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バスで泣き叫ぶ娘に「うるさい!」と怒号。若い女性にトントンと肩を叩かれ… | ビューテ

時刻(time):2022-02-09 15:14源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
育児中で困ることが多いのが、交通機関を使った移動ではないでしょうか。ベビーカーを使えば、その大きさから周りに嫌な顔をされ、かといって抱っこ紐で移動しようとすると、子どもが大きくなるにつれ、身体も限界に。 ※イメージです(以下、同じ) 今回は、そんな育児中のママが遭遇したエピソードを紹介します。1歳になる娘をもつ竹本由美さん(仮名・35歳)は

 育児中で困ることが多いのが、交通機関を使った移動ではないでしょうか。ベビーカーを使えば、その大きさから周りに嫌な顔をされ、かといって抱っこ紐で移動しようとすると、子どもが大きくなるにつれ、身体も限界に。

ベビーカー

※イメージです(以下、同じ)

 今回は、そんな育児中のママが遭遇したエピソードを紹介します。1歳になる娘をもつ竹本由美さん(仮名・35歳)は、子どもとの外出が億劫だといいます。

つねにワンオペ。赤ちゃんとの移動がストレス…


「都心住まいなので車も持っていないし、子どもを乗せられる電動自転車もほとんど10万円以上するので、幼稚園に入園するまでは買わない予定なんです。だから、いつも移動はベビーカーか抱っこ紐の2択です」

 子どもが赤ちゃんのうちも、定期検診や通院など親子での外出は避けられないはずですが、専業主婦の由美さんはそのすべてを一人でやっているといいます。

「ベビーカーか抱っこ紐で移動するのですが、いつも大荷物で……。うちはミルクなので、お湯を入れたステンレスボトルや粉ミルク、ボーロなどのおやつも持ち歩くので、いつも大荷物で……」

 電車や地下鉄などは、ホームに行くまでに何度も階段を上り下りしなければいけません。

「エレベーターに満員で乗れなかったり、ホームの端まで行かないとエレベーターがなかったりして、駅構内をものすごい距離を移動することもあります……。ここ1年は、遠回りになっても、ベビーカーを畳まずに乗ることができるバスを使うようになりました」




泣き止まない娘に「うるさい!」と怒号が



バス 路線によっては本数が多いバス。しかし一度乗ると密室のため、重苦しい空気を味わうことも……。

「その日は、小児科に行く予定でした。席が空いていたので私は座り、娘の乗るベビーカーはすぐ隣に。発車すると、娘はバス内の暑さからなのか、だんだん機嫌が悪くなっていって。寝ていてほしいと思って、ベビーカーに座る娘に『ねんねですよ~』と話しかけていたんですが、最悪なことに娘は大泣きを始めました」

 由美さんが、ベビーカーの中にいる娘に泣き止むようにあやしていると、どこからか声が聞こえてきたそうです。

「最初は、小声で『うるさい』と聞こえてきたんです。まさか、そんなこと言う人がいるなんて……と、気のせいかと思いました。どんどん娘の泣く声が大きくなっていくと、後方席の年配女性の『うるさいんだよ!子どもを抱っこしないから泣くんだよ!』という怒鳴り声が響きました…」










抱き上げてみるも、逆効果に


 由美さんは立ち上がり、ベビーカーに乗っていた赤ちゃんを抱っこしたそうです。

「揺れるバスの中で立ち上がり、なんとか娘をベビーカーから抱き上げました。そして椅子に座って抱っこしました。安定感がないのがよくなかったの、逆効果になってさらに大泣きしました」

 バス内に鳴き声が響き渡ると、状況は悪化します。

「今度は、その年配女性が『子どもが嫌いなんだよ』と言ってきたのです。降りられればよかったのですが、目的の停留所まであと10分。結局、病院まで乗らないと乗り直しになるので、必死で娘をあやしました」




泣き止まない赤ちゃんに声をかけてきたのは…



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 慌てふためく由美さんの後ろの席に座っていた女性が、由美さんに声をかけてきたそうです。

「後ろから肩をトントンとするので、また怒られるのかと思って振り返ると、スマホの画面を見せてきました。その時は知らなかったのですが、ネットで話題となっていた赤ちゃんが泣き止むという動画で『これを見せたら泣き止むと思う』と言ってきました」

 多分、20代前半くらいの年齢でかなり派手めなファッション。最初はちょっと警戒してしまいましたが、ずっと娘に動画を見せながら話しかけてくれたんです」

 しかし、赤ちゃんは泣きやまなかったため、若い女性はある行動にでます。










さらに心穏やかになる出来事が


バス ボタン
「動画に合わせて、女性がフフフンって歌いだすと、今度は別の年配女性もフフフンってハミングを始めたんです。殺伐としていたバス内に、娘をあやす歌声が優しく響いて、なんだか気持ちも穏やかになっていきました」

 バス内が妙な一体感に包まれたあと、文句を言ってきた年配女性が別のバス停で降りました。

「終点に着くと、若い女性が『実はうちにも子どもがいるんです』と言って降りていきました。あれから、人を見た目で判断したらいけないって思いましたね」

 公共の場でこそ、他人への気遣いが問われると言えます。どんな立場にあろうとも、優しくできる余裕が持てるようになりたいですね。

【他の回を読む】⇒「出産&子育ての悲喜こもごも」の一覧はこちらへ

<取材・文/池守りぜね イラスト/ただりえこ>




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