映画『TANG タング』で主演を務める二宮和也さんにインタビュー。撮影現場でのエピソードや作品に対する思いを、役者として、ひとりの人間としてありのままに語ります。
愛情深く、飄々と流されず自分の場所に立ち続ける人
二宮和也の自分らしさ
カメラの前に立つなり「あれ、お久しぶりです。何年ぶりかな」とカメラマンと談笑。それと同じテンションで「はい、なんでも聞いてください」とインタビューが始まる。相手が誰でも、いつでもどこでも、隠さず作らず偽らず“二宮和也”として存在する人。役者として、ひとりの人間として、彼が語る“自分らしさ”とは?
人間 二宮和也
Q
『TANG タング』は冒険ファンタジー。二宮さんにとっては新鮮なジャンルですが経験した感想は?
「僕はどんな作品がそのジャンルに該当するのかあまりよくわかっていないんですけど。撮影中はほぼ一人だったので、個人的には“冒険”よりも“ファンタジー”感が強かったかな。僕自身は一人ではなく仲間とするのが冒険だと思っているので。今作の冒険感は現場ではなく見てくださる方が感じるもの。スクリーンでは健の隣にCGの仲間がちゃんといますから(笑)。」
Q
後輩であるSixTONESの京本大我さんとの共演シーンも。共演した感想を教えてください。
「京本君はジャニーズ事務所の後輩ではあるんですけど、今までは全く接点がなくて。バックについてもらったこともないですし……。でも、接点がなかったからこそ、いち俳優さんとして、変に意識することなく接することができたかな。今回彼はナルシストのロボットデザイナーを演じているんですけど。下手したら、本当にかっこよく見えちゃう役でもあると思うんですよ。でも、彼は「これはこういうものですよ」「みなさん、楽しんでください」とエンターテインメントにちゃんと昇華して演じていた。そこはやっぱり、舞台で経験を積んできたり、いろんな方々と共演してきた実力なのかなって思いましたよね。」
Q
周りに媚びたり流されたり迎合することなく「自分らしく生きている人」というイメージがあります。そのイメージに対して何か思うことがありますか?
「どんなものであれ、イメージを持たれているだけでありがたいですよ。まあ、あまりポジティブなイメージではないかもしれないけど(笑)。」
Q
「自分らしく生きている」実感はありますか?
「そうですね、僕はわりとパーセンテージ高く生きていると思いますけどね。言いたいことも言っているし、やりたいこともやっているし、まあ、人並み程度に悩んだりもしますけど。なんかわりと、できているタイプだとは思いますよ。」