玉ねぎと酢で作る「酢玉ねぎ」には、腸内環境を整えたり血液をサラサラにするなど、女性に嬉しい効果がいっぱい。今回は作り方はもちろん、アレンジレシピもご紹介。毎日の食事に取り入れて、体の内側からキレイを作りませんか?
【目次】
・酢玉ねぎとは?
・酢に含まれる成分は玉ねぎと相性抜群?
・酢×玉ねぎで腸をスッキリ!デトックス作用のあるお手軽レシピ
酢玉ねぎとは?
酢玉ねぎとは、その名の通り、お酢漬けにした玉ねぎのこと。酢と玉ねぎの有効成分は相性がよく、相乗効果によって、より体にいい食べ物になるということで話題になりました。作り置きがしやすく、健康、ダイエット効果もあるということで、テレビなどで特集されたり、レシピ本も多く登場しています。
玉ねぎの効果効能とは?
教えてくれたのは…料理家・“ストウブビストロ はるひごはん”店主 大橋由香さん。

フレンチレストランなどに勤めたのち、2014年“パン食堂はるひ”をオープン。2017年に移転し、現在の店名に。愛用するストウブ鍋を使った、野菜たっぷりの料理が評判。

玉ねぎのケルセチンで血流を改善してクリアな肌に。辛み成分の硫化アリル、抗酸化成分のケルセチンなどを豊富に含む代表的な食材。ケルセチンは血流を改善してくすみのない肌を導き、脂肪の吸収を抑える効果も。
くすみのない肌は“玉ねぎ”で作れる! 超簡単玉ねぎを使ったスープレシピ3つ
玉ねぎには「やせ菌」が豊富
教えてくれたのは…美養フードクリエーター 岩田麻奈未さん。

腸の中に棲みつき、腸内環境を左右する“腸内細菌”は、大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類。全体の約70%を占める日和見菌は、名前の通り、善玉菌と悪玉菌のどちらかそのとき優勢な側について、良くも悪くもパワーを増強させます。
「やせている人に多いとされる“やせ菌”と、その反対の“デブ菌”は、実はこの日和見菌の仲間。それぞれやせ菌は善玉菌、デブ菌は悪玉菌に加担しやすい性質を持っています。つまり、やせ菌を増やすには、善玉菌が優勢な腸内環境を整えることがカギ。食物繊維の多い発酵食品、オリゴ糖など、善玉菌を増やす食べ物を積極的にとることが大切です」(岩田さん)
\やせ菌を増やす食品/

やせ菌の好物は水溶性食物繊維。もち麦や海藻、玉ねぎ、 アボカド、柑橘系フルーツなどは水溶性食物繊維が豊富。 ヨーグルトや納豆などの発酵食品もやせ菌を増やします。
やせ菌&デブ菌って知ってる? 腸内環境を整えてやせる準備を始めよう。
新玉×非加熱で血液サラサラに!

柔らかくてサラダなどでも食べやすい新玉ねぎ。普通の玉ねぎは収穫してから保存状態をよくするために乾燥させますが、新玉ねぎは乾燥させずにそのまま出荷させた玉ねぎのものです。
新玉ねぎの栄養の中でも注目したいのは、その辛みの成分の硫化アリル。硫化アリルはビタミンB1の吸収を助ける働きや、血液をサラサラにする働きがあります。硫化アリルは玉ねぎにも含まれていますが、加熱に弱く水にも溶けやすいので、生のまま食べることができる新玉ねぎをおススメします。
石坂優子の「キレイを養う★美味旬★レシピ」(55) 冷蔵庫で1時間!新玉ねぎの簡単マリネ
酢に含まれる成分は玉ねぎと相性抜群
お酢は疲労回復効果も
教えてくれたのは…美容エディター 門司紀子さん。

大学在学時からCanCam編集部にて編集アシスタントとして〝雑誌づくり〟のキャリアをスタート。約20年、フリーランスエディター&ライターとして活動。趣味は料理とゴルフ。

お酢の主成分である酢酸は体内に入るとクエン酸に変化して、疲労の原因となる乳酸を分解するはたらき働きが。さらに、胃の働きをよくして食欲不振を解消したり、アミノ酸もバランスよく含んでいるため、脂肪の燃焼を抑えたり、便通をよくする効果も。
美容エディター・門司紀子のToday’s SALAD #6「やみつきツナサラダ」
酢×玉ねぎで腸をスッキリ!デトックス作用のあるお手軽レシピ
朝食にはデトックス効果のある「酢玉ねぎ」
教えてくれたのは…管理栄養士・フードコーディネーターの大島菊枝さん。

東京農業大学卒。研究職(大豆イソフラボン)、飲食業の経験を経て独立。時間栄養学の観点から、健康&キレイになれるレシピを数多く提案。
酢玉ねぎで腸デトックス!【デトベジピクルス】
\作り置きが便利!/

【材料】
・赤玉ねぎ(白玉ねぎでもOK)…1個
[A]
・酢…100ml
・水…100ml
・はちみつ…大さじ1と2分の1
・塩…小さじ2分の1
・ローリエ…1枚
【作り方】
(1)玉ねぎは薄切りにして30分程度おく。
(2)小鍋にAを入れてひと煮立ちさせ、1を入れてさっと混ぜて保存容器に移す。
(3)粗熱が取れたら、冷蔵庫で保存。(1~2週間)
サバと酢玉ねぎ

【材料(1人分)】
・サバ(水煮缶)…2切れ
・酢玉ねぎ…適量
【作り方】
それぞれを皿に盛り付けて完成。
\酢玉ねぎの作り方/

(1)玉ねぎ3個を薄くスライスして鍋に入れ、酢300ml、塩小さじ4分の1を加えて中火で煮る。
(2)玉ねぎがしんなりしたら、はちみつ大さじ1を加える。
(3)煮沸消毒した密閉容器に入れて冷蔵庫で1か月保存可能。
時短レシピ!10分で作れる「サバ・きのこ・豆腐のワンプレート」
玉ねぎ×キャベツ×ビーツ!紫のドレッシング
\グリーンサラダやヨーグルトにかけてもOK/

脂肪燃焼に必須なビタミンCが緑よりも豊富な紫キャベツとビーツで色鮮やかに。カプサイシンを含むタバスコの辛さがアクセント。
【材料(作りやすい分量)】
・紫キャベツ…8分の1個
・ビーツ(水煮)…1個分
・紫玉ねぎ…4分の1個
[A]
・タバスコ…小さじ1
・ワインビネガー(または酢)…大さじ2
・塩…小さじ1
・オリーブオイル…大さじ2
【作り方】
(1)野菜はすべてみじん切りにしてボウルに入れる。
(2)Aとよく混ぜ合わせて完成。
\紫のドレッシングを使ったレシピ/
■ラムと豆のサラダ

基礎代謝を上げるには赤身肉。脂肪を燃やすカルニチンを含むラムは、体を温める作用もあるので夏冷えを救済。ドレッシングをお花みたいに散らして。
【材料(1~2人分)】
・ラム薄切り肉…150g
・レンズ豆(水煮)…100g
・にんにく…1片
・クミンシード…小さじ1
・塩麹…大さじ1(または塩適量)
・こしょう、オリーブオイル、レタスやクレソンなど好みの葉野菜…各適量
・紫のドレッシング…好みの量
【作り方】
(1)にんにくを薄切りにする。フライパンにオリーブオイルと共に入れて中火にかけ、きつね色になるまで炒める。
(2)1のフライパンに食べやすい大きさに切ったラム肉とクミンシードを入れてしっかり炒める。火が通ったら、塩麹・こしょうを入れて混ぜる。
(3)器にちぎった葉野菜を盛り、上に2とレンズ豆をのせ、ドレッシングをかける。