見た目だけじゃない。

みなさんがキッチングッズを選ぶ際に重視するポイントはどのようなことでしょうか?
とにかく雰囲気重視!見た目がおしゃれであって欲しいと願う方もいるでしょうが、実際に買ってみて、使いづらくて後悔してしまったという経験者も少なくないでしょう。できれば、見た目も良くて使い勝手も申し分ないバランス感が理想的だと思います。
そんなことを考えていたときに、大手ホームセンターのカインズで、才色兼備な名品を発見し、真の高見えアイテムを選ぶ上で“押さえるべきポイント”を再確認することができました。
そこで今回はこのまな板をご紹介しながら、見た目だけで失敗しない「真の高見えアイテム」を選ぶコツについて考えてみたいと思います。
その① やり過ぎ感のない、控えめデザイン
紹介するのは、カインズがオリジナルに製造・販売している「軽量大理石調まな板」。サイズは34センチ、38センチ、40センチの3タイプで、価格は1280円(以下税込)、1480円、1780円です。
まな板の表裏面がポリプロピレン樹脂で作られていて、白ベースの大理石柄にデザインされています。フチ部分は白色で、全体的に程よくエレガントな雰囲気。
そうです、まず最初に抑えるべきポイントは「やりすぎていないこと」。やや控えめくらいのシックなデザインのほうが、実際に台所に置いたときに違和感なく輝いてくれると思います。
機能面もバッチリ
機能面においては、抗菌加工、食洗器対応、滑り止め加工付き。清潔感を保ちながら、調理時、洗浄時にも扱いやすいというメリットがあります。
さらに購入して実感したのが、程よい重量感。100均などでよく売られているような薄いまな板もシーンによっては便利ですが、自宅のキッチンでキャベツなどの野菜や塊肉などをしっかり切り分けるには、ある程度の安定感とサイズ感が重要になってきます。
ポイント② サイズは35センチ以上、薄すぎず厚すぎず
使いやすさを実感するために大事なのが、「重さ」です。
私は過去に、いわゆる高級まな板を何度も購入した経験がありますが、重すぎて使いにくかったり、切った時に刃音や傷が気になったりすることに後から気づき、値段が高いからとか、ブランドモノという視点で購入するのはリスクがあることを学びました。
経験的には、女性が使う場合はやや軽めのほうが扱いやすく、広いキッチンではない限り大きすぎるサイズ感もNG。サイズの目安としては、35~40センチが万能です。
また重さと同じくらい重要なのが、「厚み」。木製まな板の多くは厚みがあるために、水切り台に立てかけられないといった悩みも出てきますから、やや薄め(1~1.5センチ)のほうが何かと便利かもしれません。
ちなみにこのシリーズには3サイズありますが、私のおススメは真ん中の38センチ。サブのまな板としての使用を考えている人には34センチが喜ばれそうです。
まな板は衛生面を考えると一生モノという視点は不要で、定期的に買い替えしやすい価格であることや、リピートしたくなる使い勝手であることが最重要ポイントになると思います。
以上を要約すると、見た目の満足度を長持ちさせるためには、上品さや高級感を持ちながらも、やや控えめでシックであることが大切。買ってよかったという確かな実感を得るためには、“扱いやすさ”をシミュレーションすることが重要になります。
自分の生活シーンに違和感なく取り入れられて、リアルに扱いやすいこと。これはまな板以外のキッチンツールにも同じことが言えますから、高見えアイテムほどこの視点を忘れずに活用してみてくださいね!
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。ビューティーガール連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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