
「学生時代、スポーツを頑張っていた!」という女性に多いのが、「ふくらはぎが太くてスカートが似合わない…」というお悩み。
でも、ちょっと待ってください!
学生時代の筋肉がまだ残っているなんて不思議だと思いませんか?
実はそのふくらはぎ、筋肉が減ったことによって脂肪がついてしまったことが原因で太いのかも。
「いやいや、これはどう見ても筋肉だよ」という人、一見筋肉に見えるふくらはぎですが、ふくらはぎの筋肉に脂肪がついて、老廃物が溜まってしまっているかもしれません。
そう、あなたの太いふくらはぎの原因は「脂肪と筋肉」によるものかもしれないのです。
つまり、脂肪を落とせばふくらはぎは細くなる! というわけで、ここでは「脂肪と筋肉」によって太くなってしまったふくらはぎを細くするための方法をご紹介します。
ふくらはぎってどうして太くなるの? その原因は?

ふくらはぎが太るパターンは大きく分けて3種類あり、「むくみ」「脂肪」「筋肉」によるものと言われています。まずは、それぞれの特徴から見ていきましょう。
むくみが原因でふくらはぎが太い人
水分の摂りすぎやリンパ液の滞りによって引き起こされるむくみ。むくみはふくらはぎ太りの大きな原因になります。
デスクワークなどの同じ姿勢を長時間続けていることが多い人は要注意です。
また、塩分の摂りすぎなどもむくみの原因に繋がります。味の濃いものやインスタント食品の過剰摂取は控えましょう。
脂肪が原因でふくらはぎが太い人
糖分や脂質の摂りすぎなど、つまりカロリーオーバーのために、余ったエネルギーが脂肪に変化。その脂肪が原因でふくらはぎが太くなってしまうことがあります。
摂取カロリーが消費カロリーを大幅に上回ってしまうことでどんどん脂肪がついてしまいます。カロリーを消費するには、やはり運動。運動をする習慣をつけることで、脂肪がふくらはぎにつくのを抑えることができますよ。
筋肉が原因でふくらはぎが太い人
スポーツをやめてからも同じような食生活をしていると、筋肉が落ちてその代わりに脂肪が蓄積。減った筋肉の隙間に脂肪が入り込みます。そうなると、いわゆる「霜降り肉」状態になってしまい、なかなか脂肪を落としにくい状態になります。そこで運動をして痩せようとすると逆効果で、筋肉が肥大化し、より太くなってしまうことも。筋肉太りタイプのふくらはぎは、触ると硬いのが特徴です。
また、早足で歩いたり、ハイヒールを履いたりすることが多い人も、ふくらはぎが筋肉太りになりやすい傾向があります。これは、重心が偏っていることで筋肉に余計な負荷がかかっているからです。使われる脚の筋肉が偏ることで、筋肉が凝り固まってしまいます。
ふくらはぎが太くなるパターンの中でも、今回、注目したいのが「筋肉型」のふくらはぎ。
特に、学生時代に運動をしていたという人は「自分のふくらはぎが太いのは筋肉によるものだ」と思っている場合が多いようですが、運動を続けていない限りそれは「筋肉+脂肪」によるものと考えられます。
では、筋肉の下に潜む脂肪を落とすには、どのような方法が効果的なのでしょうか?
『薬剤師ヨガインストラクター』として、心と体の健康をテーマに、輝く女性への指導をしている桑原由佳さんに教えていただきました。
筋肉質なふくらはぎを細くするカギは、筋膜リリース!
「筋肉太りによってふくらはぎが太くなってしまう方の傾向として、そもそも筋肉ができやすい体質の方が多くみられます。そういった方の場合、一般的なダイエットとして紹介される筋肉トレーニングや早歩きは筋肥大へと繋がるため、かえって逆効果になってしまいます。では、何をすればいいのか。私のおすすめは“筋膜リリース”です。
“筋膜リリース”とは、筋肉を包んでいる膜が、固く縮んだり癒着して動きにくくなった状態から解放するためのストレッチです。筋肉も脂肪も柔らかい方が落ちやすいと言われていますから、まずは、凝り固まった筋肉を筋膜リリースによってほぐしましょう」(桑原さん)
ふくらはぎの筋膜リリースの方法
①ふくらはぎを両手で包み込み、指先で圧を加えます。
②2秒圧を加えたらそのまま2秒キープし、2秒離します。
③これを、ふくらはぎの下から膝の方に向かって片脚5回くらいを目安に行いましょう。

「さらに、溜まった脂肪もほぐしていきます。脂肪は、筋肉とは違って、絞って潰して流すと良いでしょう。体内で余った糖は脂肪になり老廃物を溜め込みます。そこに水分が溜まり冷えとなって固くなり、セルライトになりやすいので、流れを良くすることが大切です」(桑原さん)
溜まった脂肪をもみほぐして落とす方法
①ふくらはぎの肉を指先でつまみ、潰すように強めの圧をかけます。
②そのまま肉をねじるようにします。これを片脚5~6回を目安に行いましょう。


健康的に細くしたいならスロートレーニング
一般的なダイエットとして紹介される筋肉トレーニングや早歩きは、ふくらはぎを太くしてしまうということでしたが、筋肉負担を減らしながら運動したい場合はどうしたらいいのか、桑原さんにお聞きしました。
「逆の発想をするのが分かりやすいと思います。筋肉をつけたいときには筋肉トレーニングによって筋肉を素早く使いますよね。筋肉を減らしたいのであれば、ベッドに寝たきりになることが手っ取り早い方法でしょう。でも、それでは普段の生活に支障をきたす方が多いですよね。
そこでおすすめなのが、スロートレーニング。なかでも、ヨガが効果的だと思います。
外の筋肉であるアウターマッスルではなく、内側の筋肉であるインナーマッスルを使うヨガは、筋肉がほぐされると共に自律神経も調整されて、心も楽になっていきます。イメージは、細く・長く・ゆっくりと。深い呼吸をしながら行うとより効果的です」(桑原さん)
ふくらはぎのインナーマッスルを鍛えるヨガの方法
①軸足にもう片方の脚をかけ、バランスを保ちながら膝を曲げていき、ふくらはぎに負荷をかけます。
②この時、手はゆっくりと正面で合わせましょう。この姿勢を5秒キープし、3セット行います。
※5秒が苦しい人は3秒から始めてみましょう。

バランスを保てない人は、膝にかけた方の足を床につけてもOKです。

【まとめ】ふくらはぎの筋肉太りを解消しよう!

いかがでしたか?
ふくらはぎの筋肉太りを解消したい場合は、スロートレーニングでゆっくりと筋肉太りを解消するのがおすすめです!ただし、ダイエットは継続しなければ効果があらわれにくくなってしまいます。少しずつの時間でいいので、スロートレーニングなどのエクササイズを毎日行うようにしてくださいね。
さっそくふくらはぎのインナーマッスルを鍛えて、ふくらはぎを細くしましょう!
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撮影/石田健一
取材・文/@ビューティーガール編集部