「不織布」という漢字、正しく読むことができますか?
いつも使っているマスクにも、多く使われる素材ですよ!
難読漢字シリーズ、今回は「不織布」について詳しくご紹介します!
(1)「不織布」の読み方
「不織布」は「ふしょくふ」と読みます。
比較的簡単な漢字なのに、読めそうで読めないですよね。
マスクを使う機会が増えて、不織布という言葉を目にする機会が増えたという方も多いのではないでしょうか。
(2)「不織布」ってどんなもの?
不織布とは読んで字のごとく、繊維を織らずに作られた布のこと。
繊維を化学処理や熱処理で、絡ませたり接着したりして作られます。
繊維の素材や太さなどを変えることで、厚みや空隙を簡単に変更できるという特徴があります。
また、通常の布のように糸や繊維を織って作られないため、強度や伸びなどに方向性を持ちません。
日用品や衣料品、医療品などに幅広く使用される、現代の生活に欠かせない素材なんですよ。
(3)「不織布」の用途
マスクに使用されるイメージが強い不織布ですが、他にもさまざまな生活必需品に使用されています。
身近なものだと、ウェットティッシュや紅茶のティーバッグ、使い捨ておむつなどにも不織布が使われています。
また、紙よりも丈夫で水分に強いという不織布の特性を生かして、ラッピング素材としても展開。
厚みや加工方法によってさまざまな機能を持たせられる不織布ですが、織物や編み物よりも耐久性が低いことがデメリットとしてあげられます。
何度も繰り返し使用したり、洗濯を行うと劣化しやすいため、基本的には使い捨て用途で使用されます。
(4)「不織布」の歴史
手芸用品として人気のフェルトも、広い意味では不織布のひとつ。
フェルトは繊維を織ったり編んだりすることなく、不織布と同じように繊維同士を絡み合わせて作られます。
フェルトの歴史は長く、不織布の原型でもあります。
実は、不織布はもともと、フェルトの代用品として誕生しました。
現在に至るまでに何度も改良され、よりコストが低い素材と製法で生産されています。