あなたは朝ご飯を食べる派ですか?食べない派ですか?どちらもそれぞれのライフスタイルなりのエピソードがあるようです。
今回は、朝ご飯にまつわる話を3つ聞きました。
コロナ禍で酒びたりに…
小島舞花さん(仮名・32歳・会社員)は、コロナ禍でリモートワークになってから毎晩お酒を飲むようになってしまいました。
「通勤時間がなくなり、朝のんびり起きられるようになったら気が緩んでしまい、だんだんと酒量が増えていってしまったんですよね」
そして独身で彼氏もいない舞花さんは、休日も誰とも会わずに一人で昼間からお酒を飲んで過ごすことが多くなりました。
「多分コロナで気楽に人と会えなくなって、1人で寂しさをまぎらわさなくちゃと思っていたんだと思います。ですが、そんな私の異変に気がついてくれた人がいたんです」
コロナ以前の舞花さんは、よく手料理の写真をインスタグラムにアップしていたそう。
「インスタの更新がしばらくないことを心配して、小学生の頃からの親友S子が電話をくれたんです」
冷蔵庫内のお酒を全部捨てられた
以前の2人はよく食事に行ったり、ひんぱんに連絡を取り合っていましたが…昨年結婚したS子さんに気を遣い、舞花さんはあまり連絡出来ずにいました。
「私が酔った勢いで、寂しくていつの間にか酒浸りの日々を送っていたと話したら、S子に泣きながらめちゃくちゃ怒られて。それでやっと目が覚めたんですよ」
その翌日、舞花さんの部屋にやって来たS子さんは、冷蔵庫にあった缶ビールや缶チューハイを全部捨てたそう。
「S子が『もう大丈夫、私がしょっちゅう遊びにくるから寂しくないよ。だから以前の舞花に戻ろう』とインスタに毎日朝ご飯の写真をアップすることを約束させられたんです」
ずっと毎朝二日酔いで、最悪の気持ちで起きていた舞花さん。
「久しぶりにお酒を飲まないでむかえた朝は、ちょっと寝不足でしたが気持ちがよかったですね。S子に感謝しました」
そしてハムエッグとトマトとトーストの簡単な朝ご飯を作ると、舞花さんは久しぶりにインスタグラムにアップしました。
久しぶりの朝ごはんは希望の味
「そしたら笑っちゃうぐらいすぐにS子から、いいね!がついて。見守ってもらっている感じがしてとても嬉しかったですね」
そして久しぶりに食べた朝ご飯が、ビックリするほど美味しかったそう。
「ホント平凡な、なんてことないメニューだったのですが、まるで真人間に戻れたような…希望の味がするなって思ったんです」
それ以来お酒はやめて、インスタグラムに朝ご飯をアップし続けている舞花さんなのでした。
続いては、朝ごはんを食べないタイプだったのに、ひょんなことから変化があった…という経験です。
彼の部屋に初めて泊まったら朝ご飯を作ってくれた
田辺菜緒さん(仮名・27歳・派遣社員)は、付き合い始めたばかりの恋人(Kさん・26歳・メーカー勤務)の部屋に初めてお泊まりに行きました。
「楽しく夜を過ごして目が覚めると、Kに『朝ご飯食べられる?僕と同じのでよければ作るよ』と言われたんです」
実は菜緒さんには朝ご飯を食べる習慣がありませんでしたが、つい笑顔でうなずいてしまったそう。
「正直食欲なんてないなと思っていたら、すごく可愛い見た目の卵納豆ご飯が出てきて、思わず『うわ〜!』と声を上げてしまいました」
朝ごはんを食べる長所に気づけた
それは、まず卵の白身だけを納豆(タレと辛子入り)に投入し、メレンゲ状になるまでよく混ぜ、それをご飯の上にしきつめて真ん中に黄身を乗せたものでした。
「食べ始めたら、白身のフワッと感と、納豆と黄身のまったり感がマッチしていて、朝の身体に染み渡るというか、とても食べやすくて気がついたら完食していましたね」
恋人が作ってくれたからというのも大きいですが、菜緒さんはその卵納豆ご飯がとても気に入ったそう。
「皆さんはもうとっくにご存知だとおもうのですが…朝ご飯を食べると身体が温まって、頭の回転も良くなる気がするし、はっきり言って体調が良くなりますよね。Kのおかげで、当たり前のことに気がつくことができたんですよ」
それ以来、彼が泊まりに来ると、菜緒さんも卵納豆ご飯を作ってあげるようになったそうです。
続いては、ダイエットのために朝食をうまく活用している女性の話です。
「朝なら何を食べてもゼロカロリー!」ルールにしたら
笠井紘子さん(仮名・29歳・会社員)は、何度もダイエットをしてはリバウンドを繰り返していました。
「私は炭水化物や脂っこいもの、あとスイーツも大好きで…でも、どれもダイエットの敵なんですよね」
炭水化物の代わりにオートミール、鳥の唐揚げの代わりにサラダチキンと置き換えてみましたが、ストレスがたまってしかたがなかったそう。
「糖質オフのスイーツも“私が食べたいのはこれじゃない”感がすごくて。なので思い切って、『朝なら何を食べてもゼロカロリー!』ということにして、好きなものを食べることにしたんです」
ちなみに紘子さんは、起き抜けから重たいものでも美味しく食べられるタイプでした。
大満足な朝食のおかげで
「寝ぼけ眼でとんかつを揚げたり、カルボナーラを作ったりして、美味しそうな匂いで食欲全開になり、しっかり目覚めのスイッチが入るという幸せな朝をむかえるようになりました(笑)もちろん食後にデザートだって食べちゃいます」

大満足な朝食をとると、昼、夜はカロリー抑えめのメニューでも我慢できるそう。
「夜はサラダとおからの煮物だけでも『朝ご飯を思いっきり美味しく食べるためには、このぐらいがちょうどいいんだ』と思えるんですよね」
紘子さんはゆっくりとですが、ストレスを溜めずに体重を落としているそうです。
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<文・イラスト/鈴木詩子>
(エディタ(Editor):dutyadmin)
