【○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.35】
今から6年前の8月23日、Ponta_Papasanさん(@Ponta_Papasan)は大切な愛猫ルナちゃんを見送りました。
悪性腫瘍や糖尿病と闘いながらも、12歳まで生きてくれたルナちゃん。彼女は今も、飼い主さんの心の中で生きています。
無邪気な愛猫の左手に悪性腫瘍が…
お母さんの同級生宅で飼い猫が子猫を生んだことから、ルナちゃんは飼い主さんのおうちへ。

「おいしいものに目がない子でした。食べ物と勘違いして猫砂の袋を破ったり、缶詰のフタを開けると走ってきたりと、無邪気な姿をたくさん見せてくれました」
時には、ドライフードが入ったダンボールに侵入したことも。食いしん坊なルナちゃんはやんちゃな姿を見せ、飼い主さんを笑顔にしていました。ところが、7歳になった頃、日向ぼっこしているルナちゃんを撫でいると、左手に小豆大の膨らみを発見。

飼い主さんは、すぐに病院へ。後日、腫瘍摘出手術をし、検査してもらうと、悪性腫瘍であったことが判明しました。幸いにも腫瘍を摘出した後は再発や転移は見られず、これまでと同じ暮らしができるようになりました。

「僕の命を削ってもいいから助けてくださいと毎日、神棚に祈っていたのが通じたのかもしれません」
愛する家族と共に糖尿病と闘った日々
しかし、同時期、ルナちゃんの体にもうひとつの異変が起こります。
「健康診断で糖尿病であることが分かりました。しばらくは通院してインスリン注射をしてもらっていましたが、病院の指導を受け、自宅で朝晩2回のインスリン注射を行うようになりました」

おうちでは療法食をあげつつ、低血糖にならないよう注意。冷蔵庫には常にブドウ糖を完備してもいました。本当の妹みたいな存在の愛猫に1日でも長く、生き続けていてほしい――。そんな願いを抱きながら、飼い主さんは必死にサポートし続けました。
ところが、2014年の8月、容体は急変。
「7月までは血糖値が安定していたのですが、急に不安定になり、低血糖の発作が起きました」
この日以降、ルナちゃんは入院生活を送ることになりましたが、最期はおうちで過ごしてもらうことに。
「ルナの行きたい所に行かせてあげ、母親や実の妹のモモに傍にいてもらいました」
ルナちゃんは最期まで愛されながら、ニャン生を終えたのです。
「ルナは僕があぐらをかいているとよく上に乗ってきました。ふくらはぎを揉むのが大好きで、その姿に毎日癒されてもいました。僕はルナの椅子、踏み台、枕、クッションとなり、彼女に甘えてもらうことが大好きでした」
「めざましどようび」で取り上げられたことも

そう語る飼い主さんには、かけがえのない思い出があります。それは8歳の頃に、フジテレビで放送されている「めざましどうようび」でルナちゃんを取り上げてもらえたこと。
「得意なふくらはぎのマッサージを披露しました。そしたら、その後、発売されたDVD『にゃんこ THE MOVIE 5』にも出演が決まって」
愛猫を多くの人に知ってもらえたことに、飼い主さんは大きな喜びを感じました。人気女優・長澤まさみさんがナレーションをしたこのDVDでは、悪性腫瘍のことも取り上げてもらえたそう。このDVDはルナちゃんがたくましく、楽しく生きた証です。
現在、飼い主さんはさまざまな経緯でやってきた6匹の猫たちと共に生活中。例えば、元野良猫のサンちゃんは、ルナちゃんと共にDVD出演を果たした子です。
「交通事故に遭って、左大腿骨が折れていたので保護しました。完治するまで面倒をみるつもりでしたが、結局家族になったんです」
モモちゃんは「余命1か月」宣告をはねのけて
そして、一緒にルナちゃんのニャン生を看取ったモモちゃんは、昨年1月に大腸癌手術を受け、6月には余命1か月と言われましたが、余命宣告をはねのけ、毎日頑張って生きています。
亡き愛猫に思いを馳せつつ、目の前の命とも真剣に向き合おうとする飼い主さん。その姿を、天国のルナちゃんは微笑ましく見守っていることでしょう。
<文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
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古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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