コミカルな猫の写真はTwitterでバズることも多いもの。1枚の写真から伝わってくる面白さや飼い主さんとの関係性に見ている側は癒され、驚かされもします。筆者のアカウント(@yunc24291)でも最近、愛猫の写真が何度かバズり、我が家の個性的な猫たちを様々な方に楽しんでいただけたよう。
そこで今回はバズの裏側を記しつつ、記念すべき初バズ写真や史上最高に話題になった投稿などを紹介。おキャット様に翻弄させられる下僕(げぼく)筆者の日常を、お楽しみください。
35万いいね!自分史上最高にバズった「フルグラ写真」
35万いいねを記録したこの1枚は、自分でも驚くほどの反響をいただいた写真。
なぜか日本のトレンドにもなり、見慣れた愛猫が数日間、Twitterのトップページに出てくるという貴重な体験をさせてもらえました。
3匹がこれほどまでに複雑な表情を向けているのは、フルーツグラノーラを食べる飼い主をニャン生の中で初めて目にしたから。これまで筆者はフルーツグラノーラを買ったことがなく、この日はたまたま体調不良の時にもらったものを食べようとしていました。
だからこそ、自分たちのご飯に似ている食べ物に牛乳までかけて、おいしく食べようとする筆者に愛猫たちは驚愕。もしかしたら、「自分だけずるい」という怒りを抱いたり、「やっとカリカリ食べられるようになったんだね」と感慨深い気持ちになったりしたのかもしれません。
ちなみに、この日以来、フルーツグラノーラを食べるたびに愛猫たちは机の上にスタンバイするように。茶トラのレオンが手を出し、実力行使に出るのが最近の悩みです。
アメリカ映画「プラトーン」のワンシーンを完全再現
両手を高らかにあげ、完全勝利の喜びに浸っているこの写真には、アメリカ映画「プラトーン」のパッケージに酷似しているとの声が多数寄せられました。
実はこの写真は、猫用おもちゃ「カシャカシャぶんぶん」で遊んでいる時に撮影したもの。投稿時にふと、前日に猫用おやつ「フリーズドライのササミ」を強奪されたことを思い出し、きっとその時、彼はこんな気持ちだったんだろうなと感じ、心境を代弁することに。それがまさか、違った解釈でバズるとは思ってもみませんでした。
1番バズっている「猫背を持たない猫」
なお、レオンは普段から開放感あふれる遊び姿をたくさん披露してくれる、「猫背を持たない猫」。愛猫の中で1番バズっており、以前は颯爽と「ちゅーる」を買いにいこうとする光景が話題になったことも。
テンションが上がった時には、こっそり練習していたゴールデンボンバーの「女々しくて」の振りも披露してくれました。
日に日にできることが増えていくレオンが当たり前に2足歩行する日は、もしかしたらそう遠くないかもしれません。
記念すべき初バズは「サルバドール・たぬき」
バズると、こんなにも通知が止まらないのか…!そんな事実を学べた記念すべき初バズは、愛猫ジジのヒゲ写真。
20世紀を代表する画家サルバドール・ダリのヒゲに似ているとの声が多く寄せられ、ジジが多くの人にかわいがってもらえるきっかけを作ってくれた、思い出深い1枚でもあります。
毛先をおしゃれに遊ばせるジジはたぬきのような風貌をしているため、筆者だけでなく多くのフォロワーさんからも「たぬちゃん」「たぬぽん」と呼ばれ、今もかわいがってもらっています。
毎日カールの角度や向きが変わる個性的なヒゲは、彼女のチャームポイント。猫のヒゲは健康のバロメーターでもあるからこそ、体調管理に気を配りながら、これからもその個性を大切に愛でていきたいです。
見てはいけないものを見てしまった…
ヒゲのカールだけでなく、ジジは表情の豊かさでバズることも多いもの。中でも、反響が大きかったのは、昨年の冬に投稿したあるツイート。
なかなかお風呂から出てこない筆者を監視しに来たジジは、裸だとは思っていなかったのか、目が合った途端になぜか視線をそらし、「見てませんよアピール」。
猫も見てはいけないものを見てしまった時は、気まずさを感じるのかも…。ジジのこの表情を見ると、そんな気持ちになり、改めて猫の賢さを実感させられました。
ちなみに、ジジはキャットステップを使ってシュールな挙手を披露してくれたことも。
もしかしたら、マンチカンだからこそ、手の長さをアピールしたいと思っているのかも…?
なお、我が家ではこれまで1番猫らしかったキジトラのコタロウも最近、“脱ねこ背”したため、よりカオスな日常になりそうな予感。
今後も、愛猫たちがどんな無邪気な行動で筆者の心と体を翻弄してくれるのか楽しみです!
バズってもバズらなくても、ありのままで過ごせる「猫ライフ」を
日々、愛猫の写真を投稿していると、ありがたいことに「ツイート文が面白い」「写真とぴったり」と言ってもらえることがあります。
1枚の写真をツイートする時、できる限り心がけているのは猫の気持ちになって、その写真を見てみること。人間にとっては当たり前の名称や現象でも、猫たちの目から見れば別のものに見えたり、不思議に思えたりすることは多いはず。
例えば、「入浴」という行為ひとつ取ってみても、猫の目には「謎の水に入って出てこない飼い主」として映っている可能性も。だから、人間が持っている「こうあるべき」という常識にとらわれすぎず、「こういう時、愛猫ならどう考えるだろう」と想像し、“ねこ目線”のツイートになるよう、意識しています。
猫との暮らしは自分にとって、生き続ける意味。どんなに悲しいことがあっても、愛猫たちがいてくれるから頑張ろうと思うことができます。ネガティブで、いつ消えてもいいと思っていた自分が「誰かのために生きよう」と思えたのは愛猫たちと出会えたから。そして、「生きよう」が「生き続けたい」になったのは、この手で守れる存在がいることの喜びを知ったから。

「かわいい」があふれるだけの生活ではなく、大変なことや悩みももちろんあるけれど、そうした問題を通して、自分以外の命と共に生きることの尊さを学べているようにも感じます。
バズってもバズらなくても、ありのままでお互いが伸び伸びと過ごせる猫ライフを続けること。それは下僕街道を極め続ける筆者にとって、永遠の目標となっています。
<文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
(エディタ(Editor):dutyadmin)












