美しい黒猫がおしゃれな首輪を身に着けている、木野聡子さん(@akiko_kino)のインスタグラムには思わず引き込まれてしまう魅力が!

実は、投稿されている首輪はすべて木野さんの手作り。そこには、愛猫ジュウハンくんへの深い愛情が込められています。
きっかけは愛猫ジュウハンと出会ったこと
2人の出会いは、とある保護猫センター。木野さんは初めに膝の上へ乗ってきてくれたジュウハンくんをかわいく思い、おうちに迎えることに。出会った当初からジュウハンくんは青い首輪をしており、抵抗感を示していなかったため、「この子に似合う首輪を作ろう」と思い立ちました。
実は木野さん、イラストレータ。以前から、布や刺繍などで絵を描き、魅力的な作品をたくさん生み出していました。

こうした経験を活かしながらオンリーワンな首輪を作り、SNSに投稿してみたところ、予想以上の反響が。初めて製作した白襟の首輪はTwitterでバズり、温かいリプがたくさん寄せられました。

もちろん物にもよりますが、ひとつの首輪にかかる制作期間は1週間ほど。初めての形は1度、試作してから作ることも。制作時は首輪の範囲を超えないことと、装飾が過度にならないように気を付けています。

「ジュウハンはたまたま大人しい猫なので色々と装飾がついた首輪でも、嫌がらずに着けてモデルをしてくれますが、過度になりすぎないようには意識しています。あと、首輪は写真を撮る時しか着けていません」
ジュウハンくんの機嫌がいい時にのみ嫌がらない首輪をつけ、3分程度で撮影し、協力のお礼として、おやつを献上する。木野さんは、そんなマイルールを設け、首輪制作を楽しんでいます。
黒猫の良さが伝わる「オンリーワンな首輪」
中でも、最近1番反響が寄せられたのは、アコーディオンプリーツの襟型首輪。

「ミシンを使わず、簡単にかわいくできました。写真の彩度を少し落としたので、肖像画みたいな雰囲気が出たところも気に入っています」そう語る木野さんの首輪は、どれもアーティスティック。
例えば、「ボーイスカウトの首輪」はジュウハンくんのイケメンっぷりが伝わりやすい作品。

クールな表情を作るジュウハンくんの賢さに驚かされもします。
ジュウハンくんは首輪によって、見せる顔を使い分けるプロモデル。さくらんぼのブローチが付いた首輪を身にまとった時には、柔らかい表情を披露しました。

また、ゴージャスな首輪だってお手のもの。

まばゆい黄金装飾が輝く、ニャタドールの首輪を凛々しく着こなし、猫好きさんの心を魅了しました。
You Tubeとnoteで制作過程を公開中
今のところ、木野さんは販売やオーダーを受け付けてはいませんが、フォロワーさんのラブコールに応え、最近ではnoteやYouTubeで制作過程を公開中。今年のハロウィンには3種類の首輪を制作し、「フェルトボールの首輪」の製作過程をnoteで紹介。
「貴公子な首輪」はYouTubeにて作り方を解説しました。
「黒猫はSNS映えしないと言われますが、黒猫ほどいろんな首輪が映える猫ちゃんはいません」木野さんはジュウハンくんのご機嫌が続く限り、仲良く首輪制作をしていくつもりです。
オンラインショップで作品集を販売
そんな木野さんはオンラインショップ「じゅうはん書店」を開設し、オリジナルグッズを販売中。中でも、大人気となったのが初めての作品集「クロネコと首輪」。

初めての作品集となった本作は、あっというまに初版が売り切れるほど。「親戚以外に10冊ぐらい売れればいいかなと思っていたので、驚きました。購入者様が愛猫と共に作品集をSNSに投稿してくださったり、イメージイラストを隅々まで丁寧に見て感想を送ってくださったりして、感激しました。」
そこで、今年の9月には「クロネコと首輪 2」を販売。

前作発売後に制作した22個の首輪や、イメージスケッチなどが掲載されているこちらは、即日完売となりました。こうした反響を嬉しく思った木野さんは12月下旬にオンラインショップ内で前作や今作、缶バッチやマグネット、ポストカードなどを再販する予定です。

「ジュウハンは私の創作の源であり、癒しです。美しくて穏やかなジュウハンが、大大大好き。でも、きっとジュウハンは撮影後のおやつのことしか考えてないんだろうなあ(笑)」木野さんの首輪は強い猫愛のもと、猫の心に配慮しながら生み出されたもの。だからこそ、多くの猫好きさんの心に刺さるのかもしれません。
<取材・文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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