季節を問わず、からだの冷えに悩んでいる女性は多いのではないでしょうか。しかし、冷えは女性の大敵です。放っておくと、健康面や美容面のさまざまな不調の原因につながるといわれています。そこで、今回は体温を1度上げるために実践したい温活のポイントを、あんしん漢方の薬剤師、有島ゆいさんに伺いました。
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体温が1度上がると期待できる効果とは?

では、体温が1度上がることで、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。
・免疫力の向上
体温が上がると血流がよくなり、免疫細胞の働きが活性化されます。結果として免疫力が高まり、風邪やインフルエンザなどの感染症を遠ざける効果が期待できます。
・基礎代謝量の増加
基礎代謝とは、何もしていなくても消費されるエネルギーのことです。体温を維持するにはエネルギーが使われるため、体温が高い人ほど、基礎代謝量も高くなります。
また、基礎代謝量が高ければ消費されるエネルギーも増えるので、太りにくいからだに近づくといえるでしょう。
低体温が引き起こす悪影響しかし、生活習慣の乱れやストレスの増加などによって、低体温に悩む現代人は増えてきています。
からだが冷えていると、筋肉が凝り固まることで頭痛や腰痛などの痛みを感じやすくなるといわれています。
さらに、女性の場合は、冷えで卵巣が血行不良になることによって、生理痛や生理不順などが引き起こされることもあります。
また、冷えは美容にも悪影響です。冷えにより新陳代謝が悪化することで、肌の乾燥やくすみが生じる可能性もあるのです。
体温1度UPを目指す温活習慣

ゆるめのお湯で入浴する入浴は血行をよくし、からだを温めるために効果的な習慣です。シャワーで済ませず、毎日ゆっくり湯船に浸かりましょう。
ただし、長湯や熱すぎるお湯は逆効果です。自律神経が乱れ、かえってからだを冷やすことになりかねません。ゆるめのお湯で、軽く汗ばむ程度の入浴を心がけましょう。
適度な運動をする女性が冷えを感じやすいのは、男性に比べて筋肉量が少ないためといわれています。筋肉量が少ないと、熱を多く作ることができません。
そのため、体温を上げるには適度な運動を習慣にし、筋肉量を減らさないようにしましょう。とくに、筋肉が集中している下半身を動かすと効果的です。ストレッチやウォーキングなど、無理のない運動から始めてみましょう。
服装に注意する血流の悪化は冷えの原因になるため、タイトな服や下着は禁物です。ゆったりとした、からだを締め付けない服装を意識しましょう。
また、下半身を冷やさない服装選びもポイントです。とくに、冷えやすい足元は、タイツやレッグウォーマーなどで保温するといいでしょう。
からだの芯から温める内側ケア方法

・ゴボウ、ニンジン、ショウガ、サケ、味噌
冬に旬を迎える根菜類には、「陽」の食べ物が多いと覚えておきましょう。
温活には漢方薬もおすすめ

冷えは月経痛、月経不順、頭痛などを引き起こす原因ともいわれています。
漢方薬は、血(けつ)の不足、血の滞り、水分の貯留、気の不足などを改善することで、からだの内側から冷えの根本的な原因にアプローチすることができます。
また、漢方薬は自然の生薬からできているのでからだにやさしく、西洋薬には抵抗があるという方でも取り入れやすいでしょう。
冷えが気になる方におすすめの漢方薬2選・当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
手足の先が冷えやすい方におすすめです。血行をよくすることで、冷えによる下腹部痛や腰痛などをやわらげます。
・人参養栄湯(にんじんようえいとう)
体力が低下している方におすすめです。気と血を補う漢方薬であり、手足の冷えや貧血などの症状に用いられます。
漢方薬を選ぶときのポイントとは漢方薬の効果を実感するためには、自分の状態や体質に合ったものを選ぶことが重要です。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が起こることもあります。どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるのはなかなか難しいですが、最近ではAI(人工知能)を活用した「あんしん漢方」のようなオンライン相談サービスも登場しています。
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興味のある方は是非相談してみてください。
体温を上げて、健やかな毎日を

まずは、食事や運動など、継続しやすいことから始めてみてください。なかなか改善が見られない場合は、専門家に相談のうえ、漢方薬に頼るのもおすすめです。
つらい冷えをやわらげ、健やかな毎日を送りましょう。
writer / Sheage編集部
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