“健やかで美しい体と心”を手に入れるための最新情報を女性医療ジャーナリストの増田美加がお届けします。
VIO脱毛、クリニックとサロンの違い
更年期世代のVIO脱毛、クリニックとサロン脱毛の違い、費用、施術準備や施術後のケアについて紹介します。VIOのレーザー脱毛は、医療行為なので医療機関でのみ受けることができます。エステティックサロンでは、「肌を美しくする」名目で行われていて、“脱毛”としているのは違法です。
サロンは、使用機種のエネルギーレベルも低いため、効果が弱く、フェムゾーンなど色素の濃い部分、浅黒い肌や男性のヒゲなどは火傷のリスクが高いと言われています。
一般に、医療機関で使用するレーザー機器は、照射エネルギーが高く、少ない回数で確実に減毛させることができます。肌トラブルを抱えている方でも、そのトラブルの程度によっては、皮膚科で治療しながらレーザー脱毛を受けることも可能です。
AdobeStock
費用はどのくらい?
レーザー脱毛は、自由診療なので医療機関によって費用は異なります。参考までに私がクリニックで受けた料金は、VIO全脱毛で1回¥45,000、5回セット¥180,000です。たぶんこれが平均的な価格ではないかと思います。
チェーン展開の美容皮膚科、美容外科はもっと安価の施設もありますが、個別の丁寧な対応は期待できない印象があります。
AdobeStock
施術準備、剃毛のやり方は?
毛抜きでの脱毛処理は、照射1か月前くらいからNGです。毛を抜くとレーザーが毛根に反応せず、脱毛効果が落ちます。施術前日の剃毛は、四枚刃のレディスシェーバーで深剃りしました。脱毛効果が高まります。
剃毛の仕方は、まず長い毛をクルクルねじり1センチ程度の長さまでハサミでカット。そのあと泡フォームをつけ、指2本で皮膚を広げて引っ張りながら剃ります。シャワーでさっと流した後、泡フォームを足してもう一度深剃りしました。閉経してからヘアが細くなり、量も減ったのですぐに終わりました。
痛みはほとんどナシ! 医療機関選びも大事
クリニックで剃毛状態を確認してもらうと、剃り残しがありました。別料金で剃毛をしっかりしてもらいました。その後、麻酔クリームを塗ります。麻酔が使えるのも医療機関だからこそです。
レーザー脱毛は、痛くありませんでした。照射中、ゴムでパチパチッとはじかれたような感じが少しありましたが、冷却ガスで冷やしながらの照射で苦痛はありません。
回数を重ね、毛量が少なくなるにつれ、痛みはほとんどなくなりました。VIO脱毛は痛くてできなかったという人もいますが、それは医療機関の技術の差かもしれません。レーザー機器もハサミと同じ。同じ機器を使っても使いこなすテクニックがあるかどうかだと思います。クリニックの見極め方は、皮膚科専門医のクリニックであること、説明を受付の方もきちんとできるかどうか、を参考にしてみてはどうでしょうか。
AdobeStock