無類の猫好きで知られている、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実さん(45)。
2019年4月には保護犬猫活動に取り組むスタートアップ企業に出資もしています。アローン会について聞いた前編に引き続き、今回は徳井さんの“猫愛”に迫りました。
【前編】⇒チュート徳井義実「アローン会」を語る。岡村“脱会”で新メンバー候補も
――2匹の猫を飼っているという徳井さんですが、今はどんな猫を飼っているのでしょうか?
徳井義実さん(以下、徳井):アメリカンショートヘアのミコライオ(6歳)と、アビシニアンのエルドレッド(6歳)です。2匹ともメス猫で、別に選んでいるわけじゃないんですけど、なぜか昔からメス猫ばかり縁があるんです。
――その存在に助けられたり、癒されたりすることも?
徳井:僕にとって猫は「猫に癒されたい」というよりは、生活に必要な1ピースというか、共同生活のパートナーみたいな感じなんです。だから「猫って癒されますよね」と言われても「そういう意識はないなあ」と思ってました。でも、やっぱりあの一件で家にずっといたときは、ふと気づくと「癒されてるな、助けられてるな」と思いましたね。
――猫を飼ううえで、どんなことに気をつけているのでしょうか?
徳井:猫の体調には常に気を使ってます。毎日うんちやおしっこがちゃんと出てるか見たいので、自動のフン処理機能のあるトイレは使わないようにしています。猫は体の不調を隠す習性があるので、そこはしっかり確認しないといけないと思ってます。
僕の飼い猫である以上、僕の与えた水と食べ物しか摂取できないので、食べ物には特に気をつけてますね。最初はメジャーどころのキャットフードをあげていました。でも自分でインターネットで調べてみると、日本のペットフードの安全基準がペット先進国の欧米と全然違うことがわかったんです。
――日本のペットフードの安全基準は、欧米に比べるとどう違うのでしょうか?
徳井:欧米では日本より審査基準が厳しくて、人も食べられるような材料を使ったフードもあります。でも日本では、肉の例でいうと、食肉に加工する過程で出た、人間が食べられないような部位が使われることも多いそうです。そういうことを調べて「安全な食べ物を選んであげないとあかんな」と思うようになりました。今は、兵庫県で保護猫カフェを経営している方に教えてもらった、「VeRUS(ヴェラス)」というキャットフードをあげています。それをあげたら、猫が吐かなくなったんですよ。
――猫って普通は吐くものだと思っていました!
徳井:僕もそう思ってました。もちろん、今でもときどき毛玉を吐き出すことはあります。でももっと頻繁に吐いていたのに、みごとに吐かなくなったので驚きました。その保護猫カフェのオーナーさんによると、質の悪いエサを食べているせいでなんらかの炎症を起こしているから吐いていたらしいんです。
僕はなにも、ものすごく高級なエサをあげる必要はないと思うんです。でも、ペットフードの安全性について、もっと知ってもらいたいと思っています。
――徳井さんは、ペットフードの安全に疑問を持ったことから、ペットフードや保護犬猫活動に取り組むスタートアップ企業「シロップ」に出資されたのでしょうか?
徳井:ほぼそれがすべての理由ですね。シロップの代表の大久保くん(シロップCEO大久保泰介氏)とは以前から知り合いなんですが、昨年連絡があってペットフードを始めると聞きました。「誰がどこで何を加工したかがしっかりとわかるフードを提供しないといけないと考えています」と言っていて、まさにその通りやなと共感したんです。
シロップは保護犬猫と、ペットを飼いたい人をつなげるアプリ「OMUSUBI(お結び)」を運営しています。保護犬猫活動は、ほとんどの保護団体がボランティアに頼る部分が多くて、資金が苦しいんです。大久保くんは、保護活動を継続するために、ネットワークを広げながら、利益を生む会社を作っているので、応援するために出資させてもらいました。
2019年4月には保護犬猫活動に取り組むスタートアップ企業に出資もしています。アローン会について聞いた前編に引き続き、今回は徳井さんの“猫愛”に迫りました。
【前編】⇒チュート徳井義実「アローン会」を語る。岡村“脱会”で新メンバー候補も
猫は生活に不可欠なパートナー
――2匹の猫を飼っているという徳井さんですが、今はどんな猫を飼っているのでしょうか?
徳井義実さん(以下、徳井):アメリカンショートヘアのミコライオ(6歳)と、アビシニアンのエルドレッド(6歳)です。2匹ともメス猫で、別に選んでいるわけじゃないんですけど、なぜか昔からメス猫ばかり縁があるんです。
――その存在に助けられたり、癒されたりすることも?
徳井:僕にとって猫は「猫に癒されたい」というよりは、生活に必要な1ピースというか、共同生活のパートナーみたいな感じなんです。だから「猫って癒されますよね」と言われても「そういう意識はないなあ」と思ってました。でも、やっぱりあの一件で家にずっといたときは、ふと気づくと「癒されてるな、助けられてるな」と思いましたね。
――猫を飼ううえで、どんなことに気をつけているのでしょうか?
徳井:猫の体調には常に気を使ってます。毎日うんちやおしっこがちゃんと出てるか見たいので、自動のフン処理機能のあるトイレは使わないようにしています。猫は体の不調を隠す習性があるので、そこはしっかり確認しないといけないと思ってます。
僕の飼い猫である以上、僕の与えた水と食べ物しか摂取できないので、食べ物には特に気をつけてますね。最初はメジャーどころのキャットフードをあげていました。でも自分でインターネットで調べてみると、日本のペットフードの安全基準がペット先進国の欧米と全然違うことがわかったんです。
キャットフードへのこだわり
――日本のペットフードの安全基準は、欧米に比べるとどう違うのでしょうか?
徳井:欧米では日本より審査基準が厳しくて、人も食べられるような材料を使ったフードもあります。でも日本では、肉の例でいうと、食肉に加工する過程で出た、人間が食べられないような部位が使われることも多いそうです。そういうことを調べて「安全な食べ物を選んであげないとあかんな」と思うようになりました。今は、兵庫県で保護猫カフェを経営している方に教えてもらった、「VeRUS(ヴェラス)」というキャットフードをあげています。それをあげたら、猫が吐かなくなったんですよ。
――猫って普通は吐くものだと思っていました!
徳井:僕もそう思ってました。もちろん、今でもときどき毛玉を吐き出すことはあります。でももっと頻繁に吐いていたのに、みごとに吐かなくなったので驚きました。その保護猫カフェのオーナーさんによると、質の悪いエサを食べているせいでなんらかの炎症を起こしているから吐いていたらしいんです。
僕はなにも、ものすごく高級なエサをあげる必要はないと思うんです。でも、ペットフードの安全性について、もっと知ってもらいたいと思っています。
――徳井さんは、ペットフードの安全に疑問を持ったことから、ペットフードや保護犬猫活動に取り組むスタートアップ企業「シロップ」に出資されたのでしょうか?
徳井:ほぼそれがすべての理由ですね。シロップの代表の大久保くん(シロップCEO大久保泰介氏)とは以前から知り合いなんですが、昨年連絡があってペットフードを始めると聞きました。「誰がどこで何を加工したかがしっかりとわかるフードを提供しないといけないと考えています」と言っていて、まさにその通りやなと共感したんです。
シロップは保護犬猫と、ペットを飼いたい人をつなげるアプリ「OMUSUBI(お結び)」を運営しています。保護犬猫活動は、ほとんどの保護団体がボランティアに頼る部分が多くて、資金が苦しいんです。大久保くんは、保護活動を継続するために、ネットワークを広げながら、利益を生む会社を作っているので、応援するために出資させてもらいました。
ペットショップが好きじゃない理由
――以前から保護犬猫活動などに関心が高かったのでしょうか?
徳井:保護活動のことを「テレビ番組でももっと発信したほうがいいんじゃないかな」と思うことは多かったです。出資のお話しがあった頃に、動物番組をやらせていただいてたんです。テレビで動物を扱うと、どうしても「動物を飼うと楽しいよ!」という取り上げ方になってしまいます。「人気の猫種ランキング紹介」とかやってると「動物はおもちゃじゃないから、そういうのは違うんちゃうかなあ」と思ったりしてました。
だから番組のスタッフさんに「保護犬猫活動のことも発信したらどうですかね」と言って、番組でも保護動物について伝えてくれたりしていたんですけど、バラエティの番組作りとしてそのことばかり取り上げられないので。もっと動物を飼うことの大変さとか、保護動物の状況を伝えないといけない、「自分で何かできることないかな」という葛藤はずっとありました。
――いつ頃から猫が好きになったのでしょうか?
徳井:僕の実家が野良猫を拾っては、常に何匹も飼っている家だったんです。だから猫と一緒に生活するのが当たり前になっていました。
大人になって一人暮らしをしてから初めて猫を飼ったのは25歳くらいのときでした。大阪でやっていたラジオのスポンサーがペットショップで、「年をとった猫をリスナープレゼント!」という、今なら物議を醸しそうな企画があったんです。それで当選した人が「やっぱり飼えない」と猫を返してきたことがあって「それなら俺が飼うわ」と引き取りました。当時たまたま連れられて行ったキャバクラの女の子の名前をとってリンちゃんと名付けました(笑)。そういう経験もあって、ペットショップはあんまり好きになれないですね。
「保護犬猫活動のことをもっと広めたい」
――現在飼っている2匹はペットショップから迎えたとのことですが、どんな出会いだったんですか?
徳井:以前暮らしていたマンションの近くにペットショップがあったんです。M-1に挑戦してたころでバタバタしてたし、ペット禁止やったし、見てしまったら飼いたくなるから見ないようにしていました。
6年くらい前に、そのすぐ近くのペットOKのマンションに引っ越しました。そのころは仕事のペースを自分でコントロールできるようになったので「今やったら猫飼えるなあ」と思って、ふとそのお店に入った瞬間に見たのが今の2匹で、もうドキュンと(笑)。店主をされているお母さんが動物に愛情のあるすごく良い方だったので、このお店だったらいいかなと思って、2匹一緒に譲ってもらいました。
――すごく時間をかけて悩まれたんですね。ただ、ペットショップで“安易に”動物を飼うことの問題点は、最近少しずつ知られるようになってきました。
徳井:多くのペットショップは動物が狭いケージに入れられていたり、年をとると売れなくなったりするシステムなので、僕は切なくなってしまうんです。ペットショップで動物を見て「可愛い~!」という気持ちだけで安易に飼うんじゃなくて、保護団体の審査を受けて、しっかり飼えるのか考えてから飼ってほしいと思います。
――今後、保護猫活動でやっていきたいことはありますか?
徳井:僕ができるのは広報活動なので、シロップが運営している保護犬猫マッチングアプリ「OMUSUBI」を広めていきたいです。コロナがおさまったら、保護犬猫活動のことを楽しくしゃべって知ってもらうためのイベントもやりたいですね。譲渡会(保護動物を希望者に譲渡するための会)に足を運ぶのは、詳しくない人にはハードルが高いと思うんです。僕を通して、保護犬猫活動に触れる敷居をどんどん低くしていければいいなと思ってます。
<取材・文/都田ミツコ 写真/山田耕司>
(エディタ(Editor):dutyadmin)






















