北鎌倉にある「にちりん製パン」は、自家製酵母と国産小麦のパンを使って風味豊かなパンを焼くパン屋さん。引き戸を開けるとキュートなハリネズミやネコのパンが出迎えてくれます。小麦の味わい豊かなパンをお目あてに北鎌倉を散策してはいかがでしょうか。
落ち着いた北鎌倉の風情を感じる工房
JR北鎌倉駅から徒歩約5分
北鎌倉駅で電車を降りて東慶寺を通り越して少し歩くと見えてくるシンプルなお店です。赤レンガと白い壁に紺色の暖簾がよく映え、ガラガラと音のする木の引き戸からは、鎌倉らしい情緒も漂います。
研究熱心な職人が引き出す小麦の味
店主の津野大吾郎さんと奥様のこずえさん、こずえさんはイラストレーターとしても活躍中
レトロな木製のショーケースや竹で編んだカゴには、店主でパン職人の津野大吾郎さんが焼くこんがりとした小麦色のパンが並びます。
自家製酵母と地元で収穫される湘南小麦などの国産小麦を使い、一見ハード系に見えても中はもっちりとしたものが多いのが特徴です。小麦のえぐみだけを取り除き雑味はしっかりと残して焼き上げるため、国産小麦の風味が豊か。ナチュラルな味わいをとことん追求する姿勢がパンの美味しさとなり、北鎌倉に住む人からも普段の生活になくてはならないベーカリーとして支持されています。
(左上)ルヴァン酵母で発酵させ材料は小麦・塩・水だけを使って焼く「フランスパン」(230円)(右上)ワインにもよく合う「いちじくとクリームチーズのパン」(300円)(左下)石臼で自家製扮した全粒粉を使用「湘南小麦の全粒粉パン」(780円)(右下)奥「クルミ」(280円)、手前「バターロール」(100円)「雑穀ロール」(160円)
お店の人気者!にっこり笑うハリネズミとネコ
素材の美味しさを活かしたシンプルなパンが多いなかで、ひときわ目を引くのが「ハリネズミ」と「ネコ」のパンです。動物をモチーフにしてパンを焼こうと考えた時に、津野さんの頭に浮かんだのがハリネズミとネコだったのだそう。それぞれの特徴をうまくとらえたお店の看板商品です。
細かい手作業がほどこされた「ハリネズミ」(240円)
微笑む表情がかわいいハリネズミは背中にいくつもついている針までしっかりと焼き上げています。ひとつずつ手作業で進めるためフォルムは丸々していたり細長かったりとさまざま。後姿もかわいいですよ。
見ているとたくさん連れて帰りたくなる「ネコ」(240円)