「beautygirl」2月号の『神崎 恵の恋させる瞬間 美容劇場』では、フレグランスの魅力にフォーカス。香りを味方につけて、新たなスタートを成功に導いて!

神崎 恵
Megumi Kanzaki
mnuit主宰。美容家としての活動の他、累計約130万部の著書の執筆をはじめ、雑誌の撮影やトークショー、セミナーなどで全国を飛び回る日々。また、見た目の美しさと使い勝手の良さの両立を叶えた『MEGUMI KANZAKI SCHEDULEBOOK 2020』(永岡書店)も好評で、現在は次の著書の執筆活動に入り、ますます多忙を極めている。
新作フレグランスを纏って新しい私に
見た目以上に効果を発揮するフレグランスという自信
ただすれ違っただけのひとに恋をしたことがある。もう十数年も前のことなのに、その瞬間を思い出すたびに、心を持っていかれるように深くときめく。あの日、わたしを心底ときめかせたのは、ある女優だった。それまでTVや映画で何度もみてきたそのひとは、「美しいひと」ではあったけれど、それ以上ではなかった。例えば、美しい人形を見て、ただ「美しい」と感心するような、そんな当たり前のもの。ではなぜ、そのひとに恋するようなときめきを覚えたのか? それは、彼女の香り。すれちがったときにふわりと舞ったあまりにもいい香りに大げさではなく時が止まった。今まで触れたどの香りよりもやわらかく、甘く、わたしの肌の小さな隙間から、その香りがじわじわと染み入ってくるような感覚だった。鼻や肌から真っ直ぐに心や頭に到達したのがわかるくらいに、その心地よく美しい香りがわたしの全てを虜にした。恋をした気分.……心が溶けていくような心地だった。なんでもなかったひとが突如、特別な存在に変わる瞬間。それも言葉を交わしたわけでも、やさしくされたわけでもなく、ただ、香りひとつでだ。あの日から、その女優はわたしの中で格別に美しいひとになった。衝撃的な香りの体験。香りという、頭や計算では読み解けない魅力を思い知った忘れられない出来事。
それからというもの、わたしはフレグランスを欠かさない。大切な予定の日はもちろん、仕事にも、たとえ、一日中家にいると決めている日にも香りを纏う。特別な日は、わたしは大丈夫だと思える自信を。なんでもない日も、鮮やかな心地や意識をくれる。そして、新しい年の始まりや新しい恋の始まり、新しい自分を始める日には、必ず新しいフレグランスを選ぶことにしている。香りという見えない美しさを纏うたびに、新しい自分に、無敵な自分になれたような心地になれるからだ。それは、まるで生まれ変われたような感覚。さらなる可能性と美しさを手にできたような感覚だ。誰かの心に触れる美しさ、そして自分への自信という美しさ。この両方を手にできるフレグランスを自分の人生に迎え入れる。2020年、新しい自分に生まれ変わる香りとの出会いが楽しみでならない。

新しい私を後押しする
ミス ディオール ローズ&ローズ
2020年を前に、わたしが出会った新しい香り。ミス ディオール ローズ&ローズ。透明で可憐、そんな愛らしさを持ちながらも、ドラマティックな印象も感じさせる香りだ。やわらかく、強く、自由に、そして鮮やかに。わたしが「こうありたい」と焦がれる女性像に心地よくフィットする香り。纏っている間は、まるでそんな生き方ができているような、理想の自分になれたような気持ちになれる。朝は服を着る前に、バスト下に1プッシュ。肌とフレグランスが溶け合うまで、3分ほどおいてから服を着ることにしている。香りを服で隠すことで、動くたびに服の隙間から香りがやさしくこぼれる……この感じがとてもすき。

