全体的にポチャポチャしていて、むくみやすい人は、もしかしたら「むくみ腸」なのかもしれません。
むくみ腸は水分が上手く出せないため、冷え性や水太りで悩むことがあります。「自分は当てはまるのかしら?」と感じる人は多くいるはず。そこでカンタンなチェックリストがあるので自分はどれだけ当てはまるのか見てみましょう。
□ 脚、顔がむくみやすい
□ 肌荒れが治りにくい
□ よく便秘薬を使う
□ ダイエットしても痩せにくい
□ 低体温
□ ガスがにおう
□ 水分摂取量が多い
□ 同じ姿勢でいることが多い
いかがでしたか?8つのうち4つ以上当てはまっている人は要注意ですよ。
前回まで下腹ポッコリタイプに多い「下垂腸タイプ」と下半身デブに多い「詰まり腸タイプ」の原因と解消方法をご紹介していきました。
今回は、むくみ腸がどんな症状を起こすのか、そして解消方法をご紹介します。
◆むくみ腸になる原因
むくみ腸は主に水分が上手く体に排出できないことから起こることが考えられます。
仕事中や勉強中などずっと同じ姿勢になっていませんか?
同じ姿勢が続くと、老廃物が溜まりやすくなり、むくみに繋がってしまいます。
また腸内環境の悪化や便秘薬の使いすぎで腸の動きが鈍っていることも原因の1つ。
腸のぜん動運動が鈍くなると、水分が上手く排出されず、さらにむくみを生んでしまうのです。
◆むくみ腸の症状
むくみ腸になると、腸内環境が悪化することから、栄養を運ぶ血流が悪くなるだけでなく、代謝の低下にも繋がります。
また長時間老廃物が溜まることから悪臭ガスが発生し、ニオイだけでなく、肌荒れの原因になるのだとか。
さらに体がむくみやすくなることから、肩こりやだるさに繋がることがありますよ。
便秘だけでなく、健康や美容にも悪影響を及ぼしてしまうため、早めの対策が必要です。
●発酵食品を食べる
むくみ腸は腸内環境が悪くなっている場合がほとんど。腸内環境を整える効果があるものを食べて整えていきましょう。
オススメは発酵食品。特にヨーグルトは乳酸菌が豊富に含まれているため、腸内で善玉菌を増やし環境を整える働きがあるのです。
ヨーグルトを選ぶ際はビフィズス菌が入っているものを選ぶようにしましょう。
また腸内をさらにキレイにできるように、キウイやりんごなどの食物繊維が豊富なフルーツと一緒に食べるようにすると効果を上げることができます。
●ストレッチをする
同じ体勢を長時間続けていると、血流が悪くなり、むくみやすくなりますよね。
それと同じように腸も刺激されないことから腸の血流が悪くなり、むくみが生じてしまうのです。
腸にも刺激を与えるように、こまめにストレッチをするようにしましょう。
ウエストをひねったり、背伸びをしたりとストレッチをすることで、腸を刺激し、むくみを解消することができますよ。
●温活をする
むくみが起こる原因は冷えにあります。体を冷やさないようにすることでむくみを改善できるだけでなく、代謝を良くすることができるのでダイエットに効果的ですよ。
温活を行って血流を促すようにしましょう。
ウォーキングなどの有酸素運動で代謝を上げるのも1つの方法ですが、同じ姿勢になりがちな人は、腹巻きやカイロを使って温めるのもオススメです。
また生姜や唐辛子などの食材を使って体を温めるのも1つの方法ですよ。
いかがでしたか?
今回はむくみ腸を改善して、ポッコリお腹をスッキリさせる方法をご紹介しました。
体を動かして腸を刺激したり、腸内の環境を変えたりしていくことで、腸も体もむくみ知らずになれますよ。
ぜひ参考にしてむくみ腸を改善していきましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

