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イジワル姑の死をきっかけに、優しかった義理姉が豹変。まるで姑じゃん… | ビューティー

時刻(time):2020-07-15 17:51源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
女同士というのは、共通の敵がいると妙な結束力が高まって異様に仲良くなってしまいがちです。坂田さん(37歳・仮名)は、男ばかりの三人兄弟の次男である旦那さんと結婚して今年で10年。結婚当初から姑との関係に悩まされてきたのだとか。 人使いが荒くキツイ性格の姑 写真はイメージです(以下同) 「田舎の人の独特の図々しさというか、性格のキツさというか…

 女同士というのは、共通の敵がいると妙な結束力が高まって異様に仲良くなってしまいがちです。坂田さん(37歳・仮名)は、男ばかりの三人兄弟の次男である旦那さんと結婚して今年で10年。結婚当初から姑との関係に悩まされてきたのだとか。

人使いが荒くキツイ性格の姑


人使いが荒くキツイ性格の姑

写真はイメージです(以下同)

「田舎の人の独特の図々しさというか、性格のキツさというか……。お盆やお正月に帰った時なんかは座る暇がないほどこき使われるし、うちは子どもがいないのでそのことについても『出来損ない』みたいな感じで面と向かって言われたことがあります。

 年に2回の帰省ならまだ耐えられるのですが、夫の実家は商売をしているので繁忙期には駆り出されるんですよ。事務作業を手伝わされて、しかもそれが当然のようにタダ働きだったり。とにかく姑に良い印象は全くありませんでしたね」

 旦那さんが何かと庇ってくれているのですがどこ吹く風。逆に言えば、だからこの程度で済んでいると諦めていたのだとか。しかし、そんな彼女にとって大きな支えとなっていた人たちがいました。それは旦那さんのお兄さんと弟さんのお嫁さんたち。義理の姉と義理の妹です。




姑に苦しむ者同士仲が良かった義理姉妹


姑に苦しむ者同士仲が良かった義理姉妹
「義理の妹にあたるM子ちゃんは、かなり若いです。私より10歳年下でした。反対に義理の姉であるS美さんは私よりだいぶ年上で今年で50歳。かなり幅広い年齢差ですが、仲は良かったんですよ。何しろ、あの姑に同様に苦しめられているお仲間ですからね(笑)」

 とはいえ、今は仕事の関係もあって旦那さんと東京で二人暮らしの坂田さん。実家で姑と同居しているS美さんと近所に暮らすM子さんのストレスは比じゃなかっただろうと語っていました。

「特にS美さんは、年柄年中姑の小言を聞きながら生活してたわけですよ。義理父のことも介護して看取ってましたし、その上で子育てまでしてたなんて頭が下がります。お嫁に来たばかりのM子ちゃんにもちゃんとフォローをしていたみたいで、いい義姉ができたなぁって思ってたんですけどね……」

 しかし、その友好関係が崩れ去る事件が起こります。それは2年前の11月のこと。元気だった姑が突然体調を崩し、あっという間に亡くなってしまったのです。急な訃報に驚きながらも通夜や葬式の手伝いをし、一週間ほどで東京に戻ってきた坂田さん。ようやく落ち着いてきた頃にふいにS美さんから電話があったそうです。







優しかった義理姉が豹変、まるで姑のように


「『お疲れ様でした』みたいな電話かと思ったんですけど、責めるような口調で『夫の母親が死んだのに一週間程度で自宅に帰るなんて非常識が過ぎない?』と言われたんです。そんなことを言われても私も夫も東京に仕事がありますし。何なら私の場合は忌引き休暇がそこまで認められずに有給休暇も使ったのですが……」

優しかった義理姉が豹変、まるで姑のように
 これを皮切りに、S美さんからの姑よりも頻繁な小言の電話が入るように。「子どもがいないなら暇だろうからもっと義実家の仕事を手伝え」「甥姪へのお年玉や進級祝いの額が少ない」「いつもお歳暮やお中元のセンスが悪い」などなど。

 このことについて坂田さんはM子さんに相談をしたそうですが、どうやらS美さんがキツく当たり始めたのは坂田さんだけに留まらない模様。M子さんもS美さんの豹変にすっかり参っていたそうです。

「しょっちゅう家に押しかけてきては居座って『目上の人に対しての礼儀がなってない』『育ちが悪い』などと言われ続けているそうです。私は夫と相談をして、暫く帰省をするのは控えることにしました。仕事の手伝いも断り、お墓参りに行っても義実家には立ち寄らないことになりました。電話も着信拒否をして、何かあれば夫を通してもらうようにしています」





遺産の配分に納得していなかったのかも


遺産の配分に納得していなかったのかも
 なぜS美さんがこんなに攻撃的になってしまったのか。坂田さんが思い当たるのは「遺産のことではないか」とのこと。同居して介護もしてくれた義兄夫婦には、割合が多く渡ったはずなのですが、それでもS美さんは納得しなかったのではと推測していました。

「正直、遺産のことは夫の兄弟間で決めたことですし私に当たられても困るんですよね……。でも、あんなに仲が良かった嫁3人の結束が、共通の敵がいなくなっただけでこんなに脆く崩れ去るとは思いませんでした。誰よりも苦労していたS美さんの気持ちも何となくわかる分、ちょっと残念ですね」







義理姉の次は自分が姑化しないか心配


 義理の妹であるM子さんとは、これまで通りの良好な関係を築いているそう。しょっちゅう電話やラインで連絡を取っており、愚痴聞き係りとして強い信頼を置かれているようです。しかし、この関係も義姉・S美さんという共通の敵がいることで成り立っているのでは?と感じることも多いとか。

「もしもS美さんが亡くなったら、今度は私とM子ちゃんの関係が崩れるのかもしれません。M子ちゃんが私にめちゃくちゃ攻撃し始めたり、逆に私が豹変するなんてことも有り得るのかな。それを考えると、ちょっと怖いですよね」

義理の親戚関係に於いて、共通の敵というのは仲の良し悪しを左右する大きな存在になり得るのですね。

―義理実家とのバトル―

<文/もちづき千代子 イラスト/とあるアラ子>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイント。




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