この記事ではビューティーガールライターや読者をはじめとする皆さんにお寄せいただいた、実話エピソードをご紹介します。
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「旅の恥はかき捨て」という言葉もあるように、旅先でついハメを外してしまうことや、思わぬ失敗をしてしまうことがありますよね。今回は、異国の地で「やらかしてしまった!」と頭を抱える女性のお話です。
旅先でまさかの逆ナンパ?! 勘違いから起きた出来事とは
「私さ、ポルトガルで逆ナンパしたんだよね…」。
こう話すのは、筆者がフランスに語学留学していたときに知り合い、帰国後も仲良くしている女性・アヤカさん(仮名)。
今では日本人男性と結婚し、1児の母となっている彼女。現地にいたときも、外国人男性との恋愛に憧れている様子はなかったし、恋に積極的なタイプというわけでもなさそうでした。なのにポルトガルで逆ナンパ?!
けれども、話を聞いていくうちに、彼女がその男性を気に入って声をかけたわけではないことがわかりました。それは、“ある勘違い”から起きた出来事だったのです。
夜のライブハウスでお酒を飲んでいると…
通っていた大学付属の語学学校の長期休暇を利用し、ずっと憧れていたポルトガルに行くことにしたアヤカさん。日本人のクラスメート1人と一緒に首都リスボンを観光し、その美しい街並みに2人で感激していたそう。せっかくだから民族歌謡の「ファド」も聴きたいよね!と盛り上がり、夜にはライブハウスへ。

ファドのライブ演奏が終わった後、お酒を飲みながら余韻に浸っていたという2人。すると、1人の男性店員が話しかけてきたそうです。最初は英語でしたが、その店員さんもフランス語が話せるということで、途中からはフランス語で会話。一緒にいた友人は会話に参加せず、アヤカさんと店員さんで少しのあいだ話が盛り上がります。
数分たってふと周りを見渡すと、店内にはほとんどお客さんがいない状態。あれ、もう閉まるのかな? そう思ったアヤカさんは、店員さんにこう尋ねました。
「閉店時間は何時ですか?」
店員さんの“予想外の反応”にびっくり
もし閉店する時間ならそろそろお店を出なきゃ。そう思って店員さんに尋ねたアヤカさんでしたが、予想とは全くちがう反応が返ってきました。
「僕もそろそろ仕事が終わる時間だよ。この後どう? この辺には良いお店がたくさんあるんだ。カラオケとかもあるよ。それじゃ準備してくるから。あとでね!」

こう言いながら、電話番号のような数字が書かれたメモを手渡してきた店員さん。軽くウィンクした後、足早に立ち去ったそうです。
結局、そのお店が何時に閉まるのかもわからず、ぼう然としていたアヤカさん。すると、そばにいた友人が、タクシーをすぐに呼んでほしいと別の店員さんに依頼。ほどなくしてタクシーが到着し、アヤカさんは半ば友人に引っ張られるように、ホテルに帰ったのだとか。
勘違いされてしまった理由に、フランス人も爆笑
後で友人と話した際、アヤカさんが「あの店員さんの対応、なんか変じゃなかった?」と言うと、こんなふうに言われたそうです。
「あれじゃ、誘ってるみたいだよ」
フランス語で「お店は何時に閉まりますか?」と聞いたつもりだったというアヤカさん。けれども、そばで会話を聞いていた友人によると、その言い回しがかなり微妙だったそうで、「あなたの仕事は何時に終わるんですか?」と解釈することもできたそうです。

アヤカさんは、それを聞いてようやく状況が把握できたといい、その後しばらくは、なんとも情けない気持ちに。ただ、この話は恰好のネタにもなったそうで、語学学校でこの経験をレポートにまとめたところ満点に近い高評価を得たそう。
フランス人の知り合い数人にもこの“逆ナンパ事件“を話すと爆笑されたそうですが、中には悲しそうに首を振りながら「彼は今でも待ってるかもしれないよ」とつぶやいた人も…。
また、現地で長く暮らす日本人女性は「アジア人留学生が多少不自然なフランス語を話しても、わかってくれそうなものだけど。なんでそんな勘違いしたんだろう?」と首をかしげ、その店員さんの行動を不思議がっていたそうです。
いずれにしても、アヤカさんは「自分のつたないフランス語がすべて悪い」と今でも反省しきりでした。
新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたら、海外旅行に行こうと考えている方も少なくないと思います。もし現地で“閉店時間”を聞く場合は、翻訳アプリなどを使うほうが安全かもしれませんね…。
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<文/青山文>
青山文
某放送局に勤務していたとき、いきなり思い立ってヨーロッパに語学留学。帰国後はウェブ業界に入り、現在は主に海外ニュースの記事を編集&執筆。ときどき話題の商品レビューや子育てにまつわる失敗談なども書いています。反抗期真っ盛りの小学生の息子と日々格闘中。
(エディタ(Editor):dutyadmin)
