いざというときの対応で、周囲からの信頼を失ってしまうことも…?当たり前のようでなかなかできない“誠実な対応”。
人間関係を築くうえで、相手を信頼すること、相手からの信頼を得ることは重要だ。このほどSirabee編集部が行なった調査にて、「周囲から信頼される人の特徴」の一つが浮かび上がった。
■「謝ることができる人」は信頼できる
編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「人間関係」に関する意識調査を実施したところ、全体で86.5%の人が、「自分の非を認めて謝ることができる人は、信頼できると思う」と回答。
年代別で見ると、20代以上の全ての年代で8割を超える高い割合となった。
■「謝れない人」は意外と多い?
「自分が間違ったことをしたら、謝りましょう」。多くの人が、学校や家庭でそう教わって育ってくるはずだが、大人になるにつれて「謝れない人」と出会ったり、自分が「素直に謝ることができなかった」という経験をした人も少なくないのでは。
インターネット上にも、「歳をとると謝れない人が増えるのは何故なのかな」「事の状況みてすぐ謝れる人と謝れない人じゃ全然違うよね」と、謝れない人や謝れなかった自分へのモヤモヤをつぶやくユーザーが多数見受けられる。
■社会に出て分かった「父の言葉」の意味
編集部が話を聞いた20代会社員の女性・Aさんは、「幼い頃から、父から『すぐに相手のせいにするな、揉め事が起こったら、自分にも必ず非があると思え』と言われて育った」と話す。
「子供の頃は、口うるさい父の小言のように思っていましたが、自分が働くようになってから、『父が私に教えたかったこと』の本質が理解できるようになりました」という。
■残念に思ってしまった上司の言動
「私の上司は、入社したときから仕事に厳しい人という印象だった」そうだが、「あるとき、社内でちょっとしたトラブルがあり、状況を整理してみたら、明らかにその上司の指示にミスがあったんです。でも、よく事情を知らない人たちから新入社員の子が疑われてしまっていて」。
「そこで、上司から『悪かったね』のひとことがあれば平和に解決したのに、しれっとその新入社員の子の確認ミスのような形で片付けられてしまい…。尊敬していただけにすごく残念に思ってしまいました」「そのとき、父の言葉が蘇りましたね」と話していた。
■「大人は謝れない人が多い」
また、50代女性のBさんも「具体的にこれといったエピソードはありませんが、やっぱり大人は謝れない人は多いのではないかなと思います」と話す。
以前、コールセンターでオペレーターの仕事をしていた30代女性のCさんも、「我々オペレーターからとくに信頼されていた社員さんは、笑顔で優しいだけではなくて、お客様への対応も親切で誠実。こちらに不手際があった際の謝罪対応が上手くて、みんなその人をお手本にしていた」と、“何がいけなかったのか”をきちんと理解し、誠実な対応ができることの大切さを学んだという。
何でもかんでもすぐに謝ればいい…というわけでもないが、何か自分が間違えてしまった場合には、相手への誠実な対応を心がけたい。