日常生活で生まれる美容や女性のライフスタイルの疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回はおにぎりダイエットについて。おにぎりは炭水化物なのに痩せられるってホント? 管理栄養士の関口絢子さんにお答えいただきます。

Q:おにぎりダイエットは炭水化物なのに痩せるってホント?
糖質制限ダイエットがブームから定番になっている今、食事制限のダイエットにはとにかく炭水化物はNGというイメージがあります。しかし、おにぎりダイエットなるものが。炭水化物の代表とも言えるおにぎりを食べても痩せられるって本当でしょうか。さっそく、この疑問を関口さんに聞いてみました!
A:ホント
「おにぎりダイエットは、正しい方法で行えば痩せやすい体質になると思われます。おにぎりは炭水化物ですが、冷めたごはんを食べることで変化するでんぷん、つまりレジスタントスターチが腸内環境を整えることでダイエット効果が期待できるんです。また、レジスタントスターチは腸内環境を改善し、内蔵の働きを正常に戻すとされているため、脂肪燃焼もしやすくなるようです。ごはんによる腹持ちの良さや、和食主体の食習慣に矯正する効果も期待できます。1日の摂取カロリーを消費カロリーより下回るようにすれば、熱力学的にも痩せると言えるでしょう」(関口絢子さん・以下「」内同)
おにぎりダイエットとは?
「おにぎりダイエットとは、まず、主食をおにぎりに統一します。そして、おにぎりを中心としてミネラル・ビタミン・タンパク質などをバランス良く摂れる具材を組み合わせた食事をするダイエット方法。目的は3週間冷めたごはんを食べることで、レジスタントスターチという難消化性でんぷんを活用して体内環境を変えること。
しかし、好きなだけおにぎりとおかずを食べて過ごしては普通の生活と変わりません。まずは自身の基礎代謝と運動量などから1日の消費カロリーを算出し、消費カロリーを下回るように、におにぎりの数とおかずの量を決めましょう。また、ウォーキングなどの適度な運動をすることも基本です」
おにぎりダイエットのときのおにぎりの具は?
「ご飯にして400g〜600gの間で、その人の活動量に合わせて1日に食べるおにぎりの個数を決めます。1個100gのおにぎりと考えると、1日4〜6個となるでしょう。おにぎりの具材は梅干し、おかか、昆布、たらこ、鮭など、昔ながらのシンプルな具材が望ましいです。ツナマヨ、カルビ、海老天などの脂肪分が高く、カロリーが高くなる具材は控えましょう。しっかりお米が冷めたおにぎりをよく噛んで、ゆっくり食べることもポイントです。よく噛み、ゆっくり食べることで咀嚼によるエネルギー消費も増やし、血糖値が緩やかに上昇して満腹感が得られます」
おにぎり以外に食べていいものは?
「おにぎりダイエット中に食べて良いものは、基本はおにぎりと野菜だけです。食物繊維やビタミンなどの栄養素を補う野菜は摂取するべきですが、糖質が多いイモ類の摂取やカロリーの高い調味料は控えるようにしましょう。満足度を高めるため、豆腐とわかめ、野菜などシンプルな具材の味噌汁をつけるのも良いでしょう」
