最近、よく聞く言葉として「腸内美人」があります。
腸内美人とは便秘や肌荒れのトラブルがなく腸に負担をかけていない状態のこと。腸には「繊毛」とよばれる器官があります。そこに汚れが溜まってしまうと活動が弱ってしまいます。
腸は老廃物を生成する器官で、それが正常に働けなくなるということは、老廃物が上手く排出することができなくなり、不健康な身体になってしまう、ということです。
健康的な美しさを手に入れるためには身体の中からキレイに行く必要があるのです。
そこで今回は腸をキレイにしてスリム体質を手に入れる方法をご紹介します。
◆腸から「助けて」サインが出ていませんか?
腸の働きが悪くなってしまうと、大腸に食べた物が溜まってしまい、便秘に繋がってしまいます。便秘は太る原因のひとつなのでなんとかして避けたいですよね。
下痢や便秘を繰り返したり便秘が続いたりするような排便に何かしら問題を抱えている場合は腸が正常に働けていないというサインです。
また、冷え性や冷たい飲み物をよく飲む人も腸に負担がかかっています。
できるだけ腸に負担をかけないように食べ物や環境を整えることが大切です。
◆食生活で腸のバランスを整える
「腸のバランスを整える」ためには食生活を見直すことが大切です。
腸内環境を整えるためにおすすめのものはズバリ「発酵食品」。
ヨーグルトや乳酸菌飲料には腸内の善玉菌を増やしてくれる役割があります。
さらに、味噌や納豆などの大豆製品も腸内をキレイにする働きがありますよ。
また便秘も腸内環境悪化の原因に繋がります。野菜に含まれる食物繊維で、老廃物の排出を促すことも1つの方法です。
◆日本人の腸は肉類が苦手
肉類などのたんぱく質は大切な栄養素のひとつではありますが、腸にとっては負担になる物のひとつです。
特に日本人は野菜中心の生活を長く続けてきたため、欧米人よりも腸の長さが短く、その働きも弱い特徴があります。
そのため、もともと欧米並みの肉中心で食生活するには合わない身体の仕組みになっています。
肉類を多く食べると腸はそれを消化するために長時間活動をし続けることから、腸が疲れてしまい、環境の悪化に繋がってしまいますよ。
肉類を中心とした生活ではなく、栄養バランスを考えた食事を行うようにしてくださいね。
◆繊維質をとって腸を健康に
肉類が苦手な日本人の腸にとって優しい食べ物は、やはり食物繊維です。
食物繊維が豊富な野菜やフルーツなどを積極的に食べるようにしましょう。
またたんぱく質を摂る時は魚類を食べるのがオススメ。魚は高タンパク質であり、人間に必要な不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。
サプリメントよりも食事でとるのが一番ですよ。
◆朝は1杯のお水からスタート
夜間、活動が緩やかになっている腸を活発化させるためには、目覚めた時にコップ1杯の水を飲むようにしましょう。
水を飲むことで腸が刺激され、活動のきっかけとなります。
お水を飲む時は冷たいものではなく、できるだけ温かいものにするのがポイント。
冷たいものだと腸に負担をかけるだけでなく、代謝を低くする原因に繋がってしまいます。
常温のもの、もしくは白湯をゆっくり飲みながら体を起こしていってくださいね。
いかがでしたか?
今回は腸内美人を作るために心がけたいことをご紹介しました。
地道にケアを続ければ「腸内美人」はもうすぐそこです。
腸の環境が整えば活動も正常になり、ぽっこりおなかも解消されます。
健康的でスリムな「腸内美人」を目指して、生活習慣を改善してみましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

