今日も嫌なことあったな〜、な日々に。益田ミリ「すーちゃん」のページをめくろう
毎日同じ習慣をこなしているように思えても、なんか色々あったりしますよね。どうしようもないけどムカついたり、自分が嫌になったり、急に寂しくなったり。大きな何かが起こるわけではないけれど、そんな毎日の「ちょっと」に寄り添って、心を軽くしてくれる力が益田ミリさんの本「すーちゃん」にはありました。
毎日お疲れ様です。
出典: weheartit.com
朝起きて通勤して
仕事して勉強してご飯食べて
洗濯して料理して
同僚友達とおしゃべりして
色んな人に気を使ったりもして
帰って寝てまた朝が来る。
毎日なんにもなくても
色々ありますよね。
いろんなところで頑張ってますよね。
皆さん毎日お疲れ様です。
出典: weheartit.com
毎日何でも楽しいハッピー!
とはいかないのが人生。
できることならそうもしたいけど
ちょっと疲れたな、って共有したい気持ちはありますよね。
そんな時は益田ミリさんの「すーちゃん」にわかる〜!が詰まっているはず。
ぜひ一読あれ。
「すーちゃん」
ちょっと気の抜ける、ゆるいイラストタッチで描かれるすーちゃん。
2009年「すーちゃん」から2015年「すーちゃんの恋」まで4作シリーズで続いています。
▽日常の、オンナゴコロ。
すーちゃんはカフェで働く30代半ばのやさしくて、やわらかい女性。
でも独身。彼氏なし。
将来は不安だし、それなりに恋もするけどなかなかうまくいかない。
悔しくなったり、結婚する人を少し疎ましく思ったり。
自分を変えようと思っても
「本当の自分ってなんだ?」余計に混乱してしまったり。
すーちゃんの近くに住むまいちゃんは
妻子持ちの彼と不倫をしている。
彼が奥さんや子供のほうが大事だって知ってるし、それを隠さない彼。
でもそれでもいいって、無理やり消化している。
仕事を辞めたい、とふと思ったりもする。
思うだけだったりする。
「すーちゃん」では主に
すーちゃんと、その友達まいちゃんの日常に起きる些細な心の変化や憤りがじんわり描かれています。
すーちゃんが作中でたまに書く日記もとってもリアル。
寂しい心、少し傷ついた心、反省する心、一人悩む自分を大切にする心、自分を見つめる心、等々を静かなリズムで表現されています。
物足りないと思う人もいるかもしれませんが、忙しさに追われている今の自分にはほっと息抜きできる本でした。
マンガなのですぐ読めるし、読み返しても飽きない奥深さがあります。
カウンセリング読本としてもいいのかなぁと思いました。
ありのままの自分を少し好きになり、少し大切にしたくなる本です。
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▽あの人、嫌いだな〜とか
嫌いだけど、苦手だけど、その場では顔に出さない。
めんどくさくても、その場は一線おけばいいだけ。
帰ってきて、一人になって
「あ〜嫌いだな〜」なんて言っちゃう。
すーちゃんもまいちゃんも普通で、普通の、女性なんです。
すーちゃんとまいちゃんの一言一言がとてもリアルでせつなくもあり、「私もそうだよ」とうれしくなったりしました。
かわりたいと思いながら変われない女性、今の生活にモヤッとしているときに読んだらすぅ〜っと爽やかな風が吹くと思います。
何度読んでもすーちゃんとまいちゃんに元気づけられます。
久しぶりに友達にプレゼントしたい本と出合いました。
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▽映画化も
明日からも、毎日がんばりましょう。
すごくすごくリアルに描かれるすーちゃんが、
ちょっと疲れた心に寄り添って、すっと軽くなるかも。
年代関係なく共感出来るのはずです。
全て文庫版でも出ているので、持っている一冊にしてあげたくなりますよ。

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