日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“頭皮と薄毛”について。頭皮にもカビが生えるって…ウソ? ホント? アヴェニュー表参道クリニック院長の佐藤卓士医師にお答えいただきます。

Q:頭皮にもカビが生えるってホント?
見つけた瞬間、思わず鳥肌ものの“カビ”。とくに梅雨特有のジメジメ時期は要注意したいもの。ところが、なんとこのカビ、頭皮にも生えるらしいというウワサが。
さっそく、この疑問を佐藤医師にぶつけてみました! 果たして答えは……?
A:本当
「私たちの皮膚や頭皮の表面、毛穴には、常在菌といって元々細菌やカビが存在しています。この常在菌はバイ菌とは違い、pHを弱酸性に保ったり、病原菌を排除してくれる働きをし、無くてはならない存在です。普段はそれぞれの常在菌が増えすぎず減りすぎず、お互いがバランスを保っていますが、何らかのきっかけでバランスが崩れると、常在菌でカビの一種であるマラセチア菌が増えて悪さをし、“脂漏性皮膚炎”を引き起こしてしまうのです。
さらに、カビに水虫菌が付着して“頭部白癬(しらくも)”という病気が起こるケースもあります」(佐藤医師・以下「」内同)
フケや赤み…こんな症状が出たら要注意
「脂漏性皮膚炎の主な症状は、脂っぽいフケや頭皮の赤み、かゆみなどです。頭部白癬の場合は、フケやカサブタ、脱毛などがみられます。気になる症状が出たら、すぐに皮膚科を受診するようにしましょう」
頭皮のカビの治療は塗り薬が一般的。内服薬や専用シャンプーも
「基本の治療は、カビ(真菌)に効く、“抗真菌薬”の塗り薬が一般的です。かゆみが強い場合には、内服薬として、かゆみを抑制する抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を処方することもあります。
そのほかにも、普段からシャンプーで頭皮を清潔に保つことも大切ですね。シャンプーの中には、抗真菌成分の含まれたものもあるので、医師に相談してみてください」

- コメント(comments)
-
- 最新コメント コメント詳細画面へ>>