
では実際に、“乳トレ”の考案者である経絡整体師の朝井麗華さんに、基本のトレーニングを教えていただきましょう。
※こりがひどい方は、多少痛みを感じるかもしれません。無理をしないで、イタ気持ちいくらいの圧をかけるようにしましょう。
バストの土台となる「大胸筋」を鍛えよう!
大胸筋は、鎖骨のすぐ下にあり、脇からみぞおちまでを覆っている、とても大きな筋肉。「ここがこり固まっている方が本当に多いですね」と朝井さん。大胸筋がこってしまう理由は、胸の筋肉を動かしていないから。つまり、体幹を鍛えていないからです。これでは、バストに血液の流れや酸素のめぐりも滞ってしまいます。土台の筋肉に効かせるようなイメージで、圧をかけていくのがポイント。
「垂れ乳」「削げ乳」「貧乳」「肩こり」にお悩みの方におすすめ。のトレーニングです
【STEP1】 片側の手でバストの下部を支え、バストが動かないように固定します。
【STEP2】 逆側の手でバストの上側に円を描くようにくるくるとマッサージ。内側から脇に向かって回転させましょう。指先でしっかり圧をかけるようにしてください。これを5回×3セット行います。
【STEP3】 逆側も同様に。バストの下部は動かさないようにしっかりと支えて、上側の緊張をほぐしていきましょう。こちらも5回×3セット行います。
「表面をなでるだけでは、大胸筋には響きません。
肩こりと同じ種類のこりと意識しながら、マッサージしていきましょう」
「肋骨」をほぐして、ツンと上向きのバストに!
肋骨は、呼吸にあわせて開いたり閉じたりを繰り返しています。
肋骨と肋骨の間の筋肉がこり固まると、肋骨は末広がりになってアンダーバストが大きくなるばかりか、バストも垂れて、くびれもなくなってしまうことに。
そこで、肋間筋にアプローチして、柔軟性を取り戻すことが必要です。
これは、「垂れ乳」「削げ乳」「離れ乳」「貧乳」「背肉」にお悩みの方におすすめのトレーニングです。
【STEP1】 片側の手でバストを持ち上げるようにしっかりと支えます。
【STEP2】 こぶしをつくって、第二関節の骨で脇からバストトップに向かって筋肉をえぐるようにすりあげます。このとき、呼吸を忘れずに。
脇の下から肋骨の幅を、上、中、下のラインをそれぞれなぞるのを1セットとし、3~5セット行います。
【STEP3】 バストトップまでいったら、逆の手で脇の肉を集めて、また最初から行います。
「肋間筋の動きが鈍くなると、肩や首のこりもひどくなってしまいます。こりを感じている方は、毎日ここをほぐすことをおすすめします」
谷間をつくる、簡単マッサージ
大胸筋と肋骨筋のこりに加え、同時にバストにもアプローチして谷間をはぐくむマッサージです。土台の筋肉をほぐしながら、離れたバスト、垂れたバストを補正することで、高さとハリ感がある美バストを育てます。
これは「削げ乳」「離れ乳」「貧乳」にお悩みの方におすすめのトレーニングです。
【STEP1】 両方の手でこぶしをつくり、第二関節の骨をリンパの集まっている脇部分に当てます。
【STEP2】 脇から体中央に向かって両手を同時に寄せていきます。バストのつまりをかき流すイメージで3回行います。
【STEP3】 バスト上部が終わったら、バストトップの高さで同様に3回、アンダーバストの高さで同様に3回それぞれ行います。
【STEP4】 最後に両手をグーにして手の平を体側に当て、全力で体の中央に向かってバストを10秒以上寄せます。
上半身の血液やリンパの流れが良くなるので、呼吸が深くなり、肌色も良くなりますよ