フルーツダイエットとは?

“バナナダイエット”や“リンゴダイエット”のように、フルーツを使ったダイエットは昔からありますが、今注目されているのは、好きなフルーツを朝食に置きかえて食べる“フルーツダイエット”。一体どんなダイエットなのでしょうか?
朝食を置き換えるダイエット方法
フルーツダイエットのルールはとてもシンプル。基本的には“朝食をフルーツに置き換える”という1点を守ればOKです。特に普段朝食としてパンやごはんを食べている人は、フルーツに置き換えるだけ。あまり意識することなく摂取カロリーを抑えることができるので、食事を我慢するダイエットが苦手、といった方におすすめの方法といえますね。
ただし、フルーツは人によってアレルギー反応を起こすものがあります。またグレープフルーツと高血圧の薬の組み合わせは、薬の効き目を増強してしまうなど、一部のフルーツは薬との相性が悪いものがあるので注意が必要。服用中の薬がある方は医師・薬剤師に確認してください。
水分と食物繊維がたっぷり摂れる
多くのフルーツは水分を豊富に含んでいるので、摂取カロリーを抑えながらも満腹感を得やすい特徴があります。また、起き抜けの胃は空っぽに近い状態なので、朝食にフルーツをしっかり食べることで胃が刺激されます。すると「胃・大腸反射」によって腸の働きが活発になり、便通をサポートしてくれるというわけです。
さらに、睡眠中にたくさん汗をかいて水分不足になった体に、自然に水分を補給できるのもフルーツならでは。このように、朝の体にうれしい効果がたくさんあるのが、フルーツダイエットなんです。
フルーツダイエットの効果
ここではフルーツダイエットの効果やメリットをご紹介。フルーツを食べることはカロリーを抑えることにつながるだけでなく、健康のサポートや美肌づくりにも役立ちます。詳しくチェックしてみましょう。
摂取カロリーを抑えられる
基本的にフルーツは低カロリーです。例えば、ご飯のカロリーは100gあたり168kcal。対して、リンゴは100gあたり57kcalです。カロリーが比較的高いといわれているフルーツ、バナナでも、100gあたりわずか86kcal。ご飯と同量のフルーツを食べるということは、少なくともカロリーを半分程度に抑えることができる、ということになります。
急な血糖値の上昇を防ぐ
摂取した糖質はブドウ糖に分解され、血液によって全身に運ばれます。このときに上昇するのが血糖値です。
血糖値が上昇すると体内では“インスリン”が分泌されます。すると血糖(ブドウ糖)が細胞の中に取り込まれ、エネルギーとして使われることで、血糖値が一定に保たれます。インスリンには脂肪の合成を促進したり、脂肪の分解を抑制したりする働きもあります。摂取する糖質が多すぎるとインスリンがたくさん分泌されてしまうため、肥満の原因となることが明らかになっています。
ご飯やパンといった炭水化物は糖質が多く、血糖値が上がりやすい食べ物。朝の体にとって負担が大きいだけでなく、脂肪として蓄積されやすい食べ物だということになります。
リンゴやキウイ、ブルーベリーといった血糖値がゆるやかに上昇するフルーツなら、ごはんやパンに比べてインスリンの分泌もおだやかに。太りにくい体作りにつつながるうえに、体にも優しい食べ物なのです。
ダイエットしながら美肌になれる!
美肌につながるビタミンやミネラルといった栄養素を豊富に摂取できるのも、フルーツダイエットのメリット。また、食物繊維が多く含まれるフルーツは、腸内環境を整えながら腸内に溜まった老廃物の排出を促すので、美肌にも効果が期待できるのです。
フルーツの正しい食べ方

では、フルーツダイエットを実行するとき、どのようにフルーツを食べるのがよいのでしょうか?おすすめの食べ方をご紹介します。
水分や食物繊維が多いフルーツを選ぶ
フルーツダイエットの基本ルールは“朝食をフルーツに置き換える”ということだけですが、水分と食物繊維が豊富なフルーツを食べることで朝の体をしっかりと目覚めさせ、満腹感を得ることができます。便通のサポートにもなるので、よりフルーツダイットの効果を感じやすくなりますよ。
なお、食べるフルーツは1~3種類。フルーツに含まれる栄養素を損なうことなく摂取するため、生のまま食べるようにしてみてください。
飲み物を飲むなら”水”
フルーツダイエットの際は、フルーツに含まれる様々な栄養素の力を最大限に引き出すために、また、胃腸の負担を軽減するために、カフェインやタンニンを含むお茶やコーヒーは一緒に摂るのを避けて水を飲むようにしましょう。寒い日や冷えが気になる方には、体が温まる白湯がおすすめですよ。
間食にもフルーツを食べる
ダイエットの効果を高めるために、間食でカロリーの高いおやつを食べるのではなく、フルーツを食べるようにしましょう。
失敗しないためのポイント
とっても簡単なフルーツダイエットですが、もちろん失敗してしまったり、長続きしなかったりすることもあります。どんなことに気を付ければ失敗しないのか、ポイントをチェックしてみましょう!
糖質が多いので食べ過ぎは禁物
ご飯やパンに比べて低カロリーとはいえ、フルーツのカロリーはゼロではありません。また、フルーツの甘味の元は“果糖”という糖分。そのため、食べすぎれば当然太ってしまいますので気を付けましょう。ゆっくりとよく噛んで食べることで満腹中枢が刺激されて、満足感を味わうことができます。物足りないと感じる方は、ぜひ試してみてくださいね。
フルーツダイエットは1日1食
食事をフルーツに置き換えるのは1日1食のみにとどめましょう。フルーツは食物繊維やビタミンなどの栄養が豊富ですが、人の体に必要なたんぱく質や脂質は少量しか含まれていないので、他の食事で補う必要があります。偏った食生活は体調を崩しやすいばかりか、逆に体重が増加してしまうことも。1日1食の置き換えルールをしっかり守りましょう。
体の冷えが気になる場合は常温のフルーツを
冷蔵庫に入れていた果物をすぐに食べると体が冷えてしまうので、常温に戻してから食べるようにしてみてください。
ダイエットに向いているフルーツ
フルーツダイエットは、どんなフルーツを食べてもOK!ですが、フルーツにはそれぞれ異なる効果がありますので、自分が求める効果を持つフルーツを選ぶようにしましょう。おすすめのフルーツとそのメリットをご紹介します。
栄養価の高い「バナナ」
まず最初におすすめするフルーツはバナナです。腹持ちの良さや片手で食べることができる手軽さ、食物繊維、カリウムなどが豊富で栄養価が高いことから、バナナはダイエットに非常に適したフルーツだといえます。
また、1年中変わらないお手頃価格で、スーパーだけでなくコンビニでも買うことができるのも大きなメリットです。
香りにも癒される「グレープフルーツ」
交感神経に働きかけて脂肪燃焼を促進したり、中性脂肪の減少にも役立つと人気のグレープフルーツ。肌を健やかに保つコラーゲンの生成に必要なビタミンCや、酸味の元であり疲労回復効果があるといわれるクエン酸も豊富に含まれているフルーツです。そしアロマオイルとしても使われる爽やかなグレープフルーツの香りには、ストレスを緩和する作用が期待できるうえに、交感神経に働きかけて脂肪燃焼を促進したり、中性脂肪の減少にも効果があるといわれてます。
バナナ同様1年中手に入りやすく、手ごろな価格であるという点でも魅力的なフルーツです。
なお高血圧の薬とは相性が悪いので、薬を服用している方は必ず医師・薬剤師に相談してください。
ダイエットにぴったりの「キウイフルーツ」
1日に必要なビタミンCを1個で補えるキウイフルーツも、ダイエットにおすすめです。たんぱく質分解酵素“アクチニジン”を多く含むので、まだ動きの鈍い朝の胃腸の消化吸収を助ける効果も。便秘の予防にも効果的です。
ちなみに、緑色のキウイフルーツは100gあたり53kcal、黄色いキウイフルーツは100gあたり59kcalと、色によってわずかながらカロリーが異なります。
食物繊維豊富な「リンゴ」
ダイエット食材としておなじみのリンゴには、水溶性食物繊維“ペクチン”が豊富に含まれています。ペクチンは腸内で水に溶けゲル状になるので、腸の粘膜を守ったり、腸内の善玉菌を増やす効果が期待できます。そのため空腹状態である朝の胃腸に優しく、便通もサポート。さらにリンゴに含まれる“リンゴポリフェノール”は、小腸からの脂肪吸収を抑える働きがあるといわれているので、油の多い食事をしたときのデザートにもぴったり!朝だけでなく、1日を通して食べたいフルーツです。
なお、ペクチンが含まれているのは皮と果肉の間、リンゴポリフェノールは皮に多く含まれています。これらの栄養素をしっかり摂るためにも、皮ごと食べるようにしましょう。
“旬”のフルーツもおすすめ
これまでにご紹介したフルーツのほかに、“旬”のフルーツを食べるのもおすすめです。食べ物は旬になると栄養価とうまみが増すもの。春ならいちご、冬ならみかん、といったように、季節のフルーツもとり入れてみましょう。
フルーツダイエットの体験談をチェック!
ここで、実際にフルーツダイエットにチャレンジした方の口コミをご紹介します!効果にはもちろん個人差がありますが、感想やちょっとした工夫など、参考になる点がたくさんありますよ。
朝ごはんを果物と水にして
— yui (@storm_7west) 2017年3月2日
私15㌔痩せたぜ?
朝食をフルーツにすることでダイエット効果を得た人も多数。加えてバランスのとれた食生活を心がけることで、理想の体重になれるかもしれません。
野菜ジュース、果物ジュースは自分で作ると体重は間違いなく落ちます。
— suimin (@fuminshokiketu) 2013年4月24日
ダイエット、美肌、アンチエイジングにはいいです。
私は、2ヶ月で10KG落とせました。
ちなみに朝の食事は野菜ジュースか果物ジュースです。
時間がないときは、フルーツをジュースにするのもおすすめ。ジューサーで作るとせっかくの食物繊維が取り除かれてしまうので、ミキサーがおすすめです。市販の野菜ジュースは加熱処理されているものがほとんどで、砂糖が加えられていたり、食物繊維を取り除いていることが多いのでダイエットには向きません。フルーツダイエットをするなら生のフルーツを使って作るようにしましょう。
お手軽フルーツダイエットでキレイにダイエット!

難しい手順や厳しい制限がなく、手軽にできるフルーツダイエット。カロリーを抑えるだけでなく、腸の調子を整えたり、体に必要な栄養素をしっかり摂りながら続けられたりするのが魅力のダイエット方法です。美肌やアンチエイジングにもつながる、健康的なフルーツダイエット、とっても簡単なので、ぜひ明日の朝から始めてみて!



