさかの…
「こんなところで何があるのかと不思議に思いました。先生の自宅ではなさそうで怖かったのですが、先生が連れてきてくれた場所だし、とりあえず上がりました。ですが、気づくとS先生はどこかに行っていなくなってしまいました」

 S先生とのお楽しみ会のはずが、怪しい一軒家に誘い込まれてしまいました。

「友人と2人で戸惑っていると、その家にいた女性に『このビデオを見て少し待っていてね』と言われました。その女性は席を外して、何かを取りに行きました。そのビデオは、世間を知らない高校生が見ても、明らかに“宗教系の何か”でした。ヤバイ気配を察し、このままいるとマズイことになる!と震えあがりました」












ケータイもない時代、ヤバイ場所から脱出


 明らかにヤバイ場所に来てしまった、と気づき、とにかくここにいてはマズイと、友人と2人で脱出することにしたそうです。

ケータイもない時代、ヤバイ場所から脱出
「誰もいない間に逃げなくちゃと思いました。友人と目配せして、そろりそろりと玄関まで行って、靴を履いたらダッシュで逃げました。誰も追っては来なかったようですが、あのままあの場所にいたら…と思うと恐ろしいです」

 ケータイもない時代。電柱に書かれた住所を頼りに、人に聞きながら駅までたどり着き、なんとか地元の駅に到着した川名さんたち。憧れの講師からひどい仕打ちを受けてショックを受けた川名さんは、家に帰って号泣し、しばらく立ち直れなかったそうです。






あまりのショックでトラウマに


「もちろんすぐに予備校は辞め、それ以降S先生とは連絡を取っていません。いま思えば、予備校に告発することもできたのですが、当時はあまりのショックでそんなことも思いつかず、泣き寝入りでした。今なら絶対にSNSで告発して、S先生の息の根を止めるでしょうね」

 川名さんにとって、この事件は今でも忘れられず、新興宗教がらみの事件を耳にすると、とてつもなく憎しみが湧き上がってくるようになってしまったそうです。

「憧れのS先生に近づけて舞い上がってましたが、それでもやっぱり、生徒であり、高校生のわたしと友人を無責任に宗教の勧誘場所に連れ込んだのは許せません。金銭を取られなくとも、こうやって人を騙して勧誘するなど、やり口がひどいと思います。強引な勧誘のある宗教は、しっかり取り締まってほしいです」

 川名さんの心の傷は、いまも癒えていないようです。

―シリーズ「あなたのまわりの“告発”」―

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<文/塩辛いか乃>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako




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