実は抜け毛に悩んでいる…という女子、集合~! 今回は、抜け毛対策に効果的なマッサージ方法や抜け毛予防におすすめの食べ物についてまとめました。
【目次】
・女性の抜け毛に多い原因は?
・抜け毛対策には頭皮マッサージがおすすめ!
・抜け毛予防に効果的なシャンプー
・抜け毛予防に効果的な食べ物
女性の抜け毛に多い原因は?
女性の抜け毛の原因はとっても複雑
女性の抜け毛の原因について、抗加齢医学専門医の浜中聡子先生に伺いました。
男性の抜け毛・薄毛に最も多い“男性型脱毛症(AGA)”には、男性ホルモンが関与しています。原因はある程度解明されているため、治療の方針も定まっているそうですが、一方女性の抜け毛や薄毛はというと……?
「女性の抜け毛の原因としては、男性と同じく“髪の成長に関与するホルモンバランスが変化すること”、そして“血流が低下して、毛根に酸素や栄養が届きにくくなること”が考えられます。ただしその背景には、女性ならではのホルモンの変化や、ライフステージの変化が複雑に関係していて、男性のように“これが原因”と特定するのが難しい状態です」(浜中先生)
生理が始まる思春期、妊娠・出産の経験、そして更年期と、女性は一生の間にホルモンがダイナミックに変化します。それにともない一生の間に何度か“髪が抜けやすいタイミング”が存在するそう。さらに、仕事と家庭の両立や家族のケアなど、女性特有の環境ストレスが複雑に絡み合って、抜け毛・薄毛に繋がっているそうです。
女医に訊く#15|女性の抜け毛・薄毛はなぜ起こる?原因を医師が解説
抜け毛が気になり始める年齢は?
抜け毛が始まる年代について、抗加齢医学専門医の浜中聡子先生に伺いました。
一般的に、抜け毛や薄毛が気になり始めるのは、30代後半くらい。まずは髪の質感が変化して、ツヤ感低下やうねりが発生します。そして40代に入ると、“分け目が透ける”“髪を結んだ時に量が減った”“根元がふんわり立ち上がらない”など、目に見える変化を実感する女性が増えています。
「本来抜け毛・薄毛は、加齢とともに発生する自然な現象です。しかし、急激なダイエットをすると、若い世代でも髪がやせ細ってしまいます。また学業や仕事のストレスから薄毛に悩み、10~20代で来院される患者さんもいます」(浜中先生)
若い世代の場合、“ヘアスタイル”が抜け毛に関係しているケースも。
ポニーテールやシニヨンなど、同じ部位の髪に負荷をかけ続けた結果抜け毛に繋がることがあり、美的世代も油断は禁物です。
女医に訊く#15|女性の抜け毛・薄毛はなぜ起こる?原因を医師が解説
抜け毛対策には頭皮マッサージがおすすめ!
指もみマッサージで頭皮のむくみを解消
深脳筋ヘッドセラピストの山本幸恵さんに抜け毛予防に効果的な頭皮のむくみ解消方法をお伺いしました!
STEP1 前頭部をつまみ上げる

まじめな人がこりやすい部分。親指と人さし指を使い、頭皮の基底部を捕らえて約2秒間つまむ。生え際からつむじ手前まで行う。
ここを使う!

STEP2 側頭部を引き上げる

手を開き、頭をつかむことを意識。耳の後ろに 親指、こめかみに小指を置いて、頭皮を捕らえながら頭頂部へ5秒かけて引き上げる。10回。
こう使う!

STEP3 頭頂部をもむ

両手を“4”の形にして、そのまま組む。頭頂部に親指の第2関節を置き、頭皮をしっかりと2秒かけて中央に寄せる。場所を変えながら10回。
ここを使う!

STEP4 耳の後ろをプッシュ

手を握って、人さし指と中指の第2関節を使う。ひじをついて、耳後ろに拳を当て、頭の重みをかけながら周囲をまんべんなくぐりぐり。
ここを使う!

時短で簡単ケア! 頭皮のむくみは“指もみマッサージ”で改善!
血行不良改善が薄毛予防のカギ
基本の3ステップは頭髪全体に有効
頭皮が貧血状態では、髪に必要な栄養が均一に届きません。血行促進のために、副交感神経優位のリラックスタイムにマッサージを。
STEP1 両手を組み、襟足をゆっくりつまむ

両手を組んで、首の後ろに置き、手根で襟足辺りをつまむように、手のひらに力を入れる。気持ちいいと思える圧で、5回繰り返しマッサージ。
STEP2 親指で、第1頸椎から第8頚椎までを刺激

親指の腹で、襟足から伸びている筋のすぐ外側をプッシュ。もみほぐしながら、だんだんと下へ下げ、首のつけ根までマッサージして。
STEP3 肩をすくめて首をローリング

肩をすくめるようにして、首を後ろに倒す。その状態で、首を左右にローリングして、こっている場所をほぐす。オフィスでひと息つくときに。
\特に抜け毛にはこの2ステップをプラス!/
頭皮の血行不良は抜け毛の原因に。カチューシャゾーンとザビエルゾーン(頭頂部)をグリグリと刺激して、頭皮を活性化!
カチューシャゾーンをマッサージ

手をグーにして、第1関節から第2関節をこめかみにセッ ト。手を小さく回しながら、カチューシャをつける生え際部分をまんべんなくほぐして。
ザビエルゾーンをマッサージ

頭のトップを同じ要領でマッサージ。プロのようにマッサージしようとせず、まずはほぐすクセをつけましょう!
抜け毛予防に効果的なシャンプー
抜け毛ケアにはシャンプー習慣を見直すのがおすすめ
抗加齢学専門医の浜中先生に、“自分でできる抜け毛対策”を教えていただきました。
自分でできる抜け毛対策として、“毎日のシャンプー習慣を見直すこと”も重要です。きちんと汚れを落とし、清潔に保つシャンプーは、髪の土台ともいえる“頭皮環境”を整える大切なステップ。
「頭皮の脂っぽさや臭いを気にする方もいますが、“洗いすぎ”には注意が必要です。女性の場合、総じて頭皮がオイリーな方は少ないと言えます。頭皮が乾燥しているのに洗浄力が強いシャンプーを使うと、乾燥やダメージの原因になることも。抜け毛が気になる時は、アミノ酸系洗浄成分を配合した“低刺激のシャンプー”に切り替えるのも一案です」(浜中先生)
シャンプーをするとある程度髪は抜け落ちますが、抜け毛が気になるときはシャンプーしたほうが良いのでしょうか、それとも少し控えたほうが良いのでしょうか。
「頭皮の汚れを落とし、清潔に保つという意味では、汗や皮脂が気になる夏は毎日洗髪して良いと思います。ただし冬場は、頭皮の状態や年齢によって、一日一回もしくは二日に一回の頻度で調整すると良いでしょう」(浜中先生)
“洗った直後”“翌日の朝”“翌日の夕方”、この3つのポイントで頭皮を触ると、自身の“頭皮のべたつき感や汚れの変化”を判断しやすいといいます。いずれにせよ、1日に複数回シャンプーするのは“洗いすぎ”の可能性が高いようです。
女医に訊く#16|薄毛対策に有効な「食べ物」「シャンプー習慣」「病院での治療」
シャンプー中の生え際中心寄せほぐしも抜け毛予防に効果的!

前髪の生え際を囲むように指の腹を密着させ、中心に向かって頭皮を寄せる。指を動かすのではなく、頭皮の地肌をゆっくりと動かすように。頭頂部まで少しずつずらしながら、まんべんなくほぐそう。
法令線も、リフトアップも、顔のむくみも!シャンプーマッサージで顔立ちが変わる!?
ジョンマスターオーガニック S&Mスキャルプシャンプー

頭皮環境改善に着目したスキャルプシリーズのシャンプー。洗浄能力に優れ抗炎症作用のあるユーカリオイルや、抜け毛予防や収斂作用のあるシモツケソウなどが頭皮を清潔に保ちます。また、スペアミント・ペパーミントがすっきりとした爽快感とともに頭皮を心地よく刺激。■236ml ¥2,415
アヴェダ インヴァティ アドバンス エクスフォリエイティング シャンプー&ヘアデンス コンディショナー

自然界由来成分98%以上の、人気シリーズが大進化! 17年にわたる頭皮と植物の研究、そして5年の開発期間を経てパワーアップ。植物由来の洗浄成分で皮脂や汚れを取り除き、頭皮の環境を整えます。■シャンプー 200ml ¥3,300/コンディショナー 194ml ¥3,700
アヴェダ インヴァティ アドバンス エクスフォリエイティング シャンプー&ヘアデンス コンディショナー
抜け毛予防に効果的な食べ物
女性ホルモン維持に必要な食べ物
20代後半をピークに、30代から減少の一途をたどる卵胞ホルモン「エストロゲン」。さまざな要因で減り、薄毛・抜け毛の原因に。女性ホルモンの維持に効果的な食材を『たべかた』代表・管理栄養士の板橋里麻さんに伺いました。
\エストロゲンを増やすには大豆イソフラボン!/

「植物性エストロゲン」と呼ばれる程、分子構造が似ているイソフラボン。「納豆や豆腐、豆乳などを食事にぜひ組み込んで」(板橋さん)
血行不良を改善する食べ物
体が冷えていると、頭皮まで血流が届かず、老化させてしまうことから、体全体を温めることはとても大事。体を温めて、血行を促進する食材を『たべかた』代表・管理栄養士板橋里麻さんに伺いました。
「食事においても、冷たいものは極力とらず、血流促進する食材を選んで。また、アボカドやナッツ類などの“ビタミンE”や根菜類も冷え症解消に効果的です」(板橋さん)

【アボカド】
“食べる美容液”“森のバター”と呼ばれる美容食材。ビタミンEなど抗酸化成分を豊富に含み、血液サラサラ効果や血流促進作用が高い。
【ナッツ類】
ナッツ類は、血液をサラサラにするリノール酸やオレイン酸などビタミンEが豊富。クルミのポリフェノールは、熱を加えると倍増するので、煎ったクルミを食べて。また、カシューナッツは、髪を育む亜鉛が豊富。
【みそ汁+しょうが】
根菜類のたっぷり入った豚汁は、体を温める効果抜群。また、毎朝飲むみそ汁に、しょうがのすり下ろしを加えるだけでも、血流促進効果が倍増するので習慣にしたい!
【しょうが】
体を温める食材No.1。しょうがの主成分は“ジンゲロール”。これは乾燥・加熱すると、さらに効果を発揮。おやつ代わりにドライしょうがや、紅茶にしょうがを絞るのもおすすめ。
【1杯のオリーブオイル】
ビタミンEの中でも強力な抗酸化効果をもつ“αトコフェロール”が豊富。血中コレステロールを酸化から守って、血液サラサラに。毎日スプーン1杯を食せば、血流促進!
【コーヒー+シナモン】
体を冷やすといわれるコーヒーも、温め食材・シナモンと組み合わせればバッチリ。シナモンに含まれる“桂皮エキス”は、毛細血管を修復&拡張させ、血流をアップしてくれます。
【にんにく】
にんにくのニオイ成分“アリシン”は、造血作用&血流促進効果に優れ、さらに、糖を体内で燃やしやすくしてエネルギー代謝をアップする効果も。
髪と頭皮を健康にする食べ物
体を温めて、血行を促進する食材を『たべかた』代表・管理栄養士の板橋里麻さんとヘアサロン『ZACC』代表 高橋和義さんに伺いました。

大豆イソフラボンで女性ホルモンを補うと共に、気をつけたいのが腸内環境。「乳酸菌や食物繊維を積極的にとることが重要。また、肝臓と髪は密接な関係があり、お酒の飲みすぎで肝機能を下げないことが大切です」(板橋さん)、「鉄分や亜鉛など、髪の栄養になるものを意識して食べましょう」(高橋さん)
乳酸菌+食物繊維で腸内環境を整える
どちらかひとつより、“乳酸菌+食物繊維”で食べると最強。繊維が乳酸菌のエサとなり、パワーが増大。「漬け物+玄米、納豆+ほうれん草、ヨーグルト+フルーツが◎」(板橋さん)
髪や頭皮を健康にする食品をとる
髪の栄養となる、鉄分や亜鉛はたくさんとって。「ほうれん草やヒジキ、赤身の肉や魚は特に鉄分多め。固くなった頭皮の血流を促し、栄養を行き渡らせます。髪の材料となるたんぱく質も忘れずに」(板橋さん)
*価格は税抜きです。