【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.68】
6匹の猫たちと暮らすB-TAYAさん(@parvati69aya)は、「猫は私の命」と語るほどの猫好きさん。そんな愛情溢れるおうちで暮らすウォッカくんは、元野良猫です。

一昨年、天国へ旅立った初代ボス猫に代わり、同居猫たちの幸せを守っています。
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静岡県の高原でひどい猫風邪の猫を発見
ウォッカくんを発見したのは、静岡県のとある高原でした。
「外猫が産んだ子です。母猫に見捨てられていたところを保護しました」
出会った時、ウォッカくんはひどい猫風邪を患っており、目が見えない状態でした。瞬膜が肉芽になりつつあったため、B-TAYAさんはすぐにウォッカくんを動物病院へ。処方された目薬を毎日点し、週1回通院する日々を送りました。

おうちの中では常に抱っこ袋を首からぶら下げ、お世話。家事をする時や、ぐずっている時にも、常に一緒にいられるように工夫しました。
目の状態が良くなるにつれ、やんちゃボーイに成長
「保護後、冷え始めていた体を抱いて一緒に眠ったことは今でもよく覚えています。ウォッカは先住猫たちからも愛され、抱っこしなくても大丈夫な時は同居猫たちにくっついていました」

はじめは大人しかったものの、目の状態が良くなるにつれ、ウォッカくんは徐々に活発になり、よく遊び、よく食べるやんちゃボーイに成長。
「肉芽は完治しました。片目に薄い膜は残りましたが瞳孔は開くので、ぼんやり見えているはずです」

大人になるにつれてあまり甘えなくなったものの、ウォッカくんは呼ぶと必ず来てくれ、サイレントニャーでお返事してくれることも。そんな愛猫を、B-TAYAさんは「私のことを常に気にしてくれるツンデレくん」だと思っています。

「強い子になれと声をかけ、育てたかいがありました。私はウォッカの目を、かっこいいと思っています」
大好きなお兄ちゃん猫から受け継いだ「ボスの心得」
にぎやかな同居生活を送っているウォッカくんには、忘れられない大好きな家族がいました。それが、一昨年亡くなった初代ボスの蓮兄ちゃんです。
蓮兄ちゃんは、一方的に甘えてくるウォッカくんに根負けし、傍にいてくれるように。ウォッカくんはグルーミングをしてもらったり、ボスとしての優しさを教えてもらったりしました。

そのため、蓮兄ちゃんが虹の向こうに行ってしまってから、ウォッカくんはしばらく意気消沈してしまいます。しかし、時が経つにつれ死を自分なりに受け止めていった様子。2年経った今では元気を取り戻し、ボスの座を受け継いで、幼い頃に自分がしてもらったように下の子たちのお世話に励んでいます。
大切な家族と過ごす日常を満喫
「同居猫たちの中でウォッカは、2番目に長くいる子。ボスとして分け隔てなく、みんなに優しく接しています」

しかし、もともと甘えん坊な性格であるからか、時にはお姉ちゃん猫のまりんちゃんに甘えることも。
優しさを配ったり貰ったりしながら、ウォッカくんは大切な家族と過ごす日常を満喫しています。
1匹でも多くの野良猫が、愛情豊かな飼い主さんと巡り合ってほしい
自然の中で生まれたウォッカには、その自由と引き換えにぬくもりと安心をあげ続けたい。そう語るB-TAYAさんは過酷な状況下で生きている猫たちに対し、こんな思いを抱いています。
「猫が生きるのは簡単ではなく、人間に迫害されることも多い。外猫として生まれた子の多くは発育が悪く、猫風邪を患っていることも多いものですが、快適な生活をさせ、ちゃんとしたご飯をあげれば元気になってくれると感じています」
1匹でも多くの野良猫が、ずっと愛を注いでくれる飼い主さんと巡り合い、安寧の地を手に入れられる社会であってほしい……。ウォッカくんをはじめ、厳しい環境を生き抜いた保護猫たちと暮らしているからこそ、B-TAYAさんの言葉にはそんな祈りが込められているような気がします。

必死に生きようと頑張った勲章を右目に持つ、ウォッカくん。そんな彼のニャン生には、これからもたくさんのワクワクと笑顔が溢れることでしょう。
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<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
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古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
(エディタ(Editor):dutyadmin)

