前編で、日本においてはセックスレス夫婦の割合は40%以上にいたり、セックスレスの問題は決してめずらしいことではない、とお伝えしました。
そして前回は生活の中で自然に取り入れやすい、セックスレス解消にむけた2つのアプローチについてご紹介しましたね。後編ではそれらに続く3つの方法について触れていきたいと思います。
◆アプローチ3・香りの力を取り入れる
香りは記憶や感情を刺激する力を持つと言われています。セックスレスの悩みにも香りの力を取り入れてみましょう。
こちらでオススメするのは強く残るような香りではなく、生活の中にとけこむ淡い香り、普段とは少しだけ違うことを感じさせるような甘く、やさしい香りです。
具体的には好きな香りのするお気に入りのブランドやメーカーのヘアケアアイテム(ヘアトリートメント・ヘアマスク・ヘアパックなど)を自分専用として継続して使用するのがイチオシ策です。
髪の毛にまとった香りは、お風呂から出た後も髪が揺れるたびに自然な形で残ります。「自分専用」にすることで、「家の中にいても妻の近くにいくといい香りがするな」と思わせることができるでしょう。
◆アプローチ4・あおらず、せまらず、少しだけ距離を作ってみる
気分が乗っていない夫にこちらから迫ることをしばらくやめてみるのも1つの対策です。「手を伸ばせば自分はいつでもできる」という空気を少しだけ距離を作ることで変えてみましょう。
あおったりせまったりしないで、時には相手が手を伸ばしたくなるまで待っていてあげる、というスタンスも大切です。
「最近、妻が全然誘ってこないな。どうしたのかな」と気になり始め、夫の方から誘ってきた時は素直に誘いに乗りましょう。男性は女性が思っているより繊細で、誘っているのに断られると、かなり傷つくという方が多いですよ。
◆アプローチ5・「セックスだけじゃない!うちは会話もレス状態だ!」というかたは「アイメッセージ」で語りかけて!
セックスどころか夫婦間の会話すらない、と悩まれている方は是非「アイメッセージ」でご主人に語りかけるところから始めてみて下さい。
「アイメッセージ」とは、「私はこう思っている」「私はこう感じている」というように、「私は」から始める話し方のことです。「アイ」は自分・私という意味の「I」です。
会話がなくなってしまったのは、お互いに「どうせこの人に話したところで疲れる回答が返ってくるだけだからやめよう」「こっちの話を聞く気がない人に話をしたくない」と少しずつ溝ができてしまったことも原因となっていませんか?
夫婦間の仲がよく、コミュニケーションがとれていれば、子どもを含めた家族全体も上手くいくことが多いですね。
絶望的に思える会話レス状態でも「なんとかしたい!」と、どちらかが真剣に悩んでいれば解決の糸口も見つけられるはずです。そのひとつの方法として「アイメッセージ」をオススメします。
「私はあなたといる時間が少なくてさびしいと思っているよ」
「私はこれからもあなたと仲良くやっていきたい」
このように自分の気持ちを伝えるだけで十分です。
押し付けや何かの強制、相手のことを責める言葉でもなく、ただふんわりとあなたの思いを語るだけで少しずつ関係性も改善にむかうことが多くあります。
「アイメッセージ」を話すときに気をつけたいのは
1.相手の反応に期待しないこと
2.予想外の言葉や反応が返ってきても、相手を責めないこと
上記の2点です。とくに最初のうちは、自分が望んでいるような相手の反応を期待してしまうものです。
無視されたり、いい反応が返ってこないと、何故か自分が負けたような悔しさを感じることもあるでしょう。そうした期待はずれの反応に腹が立ち、相手を責めてしまっては会話は成立しません。
少々時間がかかる方法かもしれませんが、数ヶ月というロングスパンで、相手の反応に関わらず自分の気持ちを表現していってみて下さい。
いかがでしょうか?
育児をしながらセックスレスの状態を迎えると「私が太ったせい?」「女としての魅力がなくなったから?」と自分のことをつい責めがちです。
ただでさえレスの時期はつらく、苦しいものです。自分を責めず、必ず出口はみつかると信じて「セックスレス」という悩みに腰をすえて根気強く向き合ってみましょうね。
苦しくなった時は、たったひとりの「妻」という存在にあなたはご主人から選ばれたということを思い出しましょう!(エディタ(Editor):dutyadmin)

