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プレミアム車両もある豪華列車「サフィール踊り子」は“普通”のグリーン車でも充分デラ

時刻(time):2021-12-22 21:12源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
2020年3月14日に運行を開始した特急「サフィール踊り子」は、それまでの「スーパービュー踊り子」の後継として登場した。もっとも、普通車はなくなり、グリーン車とワンランク上のプレミアムグリーン車のみの豪華編成でカフェテリア車両もある。 筆者はすぐにでも乗車したかったが、コロナ禍で叶わなかった。ようやく、世の中が落ち着いてきたので、最近乗車するこ

2020年3月14日に運行を開始した特急「サフィール踊り子」は、それまでの「スーパービュー踊り子」の後継として登場した。もっとも、普通車はなくなり、グリーン車とワンランク上のプレミアムグリーン車のみの豪華編成でカフェテリア車両もある。

筆者はすぐにでも乗車したかったが、コロナ禍で叶わなかった。ようやく、世の中が落ち着いてきたので、最近乗車することができた。どんな列車なのか、詳細に紹介しよう。

「サフィール踊り子」の豪華な編成と列車名の意味するところ

「サフィール踊り子」は、E261系電車という新造の専用車両を用いている。8両編成のうち伊豆急下田寄りの1号車がプレミアムグリーン車、2号車と3号車が個室グリーン車で4人個室と6人個室がある。4号車はカフェテリア車両、5号車から8号車までは「ふつうの」グリーン車だ。

プレミアムグリーンのロゴ
プレミアムグリーンのロゴ



トータルデザインはJR東日本の近年の車両と同じく奥山清行氏率いるKEN OKUYAMA DESIGNが担当。車体のダークブルーおよび「サファイア」を意味するフランス語のサフィールで宝石のように青く輝く「伊豆の海と空」をイメージし、上質・高級で優雅な旅を楽しんでもらいたいという願いをこめている。

プレミアムグリーン車の様子

横に2席しかない超豪華な車内
横に2席しかない超豪華な車内


まずは、ワンランク上のプレミアムグリーン車。1号車のみで、山側に通路があり、グランクラスや近鉄特急「ひのとり」と同じバックシェルの座席が2席ずつ並ぶ。

定員は20人、シートピッチは1250mmでグランクラスや「ひのとり」よりは少しだけ狭い。荷棚はなく、スーツケースなどの大きな荷物は車端部にある荷物置場を利用するか座席下のスペースに置くかである。

ゆったりした座席はグランクラスと同じバックシェル付き
ゆったりした座席はグランクラスと同じバックシェル付き



荷棚がないので、車内は広々としている。天窓もあり、晴れた日には陽光が差し込み、明るく快適な空間が上質な旅を提供する。リクライニングシートは後部の座席を気にすることなく大きく倒すことができ、ひじ掛けを開ければテーブルがでてくる。

ドリンクホルダーもアームに内蔵、読書灯もあるし、もちろんコンセントもある。至れり尽くせりの座席は実に快適だ。右側の座席は、海側の窓とは離れているけれど、通路を隔てた右側の窓が大きいので、山側の車窓は大いに楽しめる。

個室グリーン車の車内

2~3号車の通路はヨーロッパのコンパートメント車両の雰囲気だ
2~3号車の通路はヨーロッパのコンパートメント車両の雰囲気だ


2号車と3号車は個室グリーン車だ。山側に通路があり、個室寝台車やヨーロッパの列車のコンパートメントを彷彿とさせる。家族やグループでの使用を想定していて、海側の車窓を楽しみながら過ごせる。4人個室と6人個室があり、座席の配置が様々だ。カフェテリアから飲食を運んでもらえるサービスもある。

グリーン個室はすべて海側にある
グリーン個室はすべて海側にある



温かい食事ができるカフェテリア

カフェテリアは海側がカウンター席、山側がテーブル席
カフェテリアは海側がカウンター席、山側がテーブル席


4号車はカフェテリアで温かい食事を摂ることができる。乗車時間は東京駅から伊豆急下田まで乗っても2時間半足らずであるし、お昼の時間帯なので軽食だ。2021年現在、パスタやカレーなど4種類のメニューがある。事前注文が原則で、スマホのサフィールPayで食事と時間帯を予約・決済する。

予約時間帯に合わせてカフェテリアに行き、予約画面を提示してQRコードを読み込んで確認を受けるシステムだ。

ランチはイタリアン
ランチはイタリアン


筆者がオーダーしたのは、伊豆産フレッシュトマトのスパゲティでパンとペットボトルの水(観音温泉の飲む温泉水)が付き税込1100円、同行者は静岡産3種のキノコとトリュフ塩のラグーでやはりパンと温泉水のペットボトルが付いていた(税込1250円)。

カフェテリアというだけあって、それほど高価ではないので気楽に利用できるであろう。なお料理は、沿線の小田原出身でイタリアで修業した本多哲也氏が監修している。

「ふつうの」グリーン車でも充分デラックス

ふつうのグリーン車(8号車)車内
ふつうのグリーン車(8号車)車内


5号車から8号車までは、ふつうのグリーン車だ。JR東日本の在来線特急のグリーン車は、中央本線を走る「あずさ」、常磐線を走る「ひたち」「ときわ」ともに通路を挟んで2席+2席という配置だが、サフィール踊り子は2席+1席とゆったりしている。

ふつうのグリーン車のシート
ふつうのグリーン車のシート


実に快適な空間なのだが、プレミアムグリーン車と比べてしまうと色あせてしまうのが残念だ。確かに、荷棚があったり、前の座席の背に付随しているテーブルをセットするなど一般車両と同じ設備なので特別感はない。それでも、コンセントもあるし、使い勝手の良いグリーン車だ。

車窓の見どころ

「サフィール踊り子」は、東京駅から熱海までは東海道本線を快走する。横浜駅を出ると熱海駅まではノンストップだ。往年の東海道本線の特急列車に遜色のない走りっぷりには惚れ惚れする。国府津付近や小田原~熱海間は相模湾が間近に眺められて魅力的な車窓が展開する。

プレミアムグリーン車から眺めた伊豆の海
プレミアムグリーン車から眺めた伊豆の海



熱海を出ると単線の伊東線に、伊東駅からは伊豆急行線に乗り入れる。スピードはガクンと落ち、単線なので時刻表に記された停車駅以外でも、対向列車待ちのため数分間停車する。ただし、ドアが開かない運転停車だ。のんびりと進み、ところどころで海が見える。

とりわけ、伊豆熱川駅のひとつ先の片瀬白田駅(「サフィール踊り子」は通過)を出ると、海岸線すれすれのところを走る伊豆急屈指の絶景区間だ。晴れていれば、伊豆大島も見える。

河津桜で有名な河津に停車すると、次は終点の伊豆急下田。東京駅から2時間半ほどの旅はあっという間だ。

伊豆急下田駅に到着
伊豆急下田駅に到着



豪華な「サフィール踊り子」以外の「踊り子」も旧国鉄時代から使われていてお馴染みだった185系が引退し、中央本線の特急「あずさ」「かいじ」用だったE257系をリニューアルした車両に置き換わった。

E257系を使用する、リニューアルした「踊り子」
E257系を使用する、リニューアルした「踊り子」


新しい時代に入った「踊り子」の中でもひときわ豪華な「サフィール踊り子」。一度は乗ってみたい魅力的な車両である。

運賃と料金

(東京駅~伊豆急下田駅利用の場合)
プレミアムグリーン車 3960円+7470円=1万1430円
グリーン車 3960円+5150円=9110円
グリーン個室(1~4名用)
2名利用 2万3980円(1万1990円/人)
4名利用 3万6440円(9110円/人)
グリーン個室(1~6名用)
2名利用 2万9740円(1万4870円/人)
6名利用 5万4660円(9110円/人)


執筆者:野田 隆(鉄道ガイド)
(エディタ(Editor):dutyadmin)
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