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“ズブズブの不倫関係”から脱出できたのは、カラスのおかげ…ってどういうこと!? | ビ

時刻(time):2022-08-08 08:04源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
不毛な時間だと分かっていながら、ついダラダラと続けてしまっていた不倫関係。今回は、そんな関係をスッパリと解消することができた女性にお話を聞いてみました。さて、きっかけは何だったのでしょうか? 寂しい時に話を聞いてくれたSさん ※画像はイメージです(以下、同じ) 相川加代子さん(仮名・27歳・会社員)は、半年前から取引先のSさん(36歳・会社員・既

不毛な時間だと分かっていながら、ついダラダラと続けてしまっていた不倫関係。今回は、そんな関係をスッパリと解消することができた女性にお話を聞いてみました。さて、きっかけは何だったのでしょうか?

寂しい時に話を聞いてくれたSさん


不倫

※画像はイメージです(以下、同じ)

相川加代子さん(仮名・27歳・会社員)は、半年前から取引先のSさん(36歳・会社員・既婚・子持ち)と不倫関係にあります。

「元々不倫なんてするつもりじゃなかったのですが、当時の私は、仕事が上手くいっていなくて、仲の良い女友達とも喧嘩(けんか)して疎遠になってしまうし、実家で飼っていた犬まで死んでしまって嫌なことが重なりかなり落ちていたんです」

何も思う通りにいかない中、Sさんだけが加代子さんにまめに連絡をくれて、根気よく愚痴を聞いてくれたんだとか。

「そもそもSなんて別にタイプでもなかったし、結婚しているくせに馴れ馴れしくしてくるチャラいおじさんだなと思っていたのですが…」






キッカケはハーゲンダッツ


ある夜中に、加代子さんがふと「ハーゲンダッツの抹茶が食べたい」と言ったら、Sさんがすぐに届けに来てくれて、しかもスマートに帰っていったのがきっかけで、ちょっとかっこいいなと思うようになっていきました。

「とにかくわがままを聞いて甘やかしてくれるSに、いつのまにか身も心も許してしまったんですよね」

ハーゲンダッツ
加代子さんは「今は何も上手くいかなくて弱っている時期だから、一時的にSさんに癒してもらって、元気な自分に戻れたらすぐにこの関係をやめよう」と心に決めて不倫を始めました。

「ですが、一度こうなってしまうと私もSに依存するようになってしまい…あんなにタイプじゃないと思っていたのに、Sとしばらく会えないと泣きながら『今すぐうちに来てよ』と電話するぐらいズブズブにハマってしまったんです」

しかし、じょじょにSさんの態度が変わってきて…








手のひら返し


そんな加代子さんにSさんも「加代子って27年も生きてきてプロポーズされたことないってヤバいよね」と鼻で笑ったりと、小馬鹿にした態度をとってくるようになったそう。

上から目線
「きっと『誰もお前のことなんて生涯の伴侶に選ばないだろうね』って意味なんだと思います。Sなんて最初は私に夢中だったくせに、私がSを好きになった途端に手のひら返しで上から目線になったんですよ」

ですがSさんから離れたくない加代子さんは、嫌な態度をとられても我慢をして作り笑顔でやり過ごしていました。






カラスの赤ちゃん


「そんなある日の朝、激しく鳴くカラスの声で目が覚めたんです。ベランダに出てみると、どうやら電柱に作られたカラスの巣から、赤ちゃんカラスが落ちてしまったようでした」

赤ちゃんカラスが道端をピョンピョン歩いている横を誰かが通りかかると、その頭を親カラスがスゴい声で鳴きながら攻撃したりと、一生懸命赤ちゃんカラスを守っていました。

「赤ちゃんカラスはまだ飛べないみたいだし、親カラスもずっと悲しそうに鳴いていて心配になりました。そしたら『うるせー声だな』とSが起きてきたので、今までの様子を説明したんです」

するとSさんからは非情なひと言が。








ブチ切れてしまう


カラスの赤ちゃん
加代子さんが赤ちゃんカラスを助けに行こうとするとSさんが「一生面倒見られないくせに手出しするな、どうせ可愛いのは今だけですぐに飽きちまうよ」と言い放ったそう。

「その瞬間『どの口がそんなこと言ってんだよ!中途半端に私に手を出してきて…責任とる気もないくせに』とSにブチ切れていたんですよね」

もうSさんはとっくに自分に飽きていると勘づいていた加代子さんは、赤ちゃんカラスに感情移入してしまい、その勢いで本心をぶち撒けました。

「Sは『最初から不倫って分かっているのに、何でそんなに重たくなるの?責任て何?ゾッとしたわ』と吐き捨てて出て行ってしまったけど、なぜかホッとしている自分がいました。ずっと別れる踏ん切りがつかずにいたので」






カラスの赤ちゃんを助けたい!


そして、カラスの赤ちゃんをどうにか助けたい加代子さんは警察に電話をして相談してみました。

「すぐに女性の警察官さんが来てくれて、様子を見てくれましたが『特に何もできない』と言われてしまいました。カラスの赤ちゃんに水をあげてみましたが飲まないし、とにかく心配で」

ちなみに親カラスは上空を飛び回り鳴き続けていましたが、なぜか加代子さんを襲うことはなかったそう。

「その日は酷く暑かったし、このまま死んでしまったらどうしよう?と辛い気持ちになっていたら…さっきまでピョンピョンと歩くことしかできなかった赤ちゃんカラスが、大きく羽ばたいて空に飛んで行ったんです」

泣く
まだ長い距離は飛べないようで、あちらこちらにとまって休みながらですが、やっと親カラスと合流できたのを見て加代子さんは泣いてしまいました。

「間一髪のところで、この子は自分自身の頑張りでピンチを乗り越えてたんだなとジンとしてしまって。私もくだらないことに時間を費やしてるヒマなんかないぞ、羽ばたかなくっちゃと力が湧いてきたんですよね」

その晩Sさんから着信がありましたが加代子さんは無視をして、二度と連絡をとっていないそうです。

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<文・イラスト/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop




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