全然太っていないつもりなのに、なぜか下半身だけがおデブ…と悩んでいませんか?
以前は、ダイエットというと単に体重を落とすことだけに特化した方法が多く見られましたが、最近は「キレイに痩せる」ことに比重が移ってきています。今回は、下半身にスポットを当てて原因と対処についてご紹介します。
◆体育会系の下半身デブ
スポーツをしている方に見られる下半身デブは、筋肉の付き方が原因の場合が多いです。
スポーツをやっている以上、脚が太くなることはある程度仕方がないとしても、特に太ももの前の部分だけが太いケースが見られます。
これは、走る際に使う筋肉の片寄りが原因。
重心を中心から後ろにして前足で地面をつかむように走ると太もものの前の部分だけが発達してしまうのだとか。
胸を張り重心を中心より少し前にして地面を後ろに蹴るように走るとバランスの良い形になりますよ。
さらに、前太もものストレッチを併用すると改善できます。
◆産後に多い下半身デブ
出産後の人に多く見られるのは、お尻の側面の部分が広がるように大きくなっています。
これは、骨盤の開きや、足の骨の付け根のズレが原因でおこります。
特に出産では、急激に増えた体重を支えたり、お子さん出産のために骨盤が開いてしまい、ズレが生じてしまうのです。
対処方法として、骨盤の柔軟性を高め元に戻していきましょう。
お尻の脇の足の付け根を手で押さえながら左右に体を揺らしたり、脚の付け根をマッサージしながら開脚前屈をすると効果がありますよ。
◆ダイエットで下半身デブ
ダイエットをしたら下半身デブになったという方も少なくありません。体重は落ちたにも関わらず下半身は太ってしまうのです。
これは、ダイエットの栄養の取り方に課題がある場合が多いです。
特にタンパク質を摂らずにダイエットすると、筋肉の維持ができなくなります。
確かに筋肉が落ちることで体重は落ちますが、下半身にたまった水分や老廃物を重力に逆らって循環させるポンプ役の筋肉も同時に落ちてしまい、下半身デブに繋がるのです。
日が浅いようでしたら、食べ物ののバランスを見直し、歩いたりリンパマッサージをすることで改善していきましょう。
◆下半身のセルライト
太ももについている脂肪を引っ張ってみると、なめらかではなくデコボコになってしまっている方がいるのではないでしょうか?
これは、体の老廃物と脂肪が一緒になり、代謝されにくいセルライトとなって溜まってしまっている状態です。
セルライトができてしまっている下半身デブの方の原因は、栄養の片寄りや、座り仕事が長い方で、老廃物を上半身に循環して代謝できないから。
ここまで来てしまったら食事のバランスの見直しだけでは足りず、血行の促進に加え、セルライトが分解されやすいように、マッサージをすると効果が現れます。
◆お尻が垂れる下半身デブ
脚が特別太いわけでもなく、お尻が横に広がっているわけでもないのに、お尻に脂肪が付いて垂れ下がってしまっている方は、あまり体を動かさない方に多くみられます。
お尻の筋肉が足りていないか、固く凝り固まってしまっていることが原因の場合が多いのだとか。
こういった方は、ストレッチをしてお尻の筋肉を伸ばしましょう。
背筋を伸ばして胸を張った状態で、背伸びをするようなストレッチや、アグラをかいて座った状態で、片方の足を反対側の足の奥に立ててお尻の筋肉を伸ばすストレッチを行うと効果がありますよ。
いかがでしたか?
今回下半身デブをテーマに、タイプ別の対処についてご紹介しました。
実際は骨盤が原因のケースと、筋力不足が原因のケースが多く見受けられるようです。
自分のタイプを的確に理解して対応すれば、より美しい形へ生まれ変わることもできますよ。
ぜひ参考にしてそれぞれにあった下半身ダイエットを行ってくださいね。(エディタ(Editor):dutyadmin)

