こんにちは、ドクター麻梨子こと、美容外科皮膚科医師の平田麻梨子(ひらた まりこ)です。

平田麻梨子医師
我が家は母も普段からすっぴんで、周りの友人のお母様方に比べても美容知識が少ない方だったと思います。ニキビが出来たら病院にいくというようなこともありませんでした。
ですから、私自身も雑誌でコスメの研究をするようなことも少なく、大学生になっても脱毛もしていないような状態でした。
ひょんなことから美容の世界に足を踏み入れ、色々なことを学び、もし今自分が20歳だったら絶対に知っておきたかったことがたくさんあります。
このコラムをお読みになっている方が20歳なのか、はたまた20歳のお子様がいらっしゃるのかはわかりませんが、悩んでいる若い子へ私からのアドバイスです。
ムダ毛は自己処理は×。脱毛しよう
社会人になって友人の紹介でエステに行き始めたのが最初で、私の脱毛デビューは25歳です。それまでは、シェービングサロンやワックス脱毛をトライしては肌にブツブツができるという無駄なことを繰り返していました。
自己処理も含め毛のせいで肌が荒れている若い子を見ると胸が痛みます。自己処理ですと当然一時的でしかないですし、肌への刺激が強すぎますので、そのお金で脱毛をしましょう。エステでの脱毛と医療脱毛、どちらでもよいですが、コスパで言うと医療脱毛かなと思います。ただ最初に払うお金が高いので、頑張ってバイトしてください。
注意点ですが、毛を抜いたり、海に行く前日に脱毛をしてはいけません。脱毛の翌日の日焼けは肌荒れや色素沈着の原因になりますのでNG。
脱毛後2週間ほどもするときれいに全部抜けて最高の肌で水着を着られますので、計画的にお金をためましょうね。そのお金は絶対に無駄になりません。
アイプチはやめよう
高校生たちを見ていると、テレビで見るタレントさんのようにパッチリ二重の子なんてほとんどいません。言いにくいですが、二重幅に関して、大人は結構な確率で整形していることが多いです。ですので、あなたが今、鏡を見て憂(うれ)える必要はありません。あなたもすぐパッチリ二重になれます。
皆様せっせとアイプチをがんばっていますが、その研究の時間がもったいないと私は思います。アイプチだと、皮膚への刺激が強すぎて、皮膚がかぶれたり伸びて弛(ゆる)んだり、数年間もアイプチしていると痛々しい状態になってしまいます。
アイプチも安くはなくて1000円くらいしますし、朝1時間くらいかかるし、とれてしまうかも…という精神的不安をお金に換算するとすごい金額になります。あなたの時間は無限ではありません。好きな子とキスするとき、半目になっている場合じゃないのですよ。なるべく早い時期に整形をすることをおすすめします。
可愛くなるのはいつでも遅くないですが、できれば私なら20歳でめちゃくちゃ美人になっておきたかったなと思います。その点では…母をうらむ!(冗談です)
ちなみに安い二重整形の場合は3万円程度でできますが、腫(は)れることが多いので2週間程度は余裕をもって手術計画を立ててください。
また、思い立った日に予約が出来るわけでもないので1ヶ月前には、いったんクリニックに電話してみてください。
日焼け対策はしっかり
私の年代はエビちゃん世代で美白ブームだったので、基本的に日焼けをして生きてきたわけではありません。エビちゃんに感謝!
ただ、最近昔の流行が再燃してきていますので、うっかりガングロブームが来るとも限りませんのでお伝えします。
過度な日焼けによって1万個くらいシミやイボができますので、焼きすぎないように。ボディもしっかり日焼け対策して保湿してください。
日焼けしてコラーゲンが傷みまくった皮膚を元に戻すことは難し過ぎるのです。
ニキビに悩んだら病院へ
そのニキビ、絶対に潰(つぶ)さないでください。ニキビをつぶすと、そこからばい菌が入ってさらにひどくなってしまいます。潰すなら皮膚科で清潔な状態で処置をしてもらってください。
1個でもニキビができたら、皮膚科の薬を塗ってください。普通の皮膚科ではビタミン剤や抗生剤の飲み薬、塗り薬をもらいましょう。ニキビ用のドラッグストアの何かしらを買っても、治ることはあまりないのですよ。
たくさんできている場合は、皮膚科だけでは治らないので、美容皮膚科へ相談に行ってください。保険診療で処方できない強力な飲み薬がありますので、何かしらの手段でかなり改善します。
また、できればビタミン剤は常に飲む習慣をつけましょう。
ニキビ、気になりますよね。気にして触ることによって、さらに悪化というサイクルをたどる方が多いので、恥ずかしくても皮膚科に行って、ニキビ痕にならないようにしましょう。それが10年後あなたのためになります。
見た目が人に与える印象は、若いあなたが思っているよりもずっとずっと大きいのです。就活やその後の仕事の成績、もちろん恋愛にも大いに影響を与えます。心を見る前に、まず肌が目に入る、これはお互い様です。キラキラなお肌を見せつけてあげましょう!
私自身は、ニキビが出来てもファンデーション厚塗りでごまかそうとしていたため、たくさんニキビ痕が残ってしまっています。美容医療の力で以前よりは改善していますが、やはりまだ気になりますし、若いころにちゃんとケアしていればなととても後悔しています。
このコラムを見た皆様は幸運です。良い治療もたくさんあるし治療の大切さを知ることができたのですから。
自分を大切にしよう!
これは美容と関係ありませんが、若い時期の過ごし方ってとっても大事。
若いからってむやみにお酒を飲みまくったり、てきとうに遊んだり、タバコを吸ったり悪い薬に手を出したり、思いつく微妙に悪いことも含めて、ぜ~んぶやめましょう。
自分を大切にして、自分を愛してあげて、そして思いやりを互いに持ち合える仲間や恋人、家族と過ごしてください。寂しいからって、どうでもいい時間は過ごさないで!

平田麻梨子医師
美容外科もクリニックによってはとんでもなく高い治療を売りつけてくるところもあるので、そういう場合は電話をするふりをしてそのまま帰っていいです。悪い大人からは逃げ出しましょう。
親身になってくれて、無理のない範囲で治療の提案をしてくれるクリニックはたくさんあります。きっと同世代のお友達より経験豊富な私たちです。何かしらのお役には立てると思います。
若さは宝物。素敵な人生をもっとよくするために、お姉さん(と呼ばせて!)のたわごとに少し耳を傾けてもらえたら、本望です。
<文/平田麻梨子>
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