日焼け止め、ちゃんと毎日塗っていますか? 「塗ってないけど、まあいっか~」なんてのんきに構えていると、積もり積もって「光老化」という恐ろしい事態に……。部屋の中にいても窓から紫外線は届くので、外出する日もしない日も、日焼け止めはしっかり塗る必要があります。
とはいえ最近の日焼け止めやUVケアアイテムは本当に種類が豊富で、SPFやPAの数値も目的別に様々あるし、タイプもジェル、ローション、スプレーなど多彩。ここまで種類が多いと、選ぶのも大変ですよね。
そこで今回は、これまでにビューティーガールで紹介したオススメの日焼け止めを総特集。ジャンルごとにまとめてご紹介します。これを読んで、自分にピッタリの日焼け止めアイテムを見つけるヒントにしてくださいね。
※記事内の価格はすべて、2020年7月時点の税抜き価格です。
Contents
日焼け対策は何のため?高須先生「夏に老ける」
最初に日焼け止めがナゼ必要かを簡単におさらい。「紫外線で老ける」という恐怖のメカニズムについて、高須クリニックの高須克弥院長は2017年の取材で次のように語っています。

高須クリニックの高須克弥院長
高須「紫外線はね、遺伝子レベルでダメージを与えるんです。細胞のDNAに傷をつけちゃうの。白人は紫外線を浴びすぎると、皮膚がんになる人が多いですよ。
美容面でいうと、まず、シミができる。太陽光を浴びると、紫外線を皮膚の内部に入れないように、ブロックするためにメラニンが集まってきます。これが日焼け。で、若いときはもとの肌に戻るんだけど、歳を取るとだんだん戻らなくなってシミとして定着しちゃう」

――メラニンはブロック機能なんですね。じゃあ、よく美白化粧品が「メラニンの生成を抑える」というのは…。
高須「それは逆に危険だね。色白の人が日光にあたると危険ですよ。メラニンが少ない人ほど、シワができやすい。紫外線がブロックされずに皮膚の内部に入ると、コラーゲン繊維が壊れて、シワの原因になるんです」
ともかく、老化防止としては紫外線を浴びないことが一番だね」
日差しが強くない日でも、紫外線量が少ないわけではありません。日々、油断しないように過ごしましょう!
【参考記事】⇒「夏に老ける」恐怖のメカニズムを高須克弥院長に聞く。9月も要注意!
1)SPF50でも使いやすい日焼け止め・化粧下地
まずは、SPF50なのに軽い付け心地で、1日中ストレスを感じない優秀UV下地をピックアップ。高SPFだと肌への負担が心配だという方必見です! 昔は日焼け止めといえば独特な匂いとキシキシ感がありましたが、今ではUVカット力が高いにもかかわらず使い心地の良いアイテムがたくさん出ています。

●アクセーヌ【スーパーサンシールド ブライトヴェール<R>】
2017年の発売以来、使用感の良さがSNSなどでも話題となり高評価を集めていた人気商品が、2020年4月セラミドをサポートし、肌自らの潤う力をバージョンアップして【スーパーサンシールド ブライトヴェール<R>】として新発売。
ナチュラルピンクの下地でくすみや色ムラ、毛穴までも自然にカバー。高SPFの日焼け止めにありがちなキシキシ感や乾燥もゼロで、まるでヴェールのような心地よい潤いが肌を包んでくれます。
アクセーヌ独自の技術「パーフェクトヴェール」により、かぶれやアレルギーの原因ともなってしまう色素が直接肌に触れることがありません。紫外線吸収剤不使用、アルコールフリー、パラベンフリーで肌への優しさをとことん追求しています。SPF50+・PA++++。
●ラ ロッシュ ポゼ【敏感肌用 UVイデア XL ティント】
世界で25,000人以上の皮膚科医が採用しているというラ ロッシュ ポゼのアイテム。製品の開発に皮膚科医のアドバイスを活かしているというだけあり、肌が弱い人でも安心して使用することのできる優しい使い心地が魅力です。
こちらは紫外線だけでなくPM2.5や花粉からも肌を守ってくれる敏感肌用の日焼け止め下地。ピンクベージュの下地が皮膚のくすみや色ムラをカバーしてナチュラルに補正し、顔色を明るく見せてくれます。クレンジング不要で石けんで落とせる点も嬉しい。SPF50・PA++++。
【参考記事】⇒“SPF50”なのに使いやすい日焼け止め4選!軽い付け心地で肌にもやさしい
2)スプレー日焼け止めでひんやり&肌ケア
つい油断してサンダル焼けしてしまいがちな足の甲や、日焼け止めが塗りづらい首の後ろの対策にも便利な日焼け止めスプレー。手を汚さず使用できるため、日中の付け直しにも最適です。

●紫外線予報【冷たいUVスプレー】
こちらは肌に押し当てることでスプレーが噴射され、そのままヘッドで日焼け止めローションを肌全体に塗り広げるという新しいタイプの日焼け止め。SPF50+ PA++++と高SPFにもかかわらず、なんと1歳から使用可能という優れもの。
塗ったあともヒンヤリ感が続くので、日焼け止めをいやがる子どももこれなら「気持ちいい!」と喜んでくれそう。ウォータープルーフなのに石けんで落とせるという点も◎。アルブチン、コラーゲン、ヒアルロン酸、7種の植物エキス配合で肌のうるおいもしっかりキープしてくれます。オレンジ精油のやさしい香り。
●サボリーノ【おはようサンカット UVスプレー】
こちらは顔・髪・ボディと全身に使える日焼け止めスプレー。朝、洗顔後にシュッとするだけでUVケアだけでなくスキンケアまで完了。さらにブルーパール配合のメイク効果で透明感のある肌へと導いてくれる、まさに忙しい朝にぴったりの時短アイテムなんです。
きめの細かいひんやりクールなミストはべたつかないので、すぐにメイクを開始してもOK。アロエベラ葉エキス、セイヨウハッカ葉エキス、ティーツリー葉油、ヒマワリ種子油など、肌を引き締めながら潤いを与えてくれる美容成分をたっぷり配合。SPF50+ PA++++で、日中の強い紫外線から肌をしっかりガードしてくれます。
【参考記事】⇒ひんやり冷感UVスプレー4選。油断しがちな首・足に
3)敏感肌にも。石けんで落ちる日焼け止め
自宅にいる時にもしっかり紫外線対策をしておきたいところですが、お肌には負担をかけたくないですよね。つけ心地が軽く、石けんで落とすことのできる肌にやさしい日焼け止めをご紹介します。
石けんオフアイテムは、クレンジングによる肌への負担を軽減できるのもメリットの一つです。普通の洗顔だけでOKなので、時短になるのも嬉しいポイント。敏感肌さんも要チェック!
※価格はすべて税抜きです。
●オルビス【サンスクリーン(R)オンフェイス モイスト】
SPF34 PA+++で日焼け止めと化粧下地の2役をこなしてくれるオルビスの人気アイテム。ハイブリットエアリーパウダーが肌にピタッとフィットして毛穴をカバー。ムラのないツヤめく美肌を叶えてくれます。紫外線、大気汚染、近赤外線など3つのダメージカットに注目した成分を配合。美容液成分が80%も入っているので、日中のうるおいも守ってくれます。紫外線吸収剤フリーで白浮きを防ぎ、素肌感あふれる仕上がりに。
●エトヴォス【ミネラルUVセラム】
紫外線からも乾燥からも肌を守ってくれる、SPF35 PA+++のUV美容液。スキンケアと紫外線対策が同時におこなえるので、まさに自宅でのUV対策にぴったりです。石油系界面活性剤、鉱物油、シリコン、着色料、香料、パラベン、アルコール、紫外線吸収剤不使用で肌へのやさしさをとことん追求。人の肌と同じラメラ構造の「ヒト型セラミド」配合で、日中の紫外線を防ぎながらうるおいと透明感のある肌へと導きます。
【参考記事】⇒オルビスの日焼け止め960円が超優秀。石けんで落とせるUVケア5選
4)大容量でコスパ◎、ニベア&ビオレ日焼け止め
実勢価格1000円以下、コスパと付け心地を重視した日焼け止めを2つご紹介します。
●【ニベア SUN スーパーウォータージェル】

付け心地・紫外線対策レベル・コスパのどれをとっても◎。ポンプ式になっているのでフタの付け外しの必要がなく、衛生面も考えられているところもうれしいです。
化粧水のような軽い付け心地で、角層の保水ケアまでしてくれる優れモノなので、冷房による乾燥や温度変化によるお肌のバリア機能低下から守ってくれます。

「あれ?日焼け止めつけたっけ?」と思ってしまうほどの軽い付け心地。なめらかなジェルタイプなので、お肌にスーッと馴染んでいきます。ボディだけではなく顔にも使えるので、化粧下地感覚でつけるのもありですよ。SPF50・PA+++。
一般的な日焼け止めの約2倍量である140gを、1,000円以下で購入できるコスパのよさも魅力です。
●花王【ビオレ UV 速乾さらさらスプレー SPF50+】

スプレータイプの日焼け止めは持ち運び用として重宝する、夏には1本持っておきたいアイテム。
ビオレの日焼け止めスプレーは顔&からだ用なので、腕や脚はもちろんメイクの上から日焼け止めをつけることができ、外出先では簡単にぬりなおしができます。
液体の日焼け止めを顔に使ってしまうと、メイクと混ざってドロドロになってしまうこともあるのではないでしょうか。こちらのようなスプレータイプを使うと、ヨレたファンデーションをティッシュで軽くオフしたあとに上から重ねてハンドプレスし、パウダーで重ねるだけでOK!
ビオレ速乾さらさらスプレーの魅力はこれだけではありません。とにかくサラッとしていて軽い付け心地がポイント。白残りもなくひんやりしているので、暑い夏でも気分よく使えます。しかもウォータープルーフ。

粒子が細かいので、スプレーというよりは液体に近いところが特徴。乾いたあとはお肌に密着してくれるので、お顔に使っても化粧崩れが気になりにくいところもうれしいです。SPF50+・PA++++。
※生産終了品につき、店頭在庫がなくなり次第販売終了。
【参考記事】⇒日焼け止めの決定版、ニベア&ビオレは1000円以下でもすごかった
5)髪用の日焼け止め。ヘアケアも同時に
髪もお肌と同様にUVケアが必要って知っていましたか? 『悩みがぶっ飛ぶ50代からのヘア&メイク術』(扶桑社刊)の著者でもある、メイクアップアーティストで美容師の船津有史さんによると、紫外線は髪のたんぱく質を破壊し、乾燥・パサつきといった髪トラブルを起こしてしまうそう。また、髪の表面を覆うキューティクルは紫外線を吸収することができないので、紫外線の影響を強く受けてしまうのだとか。

写真はイメージです
※「SPF」や「PA」は髪ではなく肌に対しての指標なので、以下の2商品では頭皮に対しての効果を表しています。
●ミルボン【ディーゼス エルジューダ サントリートメントセラム】
髪に潤いを与えながら紫外線を防止してくれる優れもの。夜にダメージケアをしながら、そのまま翌日のUVカットもできるという便利さが嬉しい「ディーゼス エルジューダ サントリートメントセラム」。さらっとしたオイルタイプで、つけると思わず触りたくなる指通りになります。SPF25・PA+++。
●アリミノ【スプリナージュ UV シャワー】
こちらは「肌にも髪にも使える」スキンケアブランドの「スプリナージュ」が販売するスプレータイプの商品。

スタイリングの仕上げにも使えるほか、天然精油のみで香りづけされた、ほのかなベルガモットとラベンダーの香りもポイントです。SPF50+・PA++++。
【参考記事】⇒髪にマストのUVケア剤4選。パサパサ髪は紫外線のせいかも
医師が教える「正しい日焼け止めの塗り方」
美容の常識を覆す、“真の美容情報”をSNSで発信している、美容外科医 兼 美容皮膚科医の上原恵理先生に、「正しい日焼け止めの塗り方」をレクチャーしてもらいました。
日焼け止めを薄く延ばして塗るのはNG
一度に塗る量は、よく耳にする“500円玉大”である0.7~0.8gほどが適量ですが、「薄く延ばして塗っても効果はない」と上原先生。顔がベタベタになるくらい、適量の日焼け止めを顔全体にたっぷり塗るのが正しい塗り方なんだそう。ベタついた状態では化粧ノリも悪くなるように感じますが、「日焼け止めを塗って30分くらい待てば肌に馴染んでくるので、メイクはそれから」だそうです。
また、日焼け止めを手のひらに出すと、指のすき間や手のシワなどに入り込んで40%ほどロスしてしまうそうなので、「塗り方も考えたほうがいい」と上原先生は言います。
こすらず、スタンプのようにペタペタ
先生おすすめの塗り方は、手の甲の親指と人差し指の付け根あたりの平らな部分に日焼け止めを乗せて、スタンプのようにペタペタと顔全体に塗布する方法。「凹凸がない部分だから、ロスもしないし、綺麗に塗れますよ」とのこと。
頬や鼻など、光がいちばんあたる高い部位は、二度塗りするとより効果的だそうです。
【参考記事】⇒「その洗顔がシミのもと!」SNS騒然、“美容の常識”を覆す上原恵理医師に聞いた
<文/ビューティーガールライター&ビューティーガール編集部>
(エディタ(Editor):dutyadmin)










