デスクワークや運動不足、ゲームのやりすぎによる姿勢の悪さによって慢性的な肩こりに悩んでいる方も多いはず。
今回は慢性肩こりから脱却するための3つの方法をご紹介します。
腰の角度に気を付けよう
肩こりと聞くと首や肩まわりに注目しがちですが、まず気をつけたいのが「腰の角度」です。デスクワークが続くとどうしても腰や骨盤の姿勢が崩れ、それをカバーするために背中が丸まり首や頭が前に飛び出ます。
元々頭と骨盤に刺さっている背骨は緩やかな「S字カーブ」を描いています。それが腰や骨盤の姿勢が崩れて「C字カーブ」になることで慢性的な肩こりを生み出します。首や肩まわりの凝り固まった筋肉を解すためのストレッチやエクササイズをするのも効果はありますが、普段作ってしまっている背骨のC字カーブを作らないようにすれば肩こりを未然に防ぐことができます。
それでは「脱・慢性肩こり」のための3つの方法を紹介します。
1. S字カーブの為にクッションを使う

「良い姿勢で座りましょう」と言うのは簡単ですし、当たり前です。しかし、みんなそれが出来ないから肩こりの人が多いわけです。良い姿勢で座るようにしようとしても保てるのは数分でしょう。そこでクッションを使ってラクにいい姿勢を保ちましょう。
クッションを半分に折って椅子の座面に敷きます。そこにお尻の半分だけを乗せると、骨盤が前傾姿勢になってただ座っているだけでも腰が緩やかな反りの状態を作れます。重力を上手に使って無意識に良い姿勢を保てるようにしましょう。
2. 背骨が正しい角度なのかを確かめる
背骨が綺麗なS字カーブを描けている時はバランスが保たれているため、頭の上に水の入ったペットボトルを置いても倒れません。ペットボトルの中の液体の水面が地面と水平だった時は揺れることなく静かになります。もし首の骨や背骨が傾いているとペットボトルの中の水はユラユラと揺れて倒れてしまうわけです。
水の入ったペットボトルを上手に頭の上に乗せて、揺れないような角度を見つける事も簡単に姿勢を整えるヒントになるでしょう。
3. 歯応えのあるものを左右均等に
近年、肩こりの中でも噛み合わせやあごの関節の状態によって引き起こるものが注目されています。

特に男性に比べて女性のあごの関節は緩くなっていて異常をきたしやすいため、普段の食事などで噛み癖が強い人や過去に顎関節症などを患って感知していないと、それが原因で慢性的な肩こりを引き起こしている可能性があります。
柔らかいものばかりを口にしているとあごの関節は弱くなりますし、どちらか一方ばかりで噛んでいると強い癖が出ます。なるべく噛み応えのあるものを左右均等に噛む癖をつけ、必要ならばあごの関節の整体や治療を受けてみるのもいいでしょう。
エクササイズやストレッチはとても効果的ですが、続けなければ意味がありませんし、そもそも症状を引き起こしているのは日常生活動作ですから、これを改善しなければ根本を見直すことにはなりません。
小さなことを日々無理なく気をつけて、ラクな体を手に入れてください。
<文/ヒラガコージ>
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ヒラガコージ
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。
(エディタ(Editor):dutyadmin)
