イライラや怒り、嫉妬など、なかなかコントロールできない心の悩みに、様々な専門家からアドバイスを頂きました。その発想はなかった! というような、思いがけない解決策が見つかるかも。
日々、モヤモヤはあるけれど…
心を穏やかに保つヒント100Book
[第6章]
ネガティブな感情の
飼いならし方
読者から寄せられたお悩みに、専門家からのアドバイス。思いがけない視点からの解決策に、視界が開けるはず!
イライラ・怒り
Q いつも怒っている自分に
自己嫌悪。どうしたら抜け出せる?
54 怒ったらまず6秒我慢するなど、
アンガーマネジメントを
「怒りを反射的に爆発させると人を傷つけ、後で自己嫌悪に陥ることになるだけ。怒りを感じてから理性が働いて冷静になるまでには6秒のタイムラグがあるので、怒りを感じたらまずは6秒間我慢を」(福永伴子先生)
55 自分が望む状態を得られないから
怒っているんだと、まずは認識を
「人が自分を怒らせていると思いがちですが、実は自分が望む状態を得られていないから怒るわけで、赤ちゃんが泣いているのと同じなんです。怒りを感じたとき、そう認識するだけでも自然に落ち着きます」(大愚和尚)
Q 一度イライラするとずーっと引きずって、
物に八つ当たりして
機嫌が悪いままでいてしまいます……
56 結局、面倒なことになると認識
して、自分で自分の機嫌をとって
「イライラを引きずると必ず面倒なことになるので、それを認識して自分で自分の機嫌をとりましょう。“気を取り直していこう!”と口にしたり、イライラを感じたその場をとりあえず離れるのもおすすめです」(高尾美穂先生)
Q 人からのアドバイスにイラつく。
素直に受けとめるには?
57 人は誰でも自分の知らないことを
知っていると思って聞くほうが、世界が広がります
「人からのアドバイスにイラつくのは、その人を自分より格下だと思うからです。人は誰でも自分の知らないことを知っていると思って、ありがたいと思いながら聞く。そうすると、人がいろいろな情報を教えてくれるようになり、あなたの世界がもっと広がりますよ」(大愚和尚)
58 受け取ったほうがいいアドバイス以外は
相槌を打ってやり過ごして
「人からのアドバイスには、受け取ったほうがいいものと、受け取らなくてもいいものがあり、なんでも受け取るとストレスになることが。自分で見極めて、受け取らなくてもいいアドバイスには相槌を打ってやり過ごしましょう」(高尾美穂先生)
Q 「えー? 知らないのー?」と、
マウントをとってくる先輩方。
自分ではマウントとってる意識がなく、
直る気配もなし。どう対応したらいい?
59 同じ土俵に上がらず、
相手を「わ~すごい!」と褒めましょう
「マウントをとられたと思って腹が立つ時点で、その人と自分が同じレベルということ。そういうときは同じ土俵に上がらず、“わ〜すごい”と相手を褒めて聞いていれば、その人も気持ちよくなって、自分もマウントをとられた感覚にならないのでおすすめです」(大愚和尚)
60 そういう人は他責評価タイプ。
説得は無理なので、潔く距離を置いて
「他人軸で本当の自分自身がわかっていないため、ある意味かわいそうな人。何にでもマウントをとってしまう人を説得するのは難しいので距離を置いて」(加藤俊徳先生)
Q 仕事のメールの書き方が
イチイチ嫌味な人が。顔を合わせると
そんなことはないのに……
61 それは書き手自身の問題かも、
と思える余裕を
「相手が自分と同じようにすべて理解できる、というのはおごりだし、脳から見てもいびつな考え。ぶっきらぼうな文章は脳が疲れているサインかも」(加藤俊徳先生)
62 相手を責めず、何が傷つくのか
1つ1つ感情と向き合ってみる
「対面で問題がないのであれば、自分が悪いと思ったり、相手を責めたりせずにスルーを。ただ、どうしてそう感じるのか、自分の感情と向き合うのはいいかも。それでも気になるなら相手に確認をしてみて」(中川 愛さん)