笑ったときに見える白くて美しい歯って、それだけで清潔感が感じられて印象が良くなりますよね。歯科医院でのホワイト二ングや、自宅での歯磨きケアなど、汚れてしまった歯を白くしたり、白い歯を維持する方法は色々とあります。今回は、歯科衛生士の高橋裕美さんに、オフィスホワイトニングとホームホワイト二ングの違いや、研磨剤入りでホワイトニング効果が期待できるおすすめ美白歯磨き粉ランキングTOP3、そして白い歯を維持するために気をつけるべきことなどを伺いました。
【目次】
・“オフィスホワイトニング”と“ホームホワイトニング”ってどう違う?
・研磨剤入りが効果大?市販の美白歯磨き粉を使うときに気をつけるべきこと
・歯科衛生士がセレクト!おすすめ美白歯磨き粉TOP3
・白い歯を維持するためには…
“オフィスホワイトニング”と“ホームホワイトニング”ってどう違う?
歯科医院のホワイトニングには、“オフィスホワイト二ング”と“ホームホワイトニング”がありますが、何が違うのでしょうか。高橋さんに聞いてみました。
■オフィスホワイトニング
歯科医師と歯科衛生士のみ施術が行えるホワイトニングで、歯の色素を分解する“過酸化水素”という強い成分が入った薬剤を歯に塗ったあと、光を当てていきます。
■ホームホワイトニング
患者自身が自宅で行うホワイトニングです。歯科医院で歯の型をとって専用のマウスピースを作り、そのマウスピースに“過酸化尿素”という成分が入った薬剤を注入します。それを毎日一定時間、歯に装着してホワイトニングしていくものです。オフィスホワイトニングで使う薬剤よりはマイルドなものを使用します。
どちらも保険適用外で多少費用はかかりますが、歯科医療従事者が実施、指導するので、“ホワイトニングに適さない歯がある場合は先に治療を優先できる”、“効果的で強い薬剤を使用できる”、そして何より“安全”といったメリットがあります。
「このほか、最近は、サロンで行う“
研磨剤入りが効果大?市販の美白歯磨き粉を使うときに気をつけるべきこと
市販でも、“ホワイトニング”と表記されている練り歯磨き粉などはありますが、それを使っても歯そのものを白くする効果は期待できないそうです。
「でも、着色や汚れを落としてくれる“研磨剤”が含まれているもの、そして、汚れを浮かび上がらせて落としてくれる“ポリエチレングリコール”や“ポリリン酸ナトリウム”といった成分が含まれているものであれば、歯の表面についている汚れや着色汚れなどは落とすことができ、黄ばみを防ぐこともできます」
研磨剤の種類は、粒子の細かいものから粗いものまでたくさんあるとのこと。
「粒子が粗ければ粗いほど汚れは取れやすいのですが、歯の表面を傷つけ、逆に汚れがつきやすくなってしまう可能性も。歯のことを思うなら、“低研磨”と表記された粒子の細かいものを選んだり、毎日ではなく週に2〜3回、商品によっては1回にするなど、使う頻度に気をつけるとよいでしょう」
歯科衛生士がセレクト!おすすめ美白歯磨き粉TOP3
高橋さんに、ご自身も愛用しているというおすすめ美白歯磨き粉TOP3を教えてもらいました。どれも歯科医院取り扱い商品ですが、最近ではインターネットやバラエティショップでも買えるようになっています。
■3位:ライオン ブリリアント モア

全2種(写真は高橋さんおすすめの“アプリコットミント”)90g ¥950(編集部調べ)
“ピロリン酸ナトリウム”がイオンの力で歯の表面からステインを浮き上がらせ、ブラッシング&ハミガキの働きでステインをすっきり落としてくれる美白歯磨剤。粒子が粗めなので着色をとる効果に優れていますが、傷がつきやすいので、使うのは週に1回程度がおすすめ。特に紅茶など着色しやすいものを飲食した後に使うと効果的です。フレッシュスペアミントとアプリコットミントの2つの香味。
■2位:GC ルシェロ歯みがきペースト ホワイト

100g ¥1,500(編集部調べ)
高濃度に配合したLime粒子(清掃剤)と薬用成分“ポリエチレングリコール(PEG)400”によりステインを効果的に除去してくれる歯磨き粉。フッ素の濃度も他と比べて950ppmと高く、歯質の再石灰化を促進し、虫歯の発生と進行を予防。ナノサイズの研磨剤が含まれているので、歯を傷つけることなく、汚れを浮かび上がらせてキレイにすることができます。
■1位:オーラルケア アパガードリナメル

120g ¥3,150(編集部調べ)
ナノ粒子の薬用“ハイドロキシアパタイト”が、ドラッグストアなどで売っている歯磨き粉の2倍入っていて、虫歯を予防しながら歯を白く丈夫にしてくれる薬用歯磨き剤。こちらも研磨剤の粒子が細かく、歯に傷がつきにいところが◎。
白い歯を維持するためには…
まず、歯に着色汚れが残らないようにする習慣が大切です。カレーや赤ワイン、コーヒー、紅茶、中国茶(プーアル茶)など、着色しやすいものを食べたり飲んだりした後は、すぐに歯を磨くようにしましょう。
「歯磨きは、歯を傷つけるくらいにガシガシ磨きさえしなければ、1日に磨く回数は多くても大丈夫です。朝や外出先ではササッとで良いですが、夜の歯磨きは特に丁寧に行いましょう。フロスなどの補助器具を使うとよりキレイな歯を維持できます」
また、歯が潤っていると汚れやステインもつきにくくなるので、水をなるべく多く飲むことも大切とのこと。口呼吸は乾燥を招きやすいそうなので、気をつけましょう。
「そのほか、歯ならびが悪かったり、歯の表面に傷がついていると汚れや着色がつきやすくなるので、そういったところから改善することも大切です」
美白歯磨き粉などのホワイトニングアイテムを使うことはもちろん、常日頃から、口の中の環境をキレイに保つように気をつけることが、白い歯を維持することにつながるということですね。
<お話を伺ったのは…>

高橋裕美・・・歯科衛生士/ICHM・REPs公認フェイスエクササイズインストラクター。井荻歯科医院勤務。“口元から健康でキレイ”をモットーに、クリニックでの勤務の他、セミナー講師や執筆業など多方面で活動中。
*価格はすべて税抜きです。