ついついクセがでてしまう日ごろの立ち方や座り方。だらしない姿勢だとかえって体も疲れちゃうなんてことも。そこで、今回は綺麗な姿勢を作るポイント、立ち方・座り方をご紹介します。正しい座り方をマスターして姿勢美人に!
【目次】
・まずは綺麗な立ち方をマスター!
・座り方にも気を付けよう
・姿勢美人を作るポイント
・普段の生活で気を付けたい姿勢のクセ
まずは綺麗な立ち方をマスター!
正しい立ち方で美ラインゲット
【OK姿勢】

正面から見た時
(1)肩の力を抜き、(2)鎖骨の上のくぼみは浅い状態。
横から見た時
(1)肩は開いて肩胛骨は開く、(2)腰は反りすぎない、(3)骨盤を立てること
を意識して。目線はまっすぐか斜め上!
【NG姿勢】

姿勢を気にするがあまり陥りがちなのが反りすぎてしまうこと。反りは筋肉が張った状態になるので、疲労や腰痛を招く。
「酸素マッサージ」で姿勢を取りやすく
【How to】

(1)二の腕の高い位置から下に向かって、ゆっくり側面を手でもんでいく。

(2)ひじ上で折り返して、スタート地点に戻る。
(3)3セット行ったら、反対側も同様に行う。腕が上がりやすいと感じるはず。

(4)腕を上げて、わきから下に向かって手で力強くもんでいく。

(5)胸の横で折り返して、スタート地点に戻る。
(6)3セット行ったら、反対側も同様に行う。首、肩がラクになることを体感できるはず。
正しい姿勢がとりやすくなる!筋肉疲労を助ける「酸素マッサージ」
座り方にも気を付けよう
正しい座り方ですっきり小顔を手に入れて
【OKな座り方】

(1)と頭は少し後ろに引く
(2)首は緩やかなカーブに
(3)肩も後ろに引く
(4)骨盤を立てる
(5)尿道口辺りが重心。まっすぐに上体を乗せる
(6)肋骨と骨盤を引き離すイメージで。おなかの内側の筋肉を伸ばす
【NGな座り方】

(1)顔だけが前に出ている
(2)首の骨がまっすぐでつまっている
(3)背中が丸まっている
(4)骨盤がねている
(5)前に出たあごは二重あごの原因
(6)肩が内側へ入っている
前傾でなくても猫背は顔を前に突き出すのでNG。うつむく姿勢は、本来緩やかなカーブの首の骨をまっすぐにし、肩こりや頭痛の原因にも。
【脚のポジション次第!骨盤が立つ方法】

こぶしひとつ分の隙間をひざの間にあけ、イスに腰かける。脚を垂直に下ろすと骨盤が立ち、維持もラク。足をそろえたいときはお尻の穴を1度締めると骨盤が自然と立つ。
【NG!内股座り】

内股座りは、骨盤を広げてしまうモト。太ももの内側をねじれさせ筋疲労を起こし、下半身太りの原因にも。
【NG!ガニ股座り】

ガニ股座りも内股座り同様、骨盤を広げる要因。脚の外側へ力がかかるので、筋肉を横に大きく広げる。
あなたの生活習慣は大丈夫?デカ顔を徹底的に改善する正しい姿勢
自分にぴったりのゼロポジ座り
\教えてくれたのは…/

Dr. KAKUKO スポーツクリニック 院長 中村格子先生
なかむらかくこ/整形外科医・医学博士・スポーツドクター。現役臨床整形外科医として25年以上活躍し、トップアスリートのコンディショニングも行う。『医師が教えるゼロポジ座り』(講談社)など著書多数あり。
■高さが調節できないイスやデスクを自分に合わせてカスタマイズ!
【イスが低すぎる場合】

お尻の左右の座骨が乗る大きさの座布団や折り畳んだバスタオルを敷いて、高さを調節。
「お尻の位置が上がるので、股関節の角度が開きやすくなります。腰に隙間がある人は、タオルやクッションで埋めると安定します」
【イスが高すぎる場合】

足が床につかない場合は、足の下に台などを置き、足が浮かないように工夫を。
「足が浮いた状態だと、体を正しく起こすことができないので、足裏を安定させましょう」
【デスクが低すぎる場合】

イスに浅めに座り、ひざから下を内側に入れることで股関節を110度に調整。
「この場合は、前のめりになりやすいので、おなかとデスクの間にクッションなどを挟んでサポート。腰への負担が軽減されます」
■骨盤が倒れやすい人や脚を組みやすい人はエクササイズで改善!
【骨盤が倒れやすい人】

(1)両手を太ももの上に置いて座る。
(2)上体はまっすぐのまま、手を前に滑らせ、腕が伸びた所で止める。
(3)息を吸って、吐きながら、手で太ももを下に押す。太ももとお尻は反発するように上に押し上げて、5呼吸キープ。
【脚を組みやすい人】

脚を組んで座り、左右の脚の内側に力を入れて10秒キープ。脚を組み替えて同様に行う。気づいたときにこまめに行うと効果的。
「内転筋が鍛えられると、脚を組まなくても脚を閉じて座れるようになります」
座りながらできるエクササイズで正しい姿勢へ! 自分にぴったりの“ゼロポジ座り”を発見!
姿勢美人を作るポイント
3つのポイントを意識してスタイルアップ
■丹田に意識を向ける
・“丹田(たんでん)”とはおへその下のあたりで、気力が集まるとされる部分。
・丹田に意識を向けることで、インナーマッスルへのアプローチにも繋がり、自然と姿勢がよくなる効果が期待できる。
・姿勢が悪い方ほど、お腹のチカラが抜けている可能性がある。
・「あっ、姿勢悪いかも」と感じたら、おへそ部分に意識を向けて。
■深呼吸する
・姿勢が悪くなっていると呼吸が浅くなりがち。
・深い呼吸を意識的にするだけで姿勢がよくなる効果が。
・深呼吸をするときは、背筋がピンと伸び自然と姿勢が正される。
・変に「姿勢をよくしよう」と力むよりも、深い呼吸を繰り返そうとする方が自然といい姿勢へと導いてくれる。
・パソコンやスマホを扱っている時間にも、思い立ったら深呼吸をするよう心がけて。
■キャットストレッチをする
・“キャットストレッチ”とは、猫のように背中を伸ばしたり縮めたりする運動のこと。
・四つん這いの姿勢になり、お腹を引き上げながら背中を丸めたあと、肩甲骨から下げるイメージでお腹を床に引きつけながら背中を反る。
・この動作を呼吸に合わせて何回か繰り返すと、自然と背骨が伸びて正しい姿勢をキープしやすくなる。
・オフィスではちょっと難しいので、自宅で習慣にしておくと◎。
普段の生活で気を付けたい姿勢のクセ
スマホや携帯電話を見るときの姿勢にも注意!
【NG姿勢】

特に電車の中などの公共の場で多く見られる姿勢。日々の積み重ねで、たるみや二重あごに!
【OK姿勢】

下を向かないように、スマホや携帯電話は顔の正面で見るように心掛けて。1日に何度も見るからこそ、うつむき姿勢のクセは直すべき!