【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.65】
近年、話題になっている「ねこねこチーズケーキ」は見た目のかわいらしさだけでなく、本格的な味わいにも満足できる猫形チーズケーキの専門店。
Yahoo!検索大賞2020の食品部門を受賞した「ねこねこ食パン」と同じく、株式会社オールハーツ・カンパニーが生み出したブランドで猫好きさんだけだなく、全国の甘党さんからも絶大な支持を得ています。
そんな「ねこねこチーズケーキ」から販売されている「にゃんチー」と「ふぃにゃんシェ」のパッケージには、リアルでかわいらしい猫の絵が。「つい手に取りたくなる…!」と、人気を博しています。
ペットテック企業で働くイラストレーター・Coonyさん
このパッケージを手掛けているのは、猫専門イラストレーターのCoony(クーニー)さん(@Coony_illust)。
実はCoonyさん自身、2匹の愛猫と暮らしている猫好きさん。普段はペットテックベンチャー「PETOKOTO」にジョインし、保護犬猫のマッチングサービス「OMUSUBI」やペットライフメディア「PETOKOTO」、フレッシュドッグフード「PETOKOTO FOODS」というサービスを運営しています。
好きな先輩から褒められて「猫専門のイラストレーター」に
Coonyさんはもともと、アパレルやライフスタイルのブランドで活躍していたデザイナーさん。猫専門のイラストレーターになったきっかけは、意外な理由でした。
「かわいいと思っていた女の先輩に気に入られたくて、その方の猫ちゃんをドローイングしてプレゼントしたら、すごく褒めてくれて。『この絵で何かやったほうがいいよ』と猛プッシュしてくれました」
そこで、インスタグラムを開設。猫アートを販売し、売上の一部を保護猫活動に寄付するようになりました。
「ずっと保護活動がしたかったけれど、本業のデザイナーという職業柄なかなか時間の確保が難しくて、ボランティア活動探しが難航していました。でも、イラスト販売であれば空いた時間に自分のペースで支援ができると思い、活動を開始しました」
「猫専門」とうたうのは自身が猫と暮らしているからだけでなく、犬猫の殺処分の8割が猫だという現状を変えたいから。
「売り上げの一部を保護猫活動に活かすことが、私にできる支援の形だと思っています。かわいい、欲しいという猫好きさんの気持ちがそのまま支援になる仕組みを作りたかったですし、これからも継続させていきたいです」
飼い主さんの愛を汲み取り、似たイラストを
イラストを描くとき、一番こだわっているのは猫の瞳。
瞳の透明度や潤み具合は写真を見ながら想像し、リアルに再現。「猫好きさんって、猫ちゃんと目が合うとキュンとしますよね?そのときめきを絵にしたいので、見た時に目が合うように描いています。」
これまで制作した中で一番思い入れ深いのは、今の道に進むきっかけを作ってくれた先輩の愛猫・スワくんの絵でした。
「今とはタッチが少し違います。この子と先輩の暮らしがなければ、猫のイラストを描くことは始めていませんでしたね」
亡くなった猫を描くことも
注文を受けたら、とにかく似るように写真を見ながらイラストを制作します。
「目を血眼にして、必死に描いています(笑)。亡くなった猫ちゃんを描くときは、ちょっと泣くこともあります」
再現率の高い作品の数々は驚くことに、なんとペンタブではなく、マウスで描かれています。
自身の中にある猫愛と飼い主さんが愛猫に対して抱く深い愛。Coonyさんのイラストには、そんな目には見えない大切なものがしっかり描かれているからこそ、多くの人の心に刺さるのかもしれません。
愛猫は寄り目がかわいい「ミノ」とさっぱり男子「ミン」
そんなCoonyさんにとってかけがえのない家族となっているのが、愛猫のミノちゃんとミンくん。
ミノちゃんは、気分屋のツンデレ女子。ミンくんはおっとりとしており、来るものは拒まず去る者は追わないさっぱり男子。
おうちでは一時期、保護団体から預かり、猫社会&人馴れ修行中のギャオスくんも一緒に暮らしていました。
ミノちゃんとミンくんは、どちらも保護猫。
「ミノは、多頭飼育崩壊から救出された子。グレーの猫ちゃんと暮らしてみたいと思っていたのですが、血統書にこだわりはなかったので里親募集サイトで探していた時に出会いました。対してミンは、飼い主さんの飼育放棄によって保護された子。2匹目を迎えたいと思っていた時に里親募集サイトで一目ぼれし、おうちに迎えました」
愛猫たちは“仲間”みたいな存在

愛猫は家族。でも、子どもみたいな感覚ではなく、同等の仲間みたいな存在――。そう語るCoonyさんはこれまで共に過ごす中で、愛猫のかわいいところをたくさん発見してきました。例えば、ミノちゃんにはまったりしている時にサイレントニャーをしてから、小さな声でケッと鳴く癖が。
「ミンは撫でてほしいと、鳴きながら私の目を見つめ、太ももや背中を手でトントンと叩いてきます」

個性あふれる2匹はつかず離れずな距離を保ちながら、マイペースな日常を満喫しています。
さまざまな“あるあるポーズ”にチャレンジしたい
そんな愛猫たちに癒されつつ、Coonyさんは人と猫が幸せになれるオリジナルな保護活動を継続していく予定です。

「今は証明写真のような絵が多いので、今後は全身バージョンや威嚇ポーズなど、猫好きさんが『あるある!この仕草かわいいよね』と思ってくれるようなイラストにチャレンジしてみたいです」
これまで培ってきたデザインスキルを、犬猫のために役立てるCoonyさん。その活動の中には、たくさんの笑顔が咲いています。
<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
(エディタ(Editor):dutyadmin)






