スーパーに行くと、つい特売品をあれこれ買ってしまい、結局使い切れない…なんてことはありませんか?食費の節約には、1週間分の献立を決めてまとめ買いするのが一番。そこで、料理研究家の上島亜紀さんに、食材をうまく使い切れて節約にもなる、まとめ買いのコツを教えてもらいました。
▶教えてくれた人
上島亜紀(かみしま・あき)さん
料理研究家。食育アドバイザーやジュニア・アスリートフードマイスターの資格を持つ。神奈川県の自宅にて料理教室「Cooking Studio A's Table」を主宰。簡単につくれる家庭料理のレシピが人気。
コツ①冷蔵庫の残り物をチェックし、買い物リストを作成
まとめ買いでは、買い忘れやダブり買いを防ぐためにも、買い物リストが必須。例えば1週間分の献立を決めたら、それに必要な食材がどれくらいかを計算し、買い物リストを作成しましょう。このとき、冷蔵庫や保管庫の残り物もしっかり確認すること。奥の方に眠っていたことを忘れて、同じものをまた買ってしまうということがないようにしましょう。
コツ②買い物リストと献立リストを両方持って行く
1週間分の献立を決めて買い出しに行ったら、買うはずのなかったものが特売品だったなんてことも多いもの。買い物リストだけではなく、献立リストも一緒に持って行くと、そういった特売品にも柔軟に対応できます。例えばチンジャオロースーを作るつもりで豚肉と考えていたなら、鶏むね肉や牛肉の切り落としでも代用可能と、即座に頭が回りますよね。そのため特売品にも手を出しやすくなります。
一方買い物リストだけだと、「いったいこれは何に使うものだっけ?」とわからなくなることも。また、買おうとしていたものがなかった場合などは、何をどう代用していいかわからず、献立が根底から崩れてしまうなど、融通が利きにくくなります。
コツ③旬の食材を選ぶ
今はさまざまな食材が通年店頭に並んでいますが、やはり野菜も果物も魚も、旬の時期のほうが低価格で出回ります。旬の食材は味も良く栄養価も高いため、健康のためにも積極的に取り入れたいもの。また、「この時期はこれがおいしい」と季節を感じながら食べることは、子どもの食育にもつながります。安くて美味しい旬の食材に、通年安いもやしや豆腐などを組み合わせると、食費の節約にも効果的。下記に主な旬の食材リストを挙げたので参考にしてみて。
旬の食材リスト
【春】
野菜…春キャベツ、菜の花、筍、玉ねぎ
果物…いちご
魚…かれい
【夏】
野菜…トマト、きゅうり、なす、オクラ、とうもろこし、ピーマン
果物…すいか、もも
魚…あじ、うなぎ
【秋】
野菜…かぼちゃ、さつまいも
果物…ぶどう、かき、なし
魚…さんま、いわし、さけ、さば、
【冬】
野菜…白菜、大根、かぶ、れんこん、カリフラワー、ブロッコリー、ほうれん草、小松菜
果物…みかん、りんご
魚…ぶり、さわら、たら、かき、あさり